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表題作初恋猫のお嫁入り

犬塚隼人・犬猿の仲だが雪を助けてくれたヤマイヌ族
猫野雪・花嫁さがしに来たヤマネコ族の獣人

その他の収録作品

  • あとがき

あらすじ

獣人・ヤマネコ族の猫野雪は、花嫁となる番(つがい)を探して人間の世界にやってきた。
しかし、ヤマネコ族と仲が悪いヤマイヌ族に襲われかけ、犬塚隼人と名乗る青年に助けられる。
ヤマイヌ族の隼人はいつも怒ったような顔をしていたが、温かないい匂いがした。
発情期が来ていない雪はその匂いの意味が分からなかったが、
神の使いであるキツネ族の狐森朧と知り合うと、隼人は雪へ「朧に会うな」と言ってきて!?

作品情報

作品名
初恋猫のお嫁入り
著者
櫛野ゆい 
イラスト
Ciel 
媒体
小説
出版社
白泉社
レーベル
花丸文庫
発売日
ISBN
9784592877196
3.5

(39)

(7)

萌々

(16)

(10)

中立

(5)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
7
得点
134
評価数
39
平均
3.5 / 5
神率
17.9%

レビュー投稿数7

もふっとしたくってしょうがない!!!

花嫁ものはあまり好きではないのですが、Ciel先生おっかけでつい購入。
案の定、花嫁シーンで 萌え萌えだった気分が ↓ してしまったので
萌より萌2.
耳しっぽのラブリーさ だけだったら神なんだけど。
もふ好きな方には素敵なんじゃないでしょうか?

1.Ciel先生の絵のお話
カラー口絵なし。
いたしているところは2か所、
攻めさん(ヤマイヌ)にお手伝いいただいて
受けさん(ヤマネコ)半泣きの絵が1。
後は通常シーン。この半泣きになってるのが一番かわいかったかな。。。
どうにもこうにも耳あり攻めさんが違和感あって。
けも耳ない純粋人型の攻めさんの方が断然格好いい と思うのだけどな。

2.お話
何が好きって 耳、しっぽ、肉球の記述の愛らしさ!!!!!
萌えたー
ひらひらと花びらおちてきたら ついちょっかい出しそうになっちゃう とか
前足でむぎゅむぎゅ ふみふみしたい とか
もう もふもふ全開!
あと攻めさん(ヤマイヌ)が、寡黙なタイプなのに、
耳、しっぽがめちゃ雄弁なのがたまんないー
私も読みながら ぶんぶんしっぽ振ってる気分(笑)でした。

最後の方がちょっと好きではないシーン(花嫁ものなのでしょがないが)
だったので、少しだれちゃったのですが
もふもふシーンにとっても萌えました。

あと、何もかも初めてな受けさんが 
感じまくってますというシーンは、どピンク な印象です(笑)
イノセント受け好きな方にもよいかも。 でした。
両想いになるまで耐えてた攻めさんは ほんとよく頑張りました賞 です。

0

読み返しての評価は萌え萌えです

大好きなケモミミ&花嫁モノで、書かれたのが好きな櫛野さんなので、何度か読み返した作品です。
毎回、ヤマネコ族の雪はウブで可愛いし、ヤマイヌ族の隼人は不器用でカッコイイしで、異種族間恋愛に萌えます。

獣人族の雪達は、発情期になると匂いで番が分かります。だから、隼人はすぐに雪が相手だと分かるんだけど、雪は自慰もしたことのないお子ちゃまだったので、2人は遠回りのすれ違いでなかなかくっ付かなくて、読んでてジレジレします。でも、無垢な雪に振り回されて戸惑う隼人に同情しつつ、微笑ましくなります。
途中、隼人のライバルが登場して2人はもうダメかも…という場面もあるけど、雪の愛情が勝って、無事にハッピーエンドです。こういう王道なハッピーエンドが好きなので、満足な結末に安心して読めます。
一つだけ不満があるのは、イラストの雪がイメージと違うことです。ウブで無垢な雪は、もっと可愛い絵の方が合うのに…と思ってしまいます。(でも、Cielさんの綺麗な絵は大好きです)

2

イラストはもう少し可愛い方がイメージ

モフモフにはまったく萌えない残念体質なのですが、このお話はすごーく可愛かったです。
アホ子でない頑張り屋な受けは、やはり読みやすくて良いですね。

*********************
真っ白な毛並みは体が弱く生まれると言われる、ヤマネコ族の雪が受け。
成人した18歳になっても発情期がこないことに悩み、番(つがい)を探しに里を飛び出してきました。

攻めの隼人はヤマイヌ族の青年で、恩人の北山(人間)の秘書。
ヤマイヌと人間のハーフで、混血は普通の獣人よりも力が強いと言われています。
*********************

獣人は、発情期を迎えると相手との相性が匂いで判断できるようになります。(便利だ)
その中には特に良い相性と言われる終の番という相手もいるのですが、巡り会えるのはとても低い確率。
実は隼人と雪は終の番なのですが、未熟な雪にはそれがわからず、隼人はそんな雪を見守るスタンスをとっています。
それは雪が同族の雌を探しているからなので…

隼人は無口で表情も乏しいのですが雪へとても優しく手を差し伸べてくれていて、雪はそんな隼人を心地良く思うのは始め恋心だと気づきません。
隼人の方は、すぐに終の番が雪だということはわかっていたのですが、雪の気持ちを汲んで徐々に距離をとり始めたことが雪に隼人への気持ちを自覚させたのですから結果オーライですね。
途中、当て馬さんがかなり無理矢理ことを進めようとして来ますが、彼自身本当の悪党ではないので安心して読み進めることが出来ます。
全体的にとてもほのぼの。
それはストーリーというよりも、このカップルのキャラクターのお陰と言えそうです。
疲れていてもスルスル読めて、癒し系の作品でした。
萌×2よりの萌です。

1

猫ちゃんかわゆい本

表紙で受けが花嫁衣裳着てたんで地雷でヤバそうだったんですが獣人につられて購入

さぁ~もふもふかかってこい!!
受け猫ちゃん両親死んでて村でいじめられてる可哀想な子かと思ったら案外みんなに心配されて愛されてるじゃねーかぁ(>_<)悲壮感なく進行→

受けと攻めのすれ違いっていうのが運命の相手の受けの匂いがついていた女の子を嗅いでいた攻めをみた受けちゃんが勘違いしちゃうという(初めは別方向に)

受けちゃんは発情期が来たことがないから運命の相手の攻めがわからないんですねぇ~
自慰を教えてあげるシーンは萌萌
狐族の当て馬も出てきて受けちゃん奪われるんですがこの展開、変に余計に感じてしまった

最後花嫁衣裳きてー…は好みじゃないんですが(昔は好きだったのに)甘々でえっちぃかったですよ♪

受けちゃんの喘ぎも今までなかった可愛らしさで犬特有のコブも良しっ!!

☆☆☆か迷ったんだけど後日談が可愛らしかったのともふもふが可愛かったので
花嫁ともふもふが好きな人は読んで正解なんじゃないかな

2

にゃぁぅ、んにゃぁぁ・・・激萌え!

ああ~ダメダメこの設定は罪な程個人的にドストライクで受けの雪ちゃんが
攻めの隼の胸に甘えたふみふみ行動する姿なんか、激萌えしちゃって唸ります。
内容的には獣人化系で、ヤマネコ、ヤマイヌ、狐に狸、色んな種族が出てくる
ファンタジーで、主役がヤマネコ族の雪ちゃんで、一族の中でも突然変異で
真っ白な毛を持ち、そのせいで変化する能力も低く、成人しても身体も小さく
ひ弱さんで、月が満ちて、18才になっても発情期を迎えない未成熟ちゃん。

両親を早くに亡くし、たった一人の身内だった一族でも力のあった祖母も亡くなり、
雪は一族の長老たちにひ弱ゆえに保護されて来たが、成人した事で一族に早く
認めてもらいたい一心で人間界へ番を探しに出る話なのです。

夢は終の番と結婚し早く自分の家族を持つことなのですが、実は成人したのに、
発情期もまだなのに、番を探す為に里を出た無謀さんでもあります。
一族でも珍しい白い毛が、同じ年頃のヤマネコには仲間外れや笑われてしまうことで、
身寄りの無い雪はそんなみんなに早く番を見つけて求めてもらいたいと言う健気さん。

そんな雪が初対面で番を申し込むのですが、相手には可愛いで終わられる感じで、
そこにヤマイヌ族の隼が現れ、終の番を見つけたと言われ、自分が先に申し込みをした
相手の事だと気がつき、隼の強面の容貌に恐れ逃げ出してしまう。
しかし、その日から番探しに行く店で何度も不機嫌顔の隼人と出くわし、
自分の終の番に声をかけた事で怒っていると思い込む雪。

その日も雪を呼ぶ隼人に怯え逃げ出して迷い込んだ場所で今では犬猿の仲の
別のヤマイヌ達に見つかりリンチまがいの暴行を受けてしまうが、
そこへ隼人がやって来て助け出したことから二人の恋は始まります。

初めは怯えていた雪が次第に隼人に懐き尊敬し、発情期も自慰すらした事が無い雪は
隼人に教えを乞うと言う無垢さです。
発情期になると終の番の匂いで相手が解る為に隼人には雪が相手だと解っていても、
雪がヤマネコ族の雌と番になり、子供を作って家族が欲しいのだと言う望みを知り、
忠犬ワンコさながら、己の気持ちを封印して雪の為に手を尽くす姿は一途です。

何も知らない解らない無垢ってある意味罪なのよねと隼人に同情しちゃいます。
それでも隼人に自慰の仕方を教わり発情期が来る予感の時期にキツネさんが
雪にアプローチを仕掛けてきたりと、番探しが混迷していく展開です。
不器用な忠犬ワンコと誤解したままの無垢なヤマネコ雪ちゃん、
種族や同性同士と言う困難を越え、終の番と幸せになることが出来るのかと言う
ストーリーはもふもふ萌えが沢山詰まっていました。
ファンタジーファンタジーし過ぎていて苦手な人もいるかもと思うけれど、
個人的にはかなり萌えツボ刺激されて楽しめる1冊で大好きです。

6

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