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表題作夜伽恋情

燈真22・太守の一等補佐官5人中で最年少補佐官
春怜25・親戚の借金で太守に買われた地方役人

その他の収録作品

  • あとがき

あらすじ

借金を贖うため太守に身売りをすることになった春怜。しかし夜伽の指南役として現れたのは、幼い頃剣の腕を競った幼馴染の燈真だった。羞恥に耐え忍びながら、春怜はかつての親友の前で足を開くことになり…。

作品情報

作品名
夜伽恋情
著者
鴇六連 
イラスト
緒田涼歌 
媒体
小説
出版社
KADOKAWA
レーベル
角川ルビー文庫
発売日
ISBN
9784041010648
3.7

(27)

(7)

萌々

(11)

(6)

中立

(1)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
7
得点
98
評価数
27
平均
3.7 / 5
神率
25.9%

レビュー投稿数7

ボス、ファインプレー!

中華風ファンタジー、幼なじみの恋。
無敵豪傑、夜も豪傑のボスの指示により、
攻めが受けを「男を受け入れられるように」手ほどきするのだが、その相手は離れ離れになっていた初恋の相手だった…!

一体どこまで燈真が自分の気持ちを抑え込むのか、
天繕への忠誠心との兼ね合いがどう展開されていくのかハラハラしていたのを、良い意味で裏切ってくれた天繕様!!
ボス、ファインプレー!
こういう展開は救われます。
ただひたすらに春怜を想って強くなった燈真。
夜事に手馴れた風なのは天繕の教育の賜物で、
なんと童貞くんだったのも後味最高です!

0

夜伽指南の切なさよ( ☆∀☆)

主君のために好きな人に夜伽の指南役をしなくてはならない攻め様!!
なんて心踊る設定( ☆∀☆)


受け様の春怜は、家族を守る為、借金を肩代わりしてくれた城郭都市の太守の側使えとして赴くことに。

攻め様の燈真は、春怜の幼馴染。
心の支えでもある春怜に見合う男になるため、一人城郭都市へ行き、立身出世して今や太守の補佐官。

太守より夜伽の指南役を仰せつかり、迎えた相手は、ずっと想い続けていた春怜。

春怜もまた、ずっと音沙汰がなく心配していた燈真が目の前に現れびっくり。
しかも、ただの側使えだと思っていたのに夜伽だと聞かされ、その指南役が燈真だというし。

春怜を故郷に帰らせたくて、あえて冷徹に徹する燈真。
指南後1度目は、身体拭いてくれた燈真が、2度目は拭いてくれなくて悲しんでる春怜に、いやいや今頃ダッシュでトイレかお風呂に向かってるから!理性保てないだけだから!とフォローしてあげたかった(#^.^#)

太守への恩と春怜への想いの間で苦悩する燈真。
いいわ〜そんな攻め様の姿( ☆∀☆)

燈真の出世の邪魔はしたくない、と自ら太守の元へ向かう春怜の決意もいい(≧▽≦)

慌てて駆けつけた燈真と太守の前で言い合ってるけど、それ見てる側からしたらただの痴話喧嘩ですから。
朴念仁だった燈真の必死な姿を見れて満足だったのでしょうね、太守は。

まるで大岡裁きのような太守のやり方に、おぉっ素晴らしいですね、さすがですね、と拍手ものでした。
太守にかわいがられていたんだね、燈真。


あとがきでの、先生の妄想に笑ってしまいました。


イラストは緒田涼歌先生。
しっとり涼やかなイラストがピッタリでした。









1

世界観を楽しめるお話

城郭都市という、堅固な要塞都市でありながら華やかな不夜城でもある街を舞台として繰り広げられる、幼馴染みの恋。

受けを金で買った相手の、腹心の部下(第一補佐官)が六年間会ってなかった幼馴染みの攻めだった……という、いわゆる再会モノ。
萌えポイントは、“仕事”として夜伽指南をされる無理矢理感(心情的にキツいだけで酷いことはされない)と、それをする攻めの無情さ、そしてそんな攻めの気持ちがわからない受けの苦悩、だと思います。
それが後半明らかになって、さあどうする?!というところにわくわく感。

ただ、個人的にマイナス要素であったのは、冒頭でいきなり攻めの心情がバラされていること。
その後しばらく受け視点で話が進み、攻めが何を考えているのかわからず悩み苦しむ描写となるのですが、冒頭部でネタバレされているので受けの苦悩にはさほど同調できず……。攻めのターンになってからようやく、攻めと一緒に切なさを味わえたような感じでした。
久々に再会した幼馴染み同士、二人とも様子が変わってしまっているし、状況も状況なのでお互い心を隠して役目を果たすしかない……という切ない要素盛々の設定なので、攻めが何を考えているのかわからない方が盛り上がって読めたかな、と少し残念な気持ちになったので「萌」評価で。

とはいえ、身売りの話なのに、安易な勧善懲悪的展開にも、胸糞悪い展開にもならなかったところは個人的にすごく嬉しかった。
また受けもなよなよしてない凛とした美人で、攻めも無口無表情で仕事に忠実、優秀なタイプと、絵に描いたような美男美女なのもストーリーに合っているように思いました。
また、作中に出てくる詩を踏まえた(石楠花から滴り落ちた夕露の)シーンなどはとても印象的です。

0

ワンコの純愛成就物

あらすじだけ読むとやらしい雰囲気ムンムンですが、蓋を開けてみると切ない純愛物でした。
他の方がレビューされているように、情景描写がとても巧みで、美しい街並みの様子が目に浮かぶようでした。
当初は自分の責務を果たすため冷静に努めようとしていた攻めが、最終的にはお預けくらってる駄々っ子なワンコのようになってて可愛らしかったです。
息抜きに2人で初めて街に出てお酒を交わしながら久しぶりに和やかに昔を思い出してた時に気付いたら攻めと太ももがくっついてて。。ってところが一番萌えました。
太守いいヤツ過ぎだろ!って感じでしたが、ハッピーエンドで良かった良かった☆

1

文章に惚れた!

とある国の城郭都市でキレ者の補佐官として働く燈真と、彼の主である太守の愛妾になるべく城郭都市へとやってきた春怜。幼馴染二人の運命的な再会から始まる怒涛の日々を描いた中華風ファンタジー作品です。

鴇六連さん、初読みの作家さんでした。筆致が心地よいというのか読みやすというのか、この方の書く文章に惚れました!中華風ファンタジーの世界を壊すことのない言葉のチョイスも然ることながら(カタカナが一つも出て来なかった…素晴らしい)、丁寧な風景の描写がとても色彩豊かで目に浮かぶようでした。セリフ回しも過度にならず雰囲気たっぷりで、最後まで世界観に浸ることができました。

受視点:攻視点=7:3ぐらいの分量で書かれています。愛妾に育てるための指南と称して燈真は春怜に夜伽テクを施していくのですが、それ以外のシーンの二人はぎこちないながらも幼馴染の距離感が感じられるさっぱりした関係なのが非常に良かったです。もちろん、萌えも沢山ありました。

また、BL展開にありがちな「誤解が最後の最後まで誤解のまま」じゃないのも嬉しかったです。ちゃんと会話して相手を理解しようとする二人に和みました。個人的に寡黙でムッツリな攻が好きなので、悶々としている燈真にニヤニヤしました。

二人の周囲のキャラクターも素敵な人達が多く続編を読みたいと思いました。二人のその後が気になります。

3

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