どうせ撮るなら、久米田さんとデートしてるとこ撮ればいいのに。

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表題作ここだけの話

久米田宏,アナウンサー30才
柿崎透,アイドル,26才

その他の収録作品

  • くめさんぽ!(描き下ろし)
  • カバー下2p後日談&あとがき

あらすじ

人気アイドル柿ピーこと柿崎透は、NY帰りのアナウンサー久米田と新番組で共演することになり――?! こめりが描くヒミツの業界ラブv

作品情報

作品名
ここだけの話
著者
こめり 
媒体
漫画(コミック)
出版社
東京漫画社
レーベル
MARBLE COMICS
発売日
ISBN
9784864421300
3.8

(50)

(16)

萌々

(17)

(12)

中立

(3)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
9
得点
187
評価数
50
平均
3.8 / 5
神率
32%

レビュー投稿数9

出てくるキャラが皆んな愛おしいv

嫌な奴が出てこない!
当たり前だけど、
メインの二人が一番愛おしいv

アナウンサーとアイドルという
同じようで全く違う二人が、
出逢って、惹かれあって、
そして仲を深めていくという。
無さそうなお話なのだけれども、
ちょっとリアルな感じもして、
なんかこう無理が無く読めました。

お互い好きが
ダダ漏れなところも可愛いし、
周りがまた悪意無くそれを
見て見ぬふりしてくれるところもいいv
まぁこの辺は多分にファンタジーですが!
でもそこがいい!

周りと一緒に
暖かく見守りたくなる二人ですv

特に大事件も起こらず
(そこが良い‼︎)、
幸せに読み終えてしまい、
さらなる展開もちょっと期待してしまう!
……ので、
微かな物足りなさを感じて、
評価は「萌×2」で!

0

なぜかしっくりこない

 展開は悪くなかったんですが、なんとなく関係性に浸りにくいカップルだなぁと感じました。この2人が付き合うことが、どうも自然に感じられないんですよね。台詞やシーンは素敵なのですが、そもそも相手のどこに惹かれたんだっけ?と時折我に返ってしまうというか。2人が揃ってノンケとしての今までの人生を一気に覆されるような、強い理由を感じないんです。この人はこんなタイプに惹かれる人だろうか?となぜか考え込んでしまう。だから、甘いシーンや濡れ場が来ても、話が頭を素通りしてしまって。もう少しくっつくまでの道のりで、心情が細かく描かれていると良かったかなと思いました。

0

無意識に「わはははは」

芸能界ものなんだけど、芸能界ものっぽくなかったです。
いや、がっつり芸能界ものだし、起きる問題なんかも芸能人ならではのあれこればっかりなのに、なぜか一般人であるわたしが「分かるー」と思えてしまう。なぜだ。

アイドル・柿崎透(26)、通称柿ピーにとって、世の中には3種類の人がいる。
柿ピーを「好きな人」、「嫌いな人」、「知らない人」。
新番組で組むことになったアナウンサーの久米田(30)は、柿ピーを「知らない人」で…。

柿ピーが可愛かったです。
15才から芸能界に入って、真剣に交際していた彼女とは「売名」と叩かれた彼女を守ることもできずに強制的に別れさせられたことがあって、「深夜デート」や「密会」じゃないふつうの恋愛に憧れる26才。
アイドルだから芸能人モードに入ればカッコいい、キスシーンだって平気。でも自転車の2人乗りに憧れがあったり、撮影では平気なキスシーンをテレビで見られるのが恥ずかしかったりする。可愛い。

久米田は野球一筋(でも自転車の2人乗り的な青春は経験済み)、怪我でプロ入りを断念して、「世界で活躍するアスリートを取材する」という新しい目標に向かってアナウンサーになった人。
業界にいるものの芸能人には疎い。芸能人である柿ピーと素の柿崎透を同時に知っていって、そのギャップや素顔の可愛いところが気になっていきます。

もうほんとに可愛くて可愛くて。
最初は柿ピー目線、後半の「continue」は久米田目線なのですが、久米田がキャラ崩壊してます。柿ピーを好き過ぎて変な人状態に。
どんなにお互いが好きでも公にはできないし、会いたいときにすぐ会えるわけじゃないし、諸手を挙げて賛成してくれるひとが少ない関係ではあるけれど、2人ともが後ろ向きにならないのがいいのです。常に前向き。自分の「好き」という気持ちに素直なので読んでいて気持ち良い2人でした。

ひたすらにやけつつ読んでいたのですが、何回か「わはははは」と声が出てしまいました。爆笑ではなく、2人の仲睦まじい様子にちょっと気恥ずかしくなってつい出る「わはははは」。分かります?この感じ。
終始そんなにやにや「わはははは」が絶えない作品でした。
橅ピーと久米田のスキャンダルは爆笑でした。

1

芸能人も人だよね

こめりさんの作品は雑誌に掲載されているのを読んだことはありますが、1つのお話を単行本でまとめて読むのはこれが初めてです。
ほのぼの系の絵柄で、芸能界を舞台にしたお話ですが、あまり派手なキャラは登場しません。
主人公がアイドルの割には性格は良くて、自分がトップになるためには人を蹴落としてまでも!というキャラはいないので、ギスギスした雰囲気はなく、どちらかというとのんびり、ほんわかという雰囲気でした。
特にアイドルである柿崎君のマネージャー、宮本さんがいいキャラでした。
主人公2人は元々ノンケのようなのですが、日常の出来事を通して徐々に近づいていく様子が描かれています。
派手な展開はないのですが、2人とも芸能人であるため自分の行動にも色々注意しなければいけないのですが、特に柿崎君の方は色々な事が制限されている中で、2人がお互いを大事に思っていることが伝わってくるお話だったと思います。

1

カフェオレでも飲みながら

あり得ないしリアリティないけどかわいい。そんな作品。芸能界が舞台ですが、ギラギラした雰囲気とか足の引っ張り合いとか人の欲望がぶつかり合う!とかそういったアレコレはほぼありません。終始ほんわかムードでアナウンサーと人気アイドルがラブを育みます。二人は割とうかつで割とバレバレなのに、この世界ではエライことにならないし、周囲もやさしいんです。そんなことあるわけないや!って思うのだけど、これはまぁBLのおとぎ話ですね。カフェオレでも飲みながらほっと一息って時にぴったりな一冊です。

2

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