「欲しくて堪らないのは、先生、アンタの方だろう?」

小説

  • 迷えるドクターに愛のご奉仕

迷えるドクターに愛のご奉仕

mayoeru doctor ni ai no gohoushi

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表題作迷えるドクターに愛のご奉仕

宝田健吾,お好み焼き屋店主
千住智宏,小児科医

その他の収録作品

  • 秋祭り

あらすじ

千住智宏は、八雲総合病院に勤める新米小児科医。めまぐるしくも、単調な日々にどこか満たされない想いを募らせていた千住は、見知った相手とは寝ないという己の主義に反して、近所のお好み焼き屋の店主、宝田健吾と一夜を共にしてしまう。
 同性愛者の彼は、普段その性癖を押し隠しているせいか、ひとたび劣情を意識すると、抑制が効かなくなってしまうのだ。
 そのうえ「愛の伝道師」を自称する健吾とのセックスは、あまりに甘く激しくて......。
 エロ魔人の健吾が禁欲!? 後日談『秋祭り』も併録☆

作品情報

作品名
迷えるドクターに愛のご奉仕
著者
四ノ宮慶 
イラスト
有馬かつみ 
媒体
小説
出版社
Milk-Crown
電子発売日
4

(2)

(1)

萌々

(0)

(1)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
8
評価数
2
平均
4 / 5
神率
50%

レビュー投稿数1

節操なし攻め

初読み作家さんでした。先生ものに惹かれて呼んでみました。

受けの小児科医、千住はツンながらも抱かれると乱れまくってしまうと言うある意味典型で、ストーリーは基本的にはあまあま王道。でも、攻めが節操なさすぎるのがちょっとのめりこめなかった理由かな。

テイストは下町人情もの風で、攻めは近所のお好みや店主。患者の保護者な近所の人があつまるお店はいつしか千住の心の家に。でも体から入った二人の関係は、節操ない攻めに片思いする受けという構図がずっと続いて、読むのがちょっとしんどい。

結局ハッピーエンドだけど、攻めの心理は特にひねりもなく、でなんとなくすっきりしませんでした。

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