東雲月虹
キサユキさんの新連載、『青い春、赫い絲』!
タイトルに旧字を持ってくるあたり、とても雰囲気があります。
なのに、“俊英、本誌初登場”と書かれていたのを
としひで…?と素で思ってしまった自分が恥ずかしいー!!!
でも言ってしまったーw
成績優秀、品行方正、家が病院で跡継ぎの夕來は
息苦しい生活から少しでも逃げたくて夜の街へ出て知らない男と寝ます。
その時間だけは何も考えなくてすむから、ラクになれる。
そんな夕來に「死相が出てるよ?」と不吉な事を話しかけてきた謎の男が
ありがたくもない忠告をしたのを気に留めず
後日夕來は危ない目に遭い、また出会ったその男に助けてもらいます。
誰かもわからないのに素直に自分の境遇を話して
心が温かくなるのを感じ、縁があるんだと思っていた矢先、
思いもよらなかった再会を果たすのですが…。
縛り付けられた日常から、夕來を救い出してくれそうな男・旭が
なかなか自由で破天荒な印象なので
これからどうなるのか楽しみです!!
黒髪で二面性のある美人な夕來、色っぽい…w
そしてそして!!古矢渚さんの『ナンバーコール』call.2!!!!!
やったぁぁぁぁ!!またエイトとハチに会えた────っ!!!
前回、かなり余韻を残されて何度も何度も読み返したのですが
ぐほぁッ………。今回ももだもだニヤニヤしながら読ませていただきました…。
恋を自覚しそうになるエイトで終わって、
“call.2”では多少進展ありか!?とドキがムネムネ(死語)でしたが
どんだけ焦らしプレイですか渚さん!!!とぷるぷるするくらい、
明確な恋にはなっておりませんでしたぁぁぁぁ!!
しかし、実際そうですよね、なんて妙に納得もしてしまいました。
ついこの前まで見知らぬ相手で、同性を好きになる趣味でもないのだから
(潜在的にはあったかもだけどw)
急に「好きだ!!」「俺も!!」じゃないよね…と。
接点もなかなか無いままに、見掛ければ手をあげて挨拶する程度。
先日傘に入って来たのも、人懐こいハチなら
きっと誰が相手でもそうしたんだろう。でも。
“「俺だから」だったら───”
よぎった思考に廊下でしゃがみこむほど恥ずかしがるエイトが可愛い!!!
それにちょっかいを出す友人の横井が今回もいい味を出してくれていましたw
混んでいる図書室で開いている席につくと隣が偶然ハチで、
勉強に集中できなくなるとか…意識しすぎて…もうっ!!!
また一緒に帰ることになった線路沿いの道、星空の下で
ハチにとっては何気ないのかもしれないけど
エイトにしてみたら特別な一言を聞き、歩いていた足も止まってしまいます。
父親に由来を聞いてがっかりしたエイトも、初めて感謝できた…かな?w
“call.3”では、どうする、どうなる!?エイト!!
みたいな気持ちが止められない私ですww
早くコミックスで読みたくてどうしよう…まだ連載中なのに(泣)
全体的にやっぱり若い層向けな感じはするのですが
存じ上げない作家さんも読めて、非常に良い機会だと思っております♪