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表題作Wild Lovers(下)(表題作 Wild Wind)

シュイ・天から落ちてきた神の庭の獣・獣人
オルグリウス・神の一員・地上の見守り人

その他の収録作品

  • Wild Rose
  • Goodo night,Good dream
  • Wild Wind~風の行く先~
  • キスとけものとつむじ風
  • a blast
  • Wild Lovers

あらすじ

絶対の忠誠を捧げるため「獣人」は「主」を探し求める──。名作ファンタジーロマンス「Wildシリーズ」が完全版として復活!!

作品情報

作品名
Wild Lovers(下)(表題作 Wild Wind)
著者
山岸ほくと 
媒体
漫画(コミック)
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
バーズコミックス・リンクスコレクション
発売日
ISBN
9784344831384
4.2

(7)

(3)

萌々

(3)

(1)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
30
評価数
7
平均
4.2 / 5
神率
42.9%

レビュー投稿数1

獣のはじめの物語

上巻から続く、キリの物語「Wild Rose」と、そもそもの獣人がなぜこの世界にいるのかを描いた「Wild Wind」からなる下巻。
獣の最初の主となったのは、森に住む賢者でした。
この森の賢者オルグリウス、実は、人間の世界の秩序を守るために天上から遣わされた神の一人でした。
ある日、天での神どうしの争いから、獣たちの住んでいた地が獣もろとも地上に落ちてしまいます。
強大な力を持った獣人は、人間達の本能的な恐怖からくる攻撃をうけ、自我を失い狂った獣になってしまいます。
オルグリウスは、天の神から、そんな獣たちを地上から排除する命令を受けるのですが、
獣人のシュイと出会ったオルグリウスは、天の命令に背いて、地上でシュイと共に生きることを望みます。

と、こんな感じの上下巻に及ぶ長編ファンタジー。
初出自体が古い作品で、どうやら過去に何冊かに別れて単行本化されて絶版になっていた物を再編集して2冊にまとめたらしいのですが、たまには、こういう神話絡みのファンタジーをきれいな男同士でたっぷり読むのも、なかなか味わい深かったです。
エチシーンもそれなりにしっかりありますし、かなりの掘り出し物だと思います。

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