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北斗ちゃん、タマ握りツブして女の子にしちゃうよ?
ピアスレーベルで神評価を付けたのは初めてな気がします…。
この作家さんの本を読むのは3冊目で、今までのはえろ度は高いけどそこまで好みでは…という感じでした。短編集ですが、主題は「男の娘」という好き嫌い分かれそうな題材です。ですが最初から最後までよくできてると感じました。
かくいう自分も「男の娘」ってすすんで読みたい題材ではないんですが…。
SMクラブでS嬢をしている主人公・北斗は本当は大人しくMっ気のある性格。雑誌の記者にうっかり漏らしてしまった事から、普段客にやっているプレイを反対に試される、というお話です。
描写が本当に生生しいというか…握り潰されそうになる図をはじめて見ました…。2作目は外でデートしますが、そこでも女装しています。見た目は完全に女の子です。だた、だったら女の子でもいいんじゃない?という感じではなく、描写的にきちんとBLだなぁと感じられて、そこがこの作家さんの画力だと思えました。
ですが絵柄的にどうしてもショタに見えなくもないので(全作品通してですが)そういうのがニガテな人にはオススメできないかもしれません。
「痛みで君を支配する」
これは前に読んだ作品の続きでした。どの本に入っていたかド忘れしましたがインパクトあるお話だったので…まだ続いてたのか。。。という感想。
同級生に脅されて抱かれる主人公のお話なのですが、エロ度が非常に高いです。だたそれだけでなく、ストーリーがきちんとしていてハッピーエンドで終わっている所が他の作品と違って好感が持てました。
ラストに入っていたお話…タイトルがアレ過ぎてキーボードで打てませんが…毎日一人でしながら、本物を挿れてみたいという願望を密かに持つ男の子のお話。学校の同級生を泊めることになり、そういう関係にもつれこむのですが、淫乱受けというのか、普段大人しい男の子が積極的な図が非常にうまく描かれています。
全体評価として、今までピアスレーベルは結構読んだと思うのですが、その中でも結構えろ度が高かったです。絵柄と表情はまだ拙い印象を受けましたが、えろい描写は男性向けも顔負けぐらいレベルが高いんじゃないでしょうか。台詞のチョイスもそのくらいレベルが高い印象を受けました。ただ、あくまでそういうのがお好きな方に喜ばれるレベルですので、男性向けはちょっと…という方は遠慮したほうがよさそうです。
レーベルがレーベルですので、もとからそういうの読みたい!って方にはこのレーベルの中ではかなり当たりな一冊だと思います。