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とにかく話がめっちゃ可愛い!
切ない系が好きな私なんですが、
表紙の可愛さに惹かれて購入しました。
本当に良かったです!!
うさぎを飼いたいって気持ちになりました。>_<
癒やされたい時にオススメです!!
三池ろむこさんの表紙絵が可愛くて、発売前から楽しみにしていました。
頁をめくったら、カラーの扉絵がさらに可愛い~!
うさ耳というと、頭の上にまっすぐ生えた耳を想像しがちですが
こちらはロップイヤーなので、てろんと垂れたベージュのお耳が特徴です。
長いお耳が肩の上で柔らかくたわんでいるのがもうたまらない~☆
お話は、幼馴染の受けと攻めが想いを寄せつつも
お互いの気持ちに気付かないまま、疎遠になり・・・という再会ラブですが、
この王道ストーリーへのうさぎさんの絡み方がすごく面白かった!
舜也(攻め)は硬派な好青年、と思いきや実は嫉妬深いムッツリスケベ。
八尋(受け)は超ド級の天然ちゃんで、ズレまくりな思考がとても可愛く、
健気キャラながらウジウジ感がなくて、前向きなところも良かったです。
舜也の飼いうさぎのうさ太郎と、八尋の中身が入れ替わってしまい、
やむなく二人と一羽が生活を共にするところからお話がスタート。
うさ太郎は感情もあり、お話をすることも出来ます。
この共同生活が、ウキウキするようなBL的楽しさにあふれています。
特に、八尋の着替えを、わざとパジャマの上しか用意しないとか、
風呂上がりの八尋を無言でじーっと見ているとか、
いちいちトイレに立ってしまう(抜いている?)とか、
クールに見える舜也の、デレが見え隠れするのは面白かった(笑)
八尋の体を借りたうさ太郎は発情期で、
八尋の外見のままで無邪気に瞬也に迫ってしまい、
舜也が激しい葛藤の末、自分を抑える場面なども笑えたし、
舜也が八尋の友人に嫉妬の炎を燃やすのも面白かったですね。
そして、八尋の的外れな解釈や、トンチンカンなやりとりもツボでした。
舜也のことが大好きなうさ太郎は、八尋にライバル心メラメラで、
最初こそツンツンしていましたが(でも可愛くて憎めないのですよ)
最後には、八尋に体を返そうと、きちんと自分で決めることが出来たのも良かったです。
ひとつだけ・・・、舜也が八尋の前では最後まで冷静なままだったので、
本当の瞬也はそんなんじゃないってことを、八尋に伝えたかったです。
もっともっと人間的でカッコ悪くて愛すべき人物なんだってことを。
これから少しずつそういう一面も知りながら、さらに愛を深めてくれたらいいな~。
とはいえ、二人とも可愛くて、うさぎも可愛くて、
耳とシッポだけ残ってしまったお約束状態も最高に可愛くて、
可愛い可愛いと思いながら頁をめくるうちに、あっという間に読み終わってしまいました。
栗城さんの作品はツボにはまるとド真ん中なのですが、今回もそれに近いものがあり、イラストも含めて、限りなく神寄りの萌×2とさせて頂きます。
はぁ~、癒されました。とにかく可愛かったです!!
うさ神様の中途半端な恩返しで、俺がうさぎでうさぎが俺になってしまって、ドタバタするお話。
中身がうさぎな俺は、欲望に忠実なのに、人間の俺は臆病で、
でも、ハイスペック幼なじみも、中身は実は臆病で、
そんなこんなで、初恋を拗らせたまま無駄にした10年以上。
いまいちピントがずれている神様が叶えてくれたのは、うさぎになっちゃう荒療治で、
でも、最終的にはちゃんと願いが叶って、よかった、よかった。
ウサ耳とドタバタしたラブコメディって、ホントに相性がいい。
発情中のうさぎがなんともかわいいお話でした。
ずいぶん前に購入しておりましたが、ルビー文庫さんなのでなんとなく積まれておりました(酷
しかしやはり栗城さん、相変わらずエロカワ癒し系。
そして三池ろむこさんの描かれる超絶可愛らしいウサギや八尋と、日本男児的なキリッとした舜也の素敵なこと!
ストーリーとジャストフィットです。
さらさらと読めるコメディなので、重い話やリアル設定には胸焼け気味な時に読みたいですね。
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受けの八尋はオタク系中心のフリーランス雑食ライター、25歳。
何度も怪しい人物に攫われそうになっていた程幼少時は可愛らしく、初恋だった舜也とは結婚の約束をしていたほど。
攻めは八尋家のお隣さんであり、同級生で幼なじみの舜也。
学生時代から人気があり、きりりとしたクールな二枚目で、高校が別れてからは八尋とは疎遠となりました。
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成長した八尋は、舜也へはっきりと失恋しないままその初恋を拗らせ今に至るというD貞男子。
舜也の方はというと最近になっておもむろにウサギ(うさ太郎)を飼い始め、そのウサギと八尋は体が入れ替わってしまうというお話です。
発端は、八尋が白ウサギ(因幡の白うさぎより因幡さん)をカラスから助けたこと。
その白ウサギは実は幼い頃に二人が結婚を誓い合った神社の神様で、八尋がポロリと言った『ウサギなら舜也の側にいられた』というような発言を親切?にも拾い上げ斜め上の計らいからうさ太郎と中身を入れ替えてしまったという…迷惑な神様なのです。
だって、外側は八尋でも中身はウサギですからね。
ご主人さま大好きということでうさ太郎思いっきり舜也へチュウするは、覚えたての自慰にふけるはでウサギ姿の八尋卒倒モノののことばかり。
やー、笑えますね。
うさ太郎が八尋の体で自慰し過ぎて翌朝痛むとか、リアルだー。
ただ丸い物を見ると…という設定はあまり必要性がなかったですね。
一応昼間は人間の姿に戻れるものの夜はウサギになっちゃうので、それがなくとも舜也のお世話にならないことにはダメだったでしょうから。
余談ですがわたしは栗城さんのエロ表現が好きなのですが、今回もエロカワで満足です。
加えて八尋が考えていたよりもツンツンしておらず、健気で、好きになって気持ち悪くてゴメンねというスタンスなのが良かった。
特に貞操の危機に、舜也の会社へ走るウサギの八尋とか…想像するだけで悶えるー!そこも挿絵があれば最高だったのにいい。
栗城さんは挿絵ページを指定されていないとのことなので、担当さん…なぜー、無念ですよー。
そして八尋の恋の相談相手で、勝手に舜也がライバル視していた当て馬さんにはいつか出番があればよいなあと思います。
あんなにキラキラネームなんだし…それとももうどこかに出てたのかなあ。
面白かったー!!ヾ(*´∀`*)ノ
最初はリアルウサギと人間の恋の成就にピンと来ず。
期待半分で読み進めてたのです……が!
「幼馴染」「片思い」の王道設定にファンタジーなトンデモ設定が加わることで
1粒で2度どころか3度4度と美味しくなってるー!!!
心と体が別になったからこそのシチュ萌えを堪能です♪
コミカルな面白さだけでなく、片思いの切なキュンに涙腺が緩むシーンもあり、
色々な萌えを感じることが出来ました(﹡´◡`﹡ )
攻めと受けは実家暮らしの隣人同士。
幼馴染だけど長く疎遠になってて、まともに顔を合わすことも話すこともない関係。
体を入れ替えた張本人・白兎の神様はユルイ人なので、細々した設定は割とご都合主義かな。
(なので受けは昼間だけ人間に戻って在宅の仕事してたりします)
受けは子供の頃からずっと攻めだけに恋をし、いまだ幼い頃の約束を引きずる地味オタク。
攻めはいわゆるリア充。紳士的でなんでもソツなくこなし、受けにとってヒーロー的存在です。
お話は、カラスに襲われてるのを助けてあげた白兎が神様とはつゆ知らず、
「攻めのウサギになって可愛がられたい、恋人になりたいなー」とうっかり零し、さぁ大変。
じゃあ願いを叶えてあげるね☆と攻めのペットと体が入れ替わってしまい展開していきます。
入れ替わると、受けは心と体が別々になった状態。
この設定が切なさもありつつ非常に萌えた!!
ペットウサギ・うさ太郎は攻めが大好きなので、
人間の体になった喜びから攻めにキスして襲いかかりますw
目の前で繰り広げられるのは、自分の姿形を纏ったうさ太郎と攻めのラブシーン。
(厳密には違うけど)寝取られっぽい要素に萌える〜(^//^)
で、中身はうさ太郎とわかってても顔は受けなので動揺し拒みきれない攻めにニヨニヨ。
そして、リアルウサギとなった受けの世話をする攻めの甘さが…!(∩´///`∩)
これで付き合ってないって嘘でしょ??という甘々で、甘々スキーには堪らん〜!
割と冒頭から両片思いなのがアリアリと見えてるからニヤニヤしちゃいますv
うさ太郎の暴走にはヒヤヒヤしましたが、それに対する攻めの本気の怒り。
受けに対するたっぷりの愛情を感じてすごくカッコよかった!!
最初は、中身がうさ太郎とわかってても姿形に動揺し混同してた攻め。
しかし話が進むにつれ、どんな姿であれ、それが例えリアルウサギだとしても、受けだけが好きというのが見て取れるようになったのが良かったです。
例え姿形がずっと見てきた幼馴染でも中身がうさ太郎なら別物。
リアルウサギの姿をしていても、中身が受けならそのまま愛す。
攻めの深い愛情にジンワリ暖かな気持ちになりました(;///;)
受けも長年の片思いを拗らせてる描写が切なキュン要素たっぷりで、キュンキュンでした。
些細なことで一喜一憂しながらも、それでも攻めだけが好きな一途さが良かったです。
(攻めも受けが好きっていうのがアリアリしてたのに気付かない鈍感さはご愛嬌…かな?)