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表題作被虐のボディーガード

アンセル・モーガン アメリカ人実業家 32才
斉賀祥 民間ボディガード 29才

あらすじ

元警官の斉賀は米国から来日した青年実業家アンセルを警護する。しかしアンセル帰国後に攫われたのは斉賀のほうだった。斉賀を餌におびき出されるアンセル。英国の秘密警察やCIAまで入り乱れ防諜戦が展開。目的は? そして斉賀はアンセルを守りぬけるのか!?

作品情報

作品名
被虐のボディーガード
著者
松浦巽 
イラスト
柊のぞむ 
媒体
小説
出版社
学研パブリッシング
レーベル
もえぎ文庫
電子発売日
3.5

(7)

(1)

萌々

(2)

(4)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
4
得点
25
評価数
7
平均
3.5 / 5
神率
14.3%

レビュー投稿数4

掘り出しもの

松浦さん初読みでした。レビューを信じて買ってみてよかった。しっかりBLですが、王道とは一線を画すストーリー運び、文章力ですっかりファンになりました。もっと評価高くてよいはず。

海賊の秘宝探しと思いきや、秘密結社の暗躍、それと対立するCIAとの駆け引きなど、個人的に大好きなサスペンスを基調とした純愛物語。
主人公は美人受けながら世界一線のボディガードであり強い。そして純粋健気ながらしっかり男気のあるキャラ。大好き設定であります。
攻めは赤毛のアンセル。このエロテクがまあ、すごいです。これまで読んできたエロシーンのテクニックは全て手垢がついたものでしたが、作者さんエロいですね、Hシーンは数もあるし長いけどプレイが独特ですごくよいです。
柊のぞむさんのイラストも素敵。

と、とにかくお腹いっぱい楽しめる1冊でした。
同僚池上(武器マニア)の番外あるといいな~。

1

まぎぃ

ふゆき様

ふゆきさんのレビューだけを頼りに購入しました。おかげさまでよい買い物が出来ました!ありがとうございます。

「もっと評価高くて」は、世の中の評価という意味で、もっとたくさんの人に読まれてレビューがたくさんついて、結果的に松浦先生の作品が増えたらいいなあ、という気持ちです。

これから作家さん買いしてこようと思います。

ふゆき

まぎぃ様

初めまして、ふゆきです。
私のレビューで松浦先生の本を手に取ってくださったとしたら
とても嬉しいです。
ありがとうございます!

松浦巽先生、大好きなんです。
たぶんほとんど読んでると思います。
この作品ももちろんもっと高い評価でも良かったと思います。
読了した本が増えると以前の評価も変わることがあります。
ぜひ、松浦先生の他の本もお手にとってみて下さいね。

ふゆき

映画を見ているよう

アメリカ人の実業家アンセルと民間ボディーガードの斉賀のストーリー。

来日したアンセルのボディガードを務めることになったのは元警官で今は民間の警備専門会社に所属する斉賀。
細身の斉賀はアンセルからそれでボディーガードが務まるのかと懸念されるがアンセルの連れてきたボディーガードとアームレスリングをして勝ち信頼を得る。
そんな斉賀だが夜が奔放なアンセルを諌めるとそれならと夜の相手を斉賀にしろと強要されてしまう。
初めての翌朝でもアンセルよりも早く起きてボディーガードはきっちりこなす超男前w

アンセルが帰国してからすぐに斉賀は何者かに拉致され、異国へと連れ去られる。
ここからが怒涛の冒険物?サスペンス物?の展開に!

主犯のバーソロミューから凌辱され拷問される斉賀。それを助けに行くアンセル。
バーソロミューはイギリスの秘密捜査官でカリブ海で海賊に奪われた秘宝を追っていた。
それがアンセルの祖先に関係することだと言う。

ケイマンブラック島から舞台はアメリカに移りCIAも絡んでの大捕り物。
再び捕らわれた斉賀はどうなる?!
四百年前のお宝を前に壮大な追いかけっこが始まる!

ある宝箱?!を前にしたシーンではまさにパイレーツ・オブ・カリビアンを思い起こさせ、展開的にはインディ・ジョーンズのようw
飽きないけれど超展開に若干あきれつつ、二人の愛は深まっていったのねと美味しく読まさせていただきました(^^ゞ

3

緊縛好き必見!

先日読んだ『蜜の罠』が、読んだ事のないタイプの『とんでもないお話(良い意味で)』だったので、こちらも手に取りました。電子書籍で読みましたが、残念なことに挿絵なし。いやいや、どんなイラストだったんでしょうね?想像が膨らみます。

米国の事業家(富豪)のボディガードとして雇われた斉賀が性的なことも含んだお相手としても気に入られてしまったが為に、海賊の財宝(ワケアリ)を巡る陰謀に巻き込まれちゃって、世界のあちこちで緊縛されてしまう(笑)お話です。
物語の展開があまりにも早いので、登場人物の心理状況をじっくり味わう楽しみは薄いです。次から次へと変わっていく場面展開はアクション映画とか、海外ドラマのテイスト。かなり危機的な状況を、結構あっという間に切り抜けてしまうという部分が物足りないって言えば物足りませんが、笑っちゃう様な『無理展開』はありません。じっくり書いたらかなりの長編にもなれる様な素材を、贅沢にぶっ込んでいます。もったいないって言えばかなりもったいない。でも、綺麗にまとめる手腕はやはり「しっかりした作家さんなのだなぁ」と思います。

特筆すべきはやはり『緊縛描写』でしょう。
好きなんだということが解ります。緊縛されている描写が活き活きしている様に思うのです。
今回は緊縛グッズも様々出て来ますし、あと『拷問』ね。拷問のおまけ付き。
リアル世界ではささくれが痛いのですら我慢できないのに、どうしてフィクションの『拉致監禁』や『拷問』ってロマンの匂いがしたりするんでしょう?(多分、助けられる時の開放感が好きなんだろうとは思いますが)
自分の歪みをまたしても発見してしまいました。

1

攻めの魅力がいまいち伝わらず。。

電子書籍でオススメされてたので購入☆
今まであったようななかったような独特の雰囲気でした。
Hシーンがやたらと丹念だった印象です。
被虐的な受けがちょっと可哀想でした。
ストーリーとしては、いきなりなグローバル展開とか、受けの鉄人ぷりとか、色々気になるところはありましたが、それなりに楽しめました。
個人的に外人名の攻めが好きじゃないからか、攻めの魅力が全く分からなかったのが残念でした。。
受けはどこから攻めのこと好きになったのでしょうか。。

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