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  • 食べられちゃう系男子。

食べられちゃう系男子。

taberarechaukei danshi

可食用类男孩

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表題作食べられちゃう系男子。

八嶋光,移動販売車スープカレー屋店主,24歳
小金井春斗,移動販売車カレー屋店主,23歳

同時収録作品跪いて泣けばいい Act.1 / Act.2 / Act.3(描き下ろし)

吉岡巧史,男子校3年生,地味で無口なクラスメイト
水沢,男子校3年生,学園のアイドル

その他の収録作品

  • カバー下:あとがき漫画

あらすじ

オフィスビルの一角にある屋台村『ランチ・ガーデン』で、カレー屋を出店している春斗。
ライバルは、スープカレー屋の八嶋だ。イケメンで腕も抜群、いつも女性客が列をなす
人気店──意識しては、顔を合わせるとケンカばかりの春斗。
ところが突然、主催側の都合で、退店することになってしまった!? 動揺する春斗だけれど、
意外にも一緒に抗議してくれたのは、ライバルのはずの八嶋その人で……!?

作品情報

作品名
食べられちゃう系男子。
著者
楢崎壮太 
媒体
漫画(コミック)
出版社
徳間書店
レーベル
Charaコミックス
シリーズ
食べられちゃう系男子。
発売日
ISBN
9784199606113
3.4

(45)

(5)

萌々

(19)

(13)

中立

(6)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
9
得点
146
評価数
45
平均
3.4 / 5
神率
11.1%

レビュー投稿数9

落差のある2作品

テイストの違う2作品収録。

「食べられちゃう系男子。」
この表題作は、一生懸命系陽キャ男子が恋に仕事に振り回されて…というラブコメ系の読みやすいお話。
主人公は、キッチンカーでカレー屋さんをやっている春斗。
ところが、すぐ真向かいに別のカレーキッチンカーがいて、しかもイケメン店主で、女性客はみんなそちらに行ってしまう。
悔しがっているが、イケメン店主は毎日春斗のカレーを買いにきて…
…という設定。
つまりイケメン店主は春斗が好きで、完全ノンケのはずの春斗も混乱のちよろめき、という感じで、春斗の慌てぶり、戸惑いと恥じらいのわちゃわちゃを微笑ましく読む、という作品ですね。
イケメンの八嶋は「言葉にする系」の溺愛で、こんな事ばっかり言われてたらケンカップルにもなれないネ。

「跪いて泣けばいい」
同時収録作のこちらは「陰の気」というか、ダーク系の作品です。
主人公は陽キャでクラスの人気者の水沢。
実は「処世術」を駆使して高校生活をサヴァイブしているんだけど、そこを見抜いてきたのが空気みたいな陰キャの吉岡だった…
一度意識してからは転がり落ちるように絡め取られ、罠に落ちてしまったのか。
なんとも表題作との落差がすごい。

0

続きはまだないのですか

二作品あるとは知らずに読んだので、中盤で表題作がまだ半分あるのだとワクワクしながら読んだらいきなり終わって少しガッカリしました。
春斗はそんなにイケメンでもないようですが、とにかく表情が可愛くて性格も萌えます。
受けが美形が好き派ですが、美形というだけで説得力がついてしまうので、こういった存在がかわいいタイプも良いですね。
投票で落選してしまい、八嶋の腕を褒め称えて車で去るシーンが一番萌えました。
表題作がいきなり終わって同時収録作品だったので、これが面白くなかったら評価を下げたかもしれませんが、面白かったのでこの評価です。

0

表紙からは見抜けない食べ物BL

表題作と同時収録のギャップが大き過ぎて、ものすごいダメージを食らっております。
「渇愛モンスター」を借りて読んだ際にちるちるで作者検索をしたところ、猫やら表紙からは分からなかった食べ物BLやらツボな作品を描かれているのを知って購入。
カレー三昧な表題作は満足したものの、同時収録にやられました…。
できたら同時収録はテイストの似たものにしてほしい。
一緒に収録されてしまうと避けていたはずの地雷や苦手を無条件に踏み抜きに行くはめになるので、本気でお願いしたい所存です。

2組のCPの話が収録されていました。
絵はちょっと顔に余白が多め、目鼻口が小さめでほっぺた長めというぬぺっとした印象です。
表題作は家庭的なカレーを大盛りでリーズナブルに提供する春斗と、隣に出店しているスープカレーの八嶋という移動販売者同士の話です。
最初からほわほわした視線を注いでくる八嶋に「春斗のことが好きなんだろうな」という予感はあるものの、「お前が作るカレーが好き。でもお前の方がもっと好き」というくらいで嫉妬しまくりの溺愛系に至るきっかけのような回想シーンなどはありませんでした。
ただ常に無表情な八嶋が、ころころ表情が変わる春斗といるときは感情をガッと出してくるのが面白かったし、デフォルメの2人も可愛かったです。
出店場所問題、物価の高騰を受けてどう対処していくかなどの移動販売業者の苦悩も知ることができて興味深かったし、八嶋の溺愛っぷりと春斗の可愛さ、カレーも十分堪能できる作品でした。

爽やかな気分でめくったページの先に魔窟が待っているとは思わず…。
同時収録は「好きな子のことは“過剰に”いじめたい」系男子高校生の話です。もしそういう系が好きではないという方は、この先へは進まない方が吉です。カレーの爽やかな読後感で終わった方が身のためです。
好きな人をいじめたいという心理、困った顔が好きとか「このやろう!」ってなってる顔が見たいとか、「こいつをいじめていいのは俺だけ」みたいなものが一切理解できないので、できたら避けて通りたかった作品でした。

0

全体的にほのぼの。要所で萌え。

 表題作は、ねこねこシリーズ次男編に近い雰囲気の、ちょっと強引なイケメン攻め×ツンデレ受けのお話。他の方も仰られていますが、私も表題作だけの方が良かったと思います。
 この作品は、受けの春斗と春斗のカレーにベタボレでちょい嫉妬深い攻めの八嶋が可愛くてお勧めです。春斗は結構どこにでもいそうな男の子ですが、カレーに対する熱意と、ちゃんと自分の負けを認める潔さには好感が持てました。
 表題作だけで言えば、全体的にほのぼのしてるけど、ちゃんと要所で萌えれる安定感のある作品。

0

表題作は、前半のみです

個人的にはねこねこシリーズでお馴染みの作家さんです。前半の表題作は、同じテイストの寡黙で嫉妬深い攻めが鈍感な受けにアピールしまくるほのぼのラブです。後半はいじめあり、無理やりありで、私がこの作家さんに持っていたイメージと違うものでした。こういうテイストも書かれるんですね。

私の好みはやはり前半の『食べられちゃう系男子。』でした。自分はお洒落なスープカレーを販売していながら、毎日ライバル店春斗の家庭料理っぽいカレーを食べに来る矢嶋。春斗に告白してからは人目も気にせず、かなり肉食で迫ってきます。春斗の畑で会ってからの迫りかたは、かなり手慣れてる感じ。無表情で寡黙な普段と、標的をとらえてからの雄っぽいキャラのギャップがドキドキでした。

0

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