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表題作不器用なキオク

黒崎徹
金貸し
佐原優貴
借金の担保にされた心優しい大学生

その他の収録作品

  • 不器用なキオク 番外編
  • 不器用なキオク FIRST NIGHT
  • 不器用でカワイクて
  • あとがき

あらすじ

義父に担保として、金貸しの黒崎のところへ身売りされた優貴。
ピアノを愛する心優しい青年は、家族を人質にとられた状態で黒崎に逆らえず、養父が借りたお金の代償として身体を好きにされてしまう!
その後、優貴を監禁した黒崎の身にある異変が…!?

人でなしの男と、純粋で真っ白な青年とのすれ違いで一途な「純愛」の行方は…!?
ショート描き下ろし付で登場。

作品情報

作品名
不器用なキオク
著者
CJ Michalski 
媒体
漫画(コミック)
出版社
リブレ
レーベル
ビーボーイコミックス~BE×BOYCOMICS~
発売日
ISBN
9784799724620
3.9

(28)

(7)

萌々

(13)

(7)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
8
得点
109
評価数
28
平均
3.9 / 5
神率
25%

レビュー投稿数8

ギャップに萌えた

1冊丸ごと表題作シリーズです。
鬼畜で俺様な金貸しと大人しいお坊ちゃま育ちの大学生とのお話です。
ワンマンな金貸しが借金のカタにお坊ちゃまを監禁、あっという間に手籠めにしてしまうのですが、意外だったのはその後の展開でした。
その展開で鬼畜なキャラがとても可愛く見えてしまうというマジック(笑)。
最初の印象の攻め様からは考えられないギャップが良かった。
期待を裏切らないストーリーで安心して読めたのですが、欲を言えばもう少し攻め様が受け様をモノにしようとした動機や途中の切ない展開での攻め様の心情をもう少し知りたかったです。
描き下ろしの『不器用でカワイクて』のような面白いお話ももう少し読みたかった気がしました。

0

よくあるお話、かと思ったら・・・

借金の担保に父親に売られた大学生の優貴。金貸しの徹に監禁され、無理矢理凌辱されてしまいます。
ここまではわりとありそうな設定、という感じなのですが、お話は思ってもみない展開に。面白くて面白くて一気に読めました。
テンポもよく、ノリは明るいのにせつないラブストーリーです。

徹は頭を打って記憶喪失になり、13歳の子供に退行してしまい、大人の徹が仕掛けたパスワードがわからず監禁されているマンションから出られず、閉ざされた空間での二人だけの生活が始まります。
お話はわりと明るいのですが、この隔離された空間という設定がなんだか心をひかれました。
徹は13歳に戻ったと言ってますが、13歳よりかなり子供^^;私は6歳くらいの精神年齢じゃないかと思ってしまいました。

鬼畜で怖かった徹が、昔は無垢で優しくて、どうしてああなったのか、苦労したルーツがわかる気がしました。
そして最後はどうなるんだろう、記憶がもどればこの子供の徹は消えてしまうんだという不安が湧いて気になって目が離せなない感じです。

一冊まるまるのお話なのですが、よくまとまっていると思いました。
しかし、私はどうにも記憶が戻ったもとの徹と、子供の徹の折り合いがつきにくかったです。
あんなに鬼畜キャラだったのに、記憶が戻ってからは優貴に対して甘くなっていて、もともとこういう性格だったのかな?それとも13歳の徹の人格(?)が影響を与えているのかな?と、その辺もう少し納得できるようにかかれていたらよかったかも。
優貴が恋したのは13歳の徹の人格だと思ったので。

しかし、父親に売られて、家にも居場所がないと思っていた優貴が監禁生活を経て「自分は今まで何もしてこなかった」と成長する様子など、ラブストーリー以外のキャラの成長も描かれていてよく出来たお話だと思いました。
年下攻めなのか年上攻めなのかビミョーなところですが、歳の差ものなのは間違いないですね。
変わった味付けがされていて、こういうお話なかなかないなぁと楽しませて頂きました。絵もとっても綺麗でした。

1

画力でしょう

借金の担保に金貸しに売られたおぼっちゃまと、非道な金貸しの密室生活。
外部との接触をいっさい断った超高層マンションの密室で、薬を盛られて連れてこられた主人公は、いいように犯されてしまいます。
翌朝、言い争いの際に思わず金貸しの黒崎を突き飛ばすと、頭を打った黒崎は意識を失い、ようやく気づくと…。
記憶障害ネタは小説でもよく目にしますが、この作品のポイントは、「大人の体に13歳の純な少年の心」が絵となってはっきりわかるところでしょう。
この画力はほんとに素晴らしい。
主人公の体も、甘くておいしそうです。

4

不器用な大人でした

絵柄もストーリーも好きで作家買いしているCJミチャルスキーさん。今回は大好きな記憶喪失ものだったので、発売日を楽しみにしていました。

借金の担保として優貴を自宅に連れてきた黒崎。優貴に突き飛ばされた衝撃で黒崎は13歳の少年に戻ります。この少年が、繊細で一生懸命で可愛くて…。大人の黒崎とのギャップに優貴と一緒にキュンキュンしてしまいました。

記憶が戻ってからの黒崎の姿にもじ~んときました。今までの自分は0点だったと反省して優貴を突き放すところが切なかったです。優貴も黒崎も、自分の居場所をお互いの中に見つけられて、ホッとしました。

黒崎も優貴も好きなタイプで、最後まで楽しめました。迷うことなく萌え萌え評価です。

5

シンプルに

いかついオッサンがへにゃっと笑う顔が非常にイイ!
見た目は強面の中年。中身は13歳の少年。
故のアンバランス感がオイシイ一冊だったかなと思います。
最近あんまりはじけたイメージがないCJ作品ですが
久しぶりにぶっ飛んだ作品が読みたくなる今回でした。

お話はといいますと
借金の形に義父に金貸しの男に売り渡されてしまう。
もちろん親切な金貸しなんかではなく、強引に身体をつながれ
乱暴に快楽をむさぼられる。
めまぐるしい一夜が明けた翌日、突然の事故で金融屋な攻は記憶を失い
13歳の少年に戻ってしまった・・・!?
から始まるお話。
全体的な流れはシンプルかつシンプルというか。
一冊丸々この作品だったにしては軽めな展開だったかなと思うのです。
結局受は絆されて「好き」に到達してしまうのだから仕方ないのかなとも思うのですが(´・ω・`;)

後半のクマちゃんネタ
番外ネタ
これは好きでした。
完全に悪の大王みたいだった攻とのギャップがまた可笑しい。
ガオーされたいww

3

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