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小説
大学生の陽向は バイト先のコンビニでは
さわやかで癒し系のアイドル
スイーツ大人買いくーるがい芝本櫂理に、興味を持たれてしまう。
職業柄、他人のセックスライフを的中させる特技を持つ芝本だが、
陽向についてのセックスライフがわからないのが気になったのだ、
取材を理由に陽向は芝本の仕事場へ。
陽向が童貞。しかも本当のキスも知らないとわかると。
オオカミモード。
作家の才能なのか、悪い大人のじょーずなさそいの罠に
陽向ははまって逃げられない。
逃げようと思っても
狼さんの方がいちまいも二枚も上手て
芝本のセックスにつかまってしまう。
芝本に魅かれながらも
自分の気持ちに戸惑いを隠せない陽向。
芝本の強引さに振り回されます。
香林セージ氏の陽向のイラスト。好みです
かわいい。
芝本の強引さは、ストーカー的だけど
長身美形は許されるのですね
ちょっと 露骨なエッチ表現に
驚きながら
楽しく読めました。
牧山ともさんは『世界はきみでできている』がとても楽しかったので
また読みたい作家さんとなりましたが今作タイトル長ぁああ!!w
アズ文庫では最長らしいですよww
でもこういうタイトルで興味を持ってしまうのは多少否めませんw
コンビニのバイトをしている陽向は
やや中性的な見た目と細やかな接客が評判で
朗らか且つ素直で人当たりが良い大学生です。
ある日、長身のスタイリッシュなイケメンが
両手カゴいっぱいに菓子類を買い込み
内心で驚いていると会計の際に陽向に年齢を聞いてきて…。
その男の正体は、官能小説家でもあり、官能漫画家でもある
“蒼藤ユウ”なのですが、
いくら職業柄他人の性事情に関心があるからといって
大して面識もない陽向に
「どんなセックスをする?」なんて聞かないでしょ!と思いました!w
陽向が今まで会った事のない気配り屋さんで
他の男性客に口説かれて困っているのを見て
興味を持ってしまった、にしたってwww
もうね、これは攻めが普通の感覚ではないのを前提として
読み進めた方が楽しめると思いましたよw
蒼藤(本名:芝本)に助けられ、
取材依頼を断りきれないお人好しの陽向ですが
それなりにただ芝本に流されるだけじゃなくて
抵抗だって一応試みるわけですよ。
嫌なことは嫌って言うし、口答えガンガンするし、好ましかったです。
ただの可愛いコちゃんだと私は萌えづらいのでw
触れ合うだけのキスしか経験が無かったから
言いくるめられて気持ちよくさせられちゃう男の性なわけで…。
芝本だって場数踏んでるだろうから
もしかしたらちょろいのかもしれない。
でも、それはただ単に性的な興味だけじゃなくて
ちゃんと陽向を一人の人間として好きになった描写が都度都度あるので
私は嫌な気持ちにならずに読めました。
そして、芝本が俺様っぽいにも関わらず
陽向には愛の言葉を惜しまないので
こっちが照れましたよ!!w
何度も想いを告げているのに
本気に受け取ってくれない陽向に焦れて
キスをしかけようとして
「想いを口移しだ」とか言っちゃうし!!!www
俺様タイプはそんなに得意じゃないのですが
陽向に関してはモヤモヤした嫉妬も
大好きなスウィーツで誤魔化せないところとか
可愛らしい面がありました。
(でもパフェ食べながら
コーヒーに砂糖溶けないほど入れるとか無理無理無理!w)
受けの危険を攻めが救って
更に攻めが他の男といるのを見て恋を自覚するとか
王道とも言えるでしょうけども
ライトなラブコメをお読みになりたい時には良ろしいかと思います☆
コンビニの深夜シフトでバイトをしている大学生・陽向は、時折菓子類を爆買いする人気漫画家・小説家の蒼倉ユウこと、芝本に性癖を尋ねられるといった風変わりなナンパを受ける。
誘いに乗ってすぐに強引にエッチされてしまった陽向は、何とか芝本を避けようと試みるものの、一目惚れされた彼の執着心から逃れる事が叶わずに強引に付き合う形になってしまう。
変わり者の性癖嗜好の持ち主だが、根は悪くない芝本のペースに巻き込まれていくうちに次第にほだされていくのだった。
攻め・芝本は漫画家・小説家になった経緯、パフェに拘る甘党ぶり、一目見た相手の性癖を見抜ける特技といいなかなかの偏屈者だ。
おまけに良いとこの家柄出にどの職種に就いても大成しような博学ぶり、自己管理も完璧ときてスーパー攻め様要素満載だ。
そもそも性欲って人間の三大欲求の一つだから性的嗜好を大っぴらに語るのも大有りだと思う。
といっても、己の相当な自信を周囲に認められないとモロなドン引き空気に居た堪れないものだが。
受け・陽向はDTとはいえしっかりした考えの大学生で、身持ちも堅いはずなのに、呆気なく芝本に食べられてしまう。
しかし、これだけエロてんこ盛りだというのにエロエロしく感じないってのも逆に珍しい。
肝心のラブシーンも、経験皆無の陽向が様々なエロシチュエーションを芝本から受ける訳だが、その様子がまるで教官が実地で教えるような感覚だった。
エロエロなシチュエーションでもおざなりにできないってのが恋愛感情だけど、どちら側の視点から見たとしても、それが足りない気がしてならない。
この話のシチュエーションって受けが快楽に染まっていく過程が伺えるとか、エロ行為を楽しんでいるようなビッチ受けとかのほうが嵌った気がするんだけどな…
官能小説家×コンビニでバイト中のDT大学生。
攻めのおこないが強姦魔以外の何者でもないです。これでなぜ許される&受けくんがなびくのかわかりません。受けくんは強姦されて逃げ回ってたくせに、アホの子みたいに毎度毎度引っかかって、この子ほんとに大丈夫かな…と思いました。
攻めの描写もひどい。客観的に見たらまったく大した男じゃないのに、褒め称えられすぎてて、寒い気持ちになりました。自分でも称える、説明でも称える、道行く女性にはナンパされ、なんで出てきたかわかんないくらいの脇キャラにも称えられ…。
かんちがい強姦魔のくせに「こんな素晴らしい攻めに選ばれた受けラッキー」みたいな流れが耐えられませんでした。セクハラや痴漢やストーキングや強姦があまりに正当化されるので、すごく不快でした。
それから、関係ないですが、牧山さんは難しい言葉を使いたがるクセをどうにかしたほうがいいと思う。
時代物書くときならともかく、コメディ調の現代もので「濫する」とか「肯んじる」とか「正鵠を射る」とか「中らずと雖も遠からず」とかいわれてもなぁ…。こんな難しい言葉使いたがるのって厨二レベルですよ。
加えて受けが両手首を頭上のベッドの柵? にくくりつけられてるのに、フ○ラされて攻めの後ろ髪をつかむのはどうかと思います。どこでつかんでるんだ。足か。てか編集さん仕事しろよ。(まあこの訳わからんクソ長いタイトルにダメ出しできないって時点で、推して知るべしですが)
あと19歳の受けくんが、これまでエッチ経験やまともなキス経験がないのですが、それをとんでもないような珍しいことのように攻めが言うんです。
人を見たらその人のセックスライフが読み取れる、という特技のある攻めが、ここ5年間で初めて見たような珍しいことだって。
いや…普通にいるでしょ、19歳DT。
そんな間違った知識の持ち主が、人気官能作家兼マンガ家だなんて、お笑いとしか思えないし、セックスライフが読み取れるってのも自分の思い込みだろう、と思う。
そもそも受けくんが19歳にして童貞、というのが攻めが受けに興味を持ったきっかけだからして、もうその根底がおかしいと物語がすべてパーですよ。
かなり辛辣気味の意見になってしまいます。
私個人の意見ですので気を悪くされた方がいらしたらごめんなさい。
まず物語冒頭の主人公の説明文がやたらと長すぎます。無自覚イケメン、というか要するに無自覚鈍感イケメンという説明だったと思うのですがとにかく「本人は気がついてないけど周りにはここが魅力的です、本人は気がついてないけど」という感じのあざといアピール?説明文が何個も何個も続いて少しうんざり感じます。一個言えばわかるのに。
加えて、攻めを好きになっていく過程がすっ飛ばされているといいますか、好きになる理由が希薄です。
全体を通し、最後まで読み終わって読みごたえはないかなという感じでした。
ただイラストはとっても素敵ですので、香林セージさんがお好きな方はお手に取ってみたらいかがでしょうか!