文学男子のほっこり恋レシピ

bungakudanshi no hokkori koi recipe

文学男子のほっこり恋レシピ
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神2
  • 萌×21
  • 萌7
  • 中立1
  • しゅみじゃない0

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レビュー数
6
得点
36
評価数
11
平均
3.4 / 5
神率
18.2%
著者
 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

イラスト
 
媒体
BL小説
出版社
二見書房
レーベル
シャレード文庫
発売日
価格
¥619(税抜)  ¥669(税込)
ISBN
9784576180724

あらすじ

オムライス、ポークカツレツ、ハヤシライス、鶏すき、ハンバーグ、マカロニグラタン、玉子粥、鍋焼きうどん、鴨南蛮、天ぷら蕎麦、ブランデーケーキ…
文豪ゆかりのメニューで育まれる、文学を愛しすぎる残念美形の恋

商社に勤務する知恭は文学について語りだしたら止まらない残念美形。そんな彼を好意的に受け止めてくれたのは、仕事で知り合ったトランスレーターの天方。
きまじめ口調でとんでもないことを言い出す知恭に深い教養で応えてくれる天方と、文豪ゆかりのレストランで過ごす時間は至福の時だったが、彼には片想いの人がいるらしい。
しかも知恭は訪ねた天方の部屋でその相手と鉢合わせてしまい――!?
食と文学がクロスオーバーするほっこりラブ

表題作文学男子のほっこり恋レシピ

天方悠尚、仕事で知り合ったトランスレーター、32
薬研知恭、商社勤務で文学オタクの残念美形、26

同時収録作品文学男子のほっこり恋レシピ

柚木、日米ダブルの弁護士、34
天方雪尚、ピアニストで悠尚の弟、26

その他の収録作品

  • あとがき

評価・レビューするAIの精度がアップいたします

レビュー投稿数6

脇CPが気になる

文学男子と食べ物の組み合わせにひかれて購入しました。やはりお腹がすいてきますね...その料理食べて見たい~~!!という気持ちにさせられます。

ーーーーーーー感想とネタバレーーーーーーー

受けは残念美形の知恭ですが、文学のことを語り始めると止まらなくなる様はとても可愛いです。
彼を振っていく女子のなんと酷いこと....まあ実際、めちゃくちゃにはまる趣味を持たない人間からしたら近寄りたくない部類かもしれませんね。

攻めの悠尚は大人っぽくて紳士なイメージ。ともすれば子どもっぽく見える知恭を受け止めています。
垣間見える強引さも魅力のひとつですね...

作中の文章で、知らない言葉も出てきて調べる事が多かったです。”文学男子”と謳っているだけあるな~という感じ。
行為中に知恭が発したあるセリフが個人的にお気に入りです...行為中にその表現するか?!と思いましたが知恭らしさが出て良かったです。

個人的に気になっていたのは、脇CPの柚木×雪尚。
悠尚の弟でおまけに美形...さすがは兄弟といったところでしょうか...
ぐいぐいくる柚木に戸惑いながらも受け入れていく雪尚の可愛さ!!!こういう、線の細い美しい男子がせまられている描写が大好きなので、これだけでもお腹がいっぱいでした...

0

美味しいご飯と素敵な恋を、貴方と

タイトルイメージに違わず、
文学男子の薬研は真面目で純朴な青年です。
容姿が優れているのに文学オタクというギャップは
良さしかないじゃないか!!と私は思うのですが
世の女性達にとっては好ましくないなんて。

同じマンションの感じの良い住人と
職場でも会ってしまう偶然は必然的な感じでしたが
その天方さんの職業、トランスレーターは
ただ通訳すればいいというものではなくて
言い回しなど語彙力が必要となるものだと知り妙に感心してしまいました。
容姿、知性、物腰の柔らかさ、料理上手、すべてにおいて完璧な彼なら
簡単に薬研を口説けそうですが
ゲイに偏見を持たなくとも薬研を怖がらせないようにと
慎重に接してくれるあたりはこそばゆかったです。
薬研もなかなか自覚しなくて
じれったくなりながらも人の好さが全面に表れているので
モヤモヤは一切感じませんでした。

天方さんの、透明感のある美しい弟が登場しますが
あの誤解がなければ一体いつ薬研は自分の心に気がついたかな…??と
意地悪ではないんですがつい考えてしまいましたww

風邪をひいても食欲が落ちない薬研の健やかさも
天方さんにとっては嬉しかったでしょうし愛おしかったでしょうね。
イケメンに看病されたら落ち着かなさそうですがww

自覚まで時間がかかってしまった為、
両想いだとわかってからがめっちゃ展開早!!!だったのが
勿体なかったかなぁ。
でも二人とも大人だし、薬研の可愛さと天方のカッコよさに
お互いリミッター外れてしまうのも仕方ないかもです☆

小椋ムクさんのイラストも優しくてとてもほっこりしました。

余談ですが、文豪メシと聞いて思い出しました。
D宰O氏は納豆に筋子を混ぜて食べるのがお好きだったようですが
以前試してみたところ、私は別々の方が美味しいと思ってしまいました…。

1

読んでいるとお腹が減る


商社勤務の薬研知恭(受け)は重度の文学オタクで、会社では残念美形と揶揄されています。この文学中毒のおかげで恋人ができても長続きしたことがありません。
ある日、イレギュラーの契約により弁護士とともに訪れたトランスレーター・天方悠尚(攻め)の前で文オタスイッチが入ってしまい熱弁してしまうのですが、彼は熱く語る知恭に呆れるでもなくつきあってくれます。
偶然マンションも同じだとわかった知恭は文学語りができる稀有な存在の天方ともっと話がしたくて思い切って食事に誘います。
快諾した天方と夕食やランチを共にして付き合いを重ねるうちに、知恭は天方の傍の居心地の良さに気が付くのです。

両視点で話が読めますが、2/3は知恭視点だったような印象です。
天方視点では、早くから天方が知恭を気に入っていたということはわかりますが、恋愛感情だとはっきりしているわけではなく、天方側の事情が多少わかるという程度だったように思います。
知恭は今まで教授以外で文学語りができる人がいなかったので、遠慮なく話ができるということに有頂天になっていて、恋愛感情を意識するのは本当に後の方になってからでした。
二人で文学語りをしたり、買い物に行ったり、文豪御用達のレストランへ食事にいったり、文豪の食べた料理を再現したりと主に食事絡みで付き合いを重ねている描写はあるのですが、たくさんある割には比較的淡々と話が進んでいたように思います。
知恭は天方に気になる人がいると聞いて、以前親密そうにしているところを見かけたことのある美青年だと思い込み、その人と天方の部屋でばったり会って初めて天方への気持ちを自覚します。
その後は怒涛のように告白からベッドという展開で自覚するまでがのんびりだった分、その後の展開が早すぎたように思いました。
両視点で読めるのはお互いを想う気持ちがわかって好きなのですが、今作は両方ともが好感を持っているとうい描写はあっても、相手を好きだと思い、相手がどう思っているのかなどじたばたする描写はあまりなかったため、ちょっと物足りませんでした。
ただ、好きだと気が付いた知恭は今までのアイデンティティがぐらつくような事態なのに速攻告白した思い切りのよさはよかったと思います。
逆にもっと積極的に動きそうな性格なのに慎重になりすぎていた天方にはちょっとがっかりでした。ただ、想像していたのと逆の展開になったのは意外で面白いと思いました。


ただ、同僚弁護士の柚木はよくわからない人物だったように思います。二人の食事に飛び入り参加してきたのに、遠慮するわけでもなく知恭がわからない仕事の話をして知恭を蚊帳の外にして疎外感を感じさせたりで、邪魔したいのかなと思いました。柚木は天方狙いなのかと思ったら天方の弟に一目惚れし口説いている最中とのことで、若くして大手弁護士事務所のパートナー弁護士なのだから空気が読めないわけでもないだろうに、なぜあの行動だったのか。
それが、知恭に天方が気遣いができる人だと感心させるわけですが、ちょっと不自然に思いました。
その柚木の想い人・天方の弟も知恭を嫉妬させるだけに出てきたのかと思ったら、柚木といちゃいちゃしてて柚木を受け入れるかのようにみえて、その後天方が知恭の部屋を訪れるため二人を放置して出て行ったので、どうなったか分からず、中途半端でした。スピンオフあるのかな?

最後は初めての行為に知恭が疲れたため天方がお泊りして終わりで、両思いになるまでがのんびりだった煽りか、尻切れトンボな感じの終わりだったのが残念でした。せっかく両思いになったのだから、もう少し先まで読みたかったです。

タイトルの通り、料理がたくさん登場します。
文豪が食べたという料理がたくさん出てきて食べに行きたくなりました。
特に、知恭が風邪をひいたときに天方に作ってもらっていたおかゆや煮込みうどんがとてもおいしそうでした。レシピが知りたいくらいです。

0

優しさに包まれたなら・・・

帯を見て てっきり、物語の構成がメニューごとの章仕立てになっているんだと勘違いしていました(笑)帯に載っているメニュー全ての『文豪レシピ』的なものを、二人で一緒に料理して仲を深めていくお話なのかなぁ…と、それだと ただのレシピ本になっちゃいますね^^

さて。基本、知恭(受け)視点でお話は進みますが、間に二ヶ所 天方(攻め)視点が挟み込まれています。
理知的で爽やかなルックスに加え、性格も朗らかな知恭。しかし彼は一旦 文学オタクにシフトすると、無自覚に鼻息も荒く目が据わりぎみになり我を忘れて文学について語ってしまのが玉にキズな26歳。
そんな知恭の『文オタスイッチON状態』に初対面で遭遇しても興味深げに耳を傾けてくれ「知識が増えれば、人生が豊かになる」と肯定してくれる天方は32歳。なんて丁度いい年の差。
初登場シーンの天方が凄く素敵ですよ~

知恭が美しい日本語をこよなく愛しているせいか、馴染みのない用語が割と多めに出現します。
ですが、その前後の文から意味を推測できる場合がほとんどなので大丈夫、大丈夫。
でも終盤に出てくる【挵(せせ)り回す】という単語は、にやにやしながら意味を調べてしまいました^^

「ウザい」「文学かぶれ」と変人キャラ扱いだった知恭ですが、天方視点にかかれば「個性的」「独創的」「きみはいつも まっすぐでひたむきだよ」と、好印象の波状攻撃。
でもでも、あともう二つ三つ 甘さがプラスされていたら、もっと良かった!焦らず、ゆっくり時間をかけて恋心が芽生えてくれるのを待つタイプも嫌いじゃありませんが、個人的に 紳士的な攻めがガツガツいく部分が読みたかった~!!

私的に、いい働きしてくれますね と拍手を送ったのは、天方の仕事仲間であり友人でもある柚木弁護士ですね。育ちつつある恋心を本人に自覚させるような柚木のセリフに一番萌えました。

天方が知恭の内面を心の底から愛しいと感じ、心身ともに寄り添いたいと願うに至る過程が 丁寧に描写された作品です。

2

辞書いるかも

表紙買い。読んでてあんまり辞書ひくことないんですが、「? この言葉知らんで」とスルーできず検索すること複数回w。攻め受けとも文学青年だからか、なかなかしっかりした文章でした。それから、キャラとムク先生の挿絵がぴったりでうっとりです♡表紙、本当に素敵~私も餌付けされたいー♡ ただ刺激という面ではあまり無くて、穏やかーなお話と感じたので萌にしました。本編220P超+先生のあとがき。

お話は、職場近くの清澄白河の自宅マンションで朝の支度をした薬研(やげん)がいつもより30分早く家をでるところから始まります。総務部勤務の薬研は朝一番の会議に間に合わせるよう出勤したのですが、その会議に出席するために来たトランスレーターは、今朝マンションのエレベーターで乗り合わせた人物で・・・と続きます。

攻め受け以外の登場人物は
受け勤務先の顧問弁護士(イケメン)、攻めの弟(ピアノ教師、美♡)ぐらいかな。キレイな人ばっかりなのでウッキウキな挿絵でした!

****************以下は内容に触れる感想

薬研が本当に残念な文学オタクでw。総務部勤務でそつなく固く仕事をきちんとこなす超美形なのに、文学に関する話になった途端、オタ度が200%というぶっちぎり度で、周りにドン引きされるという始末。裏表が全くない方なので、文学スイッチさえ入らなければ、なかなか好ましく面白い方でした。攻めさんは紳士なスパダリトランスレーター、たまたまフリーな時に純粋無垢な文学青年に堕とされちゃいましたと思いました。スパダリなのは好きなのですが、いい人すぎてちょっと印象がやや薄らいでしまった感じです。

お料理の記載で一番食べたい!と思ったのは、薬研が風邪で弱った時に攻めさんが作ってくれた驚愕の卵粥。ショウガの効いた鰹出汁ベースの餡をかけてるって、すごすぎる・・・・ああ食べたい。そのほか色々こだわりの食記載があったのですが、文学面のお話の驚きが強く飛んじゃいました。

色々書きましたが、サブキャラの腹黒っぽい弁護士さんのお話が読みたくなりました。先生、そちらの方々のてんやわんやを読ませていただけないでしょうか・・・?ご検討よろしくお願いします。

4

ホッコリ癒されBL

タイトルや表紙そのままの、ほっこり甘くて可愛いラブストーリーです。

スパダリでとことん優しい攻めも好みなら、やや天然で真っ直ぐな受けもツボそのもの。
これは良い癒されBLでは無いでしょうか!!

ところで、ストーリーや設定は好みながら、個人的に文章がイマイチ合わなくて読み辛かった牧山先生。
やたらカチリとした硬い断定調の文章で、漢字が多すぎるのも読みにくさに拍車を掛けていました。
漢字が多いから読みにくいと小学生なみの感想に思えるでしょうが、通常では使わない漢字が多用されてるのです。「大蒜」とかね。
それが今回、文章がすごく柔らかく読みやすくなってます。
間違えて別の作者さんの本を買ってきちゃったかと思ったほど。
漢字も通常の範囲内での使用になっていて、ホントするすると読めました。これはありがたい!!



内容ですが、リーガルトランスレーター(翻訳家)の天方と、文学が好きすぎてちょい残念美形・知恭の両片思いものです。
仕事で関わった二人。
趣味である文学の話で盛り上がり、偶然住むマンションも同じ事から親しくなってー・・・と言うものです。


こちら、両視点で進みます。
文学男子となってますが、超ポピュラーな文学の話がチョコチョコ出て来ます。
と言っても、基本的に文学オタクの知恭が、キラキラした目で文豪や文学への熱い思いを語っているというもの。
そこに文学オタクとはいかなくても、博識で文学に対する造詣が深い天方が加わり、二人で文豪ゆかりのメニューを食べ歩いたり作ってみたりてトコでしょうか。
このあたりがめっちゃほのぼのホッコリでして。
また、良い具合に「お料理」が、二人の仲を進展させる小道具として上手に使われてるんですね。
風邪で寝込んだ知恭の為に天方がお粥を作るシーンがございますが、卵粥に生姜をきかせた鰹だしベースの餡をかけてという具合に。
なんだかすごく美味しそうで、これを弱ってる時に出されたらイチコロだろうみたいな。

そして重要なのが両視点。
攻め受け両者とも、とても好感の持てるキャラクターですが、それぞれの視点から見ると更に魅力的。
穏やかで懐が深く、茶目っ気も感じさせる天方に、一生懸命で純粋で愛らしい知恭て具合に。
あとですね、知恭はやや天然です。
彼を落としにかかった天方が、デコチューしたりハグしたりとやたらスキンシップを図りますが、「外国の人と接し慣れてるから」と知恭自身は疑問に思いません。
で、徐々に接触を増やされて意識するように・・・。
個人的に、こうゆう天然故にいつの間にか取り込まれてますよ~的エピソードが楽しくて仕方ない。

で、知恭が意識するようになった途端、天方に恋人が・・・!!と言う誤解が起こりますが、これもヤキモキするまでも無く解決。
あせって天方の恋人らしき人物に、「名乗るほどの者じゃございません」とトンチンカンなセリフを言って逃げ出す知恭に笑いました。
すれ違いの切ないシーンで笑えたのは初めて。

他、エロが少な目ながら超好みでした。
天然受けが無意識の言動で煽っちゃうというパターンです。
「俺を誘ってるのか?」と言われ、「そんな高等な色事テクニックは持ち合わせていません!」みたいな。
その後の知恭のちゃんと意識した誘い文句にも悶絶。天方が煽られて暴走するのも仕方ない・・・。

と、とてもほのぼの甘々で癒されたお話でした。



9

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