ボタンを押すと即立ち読みできます!
待ちに待った、『悪態シリーズ』の第3巻です。前作から5年半、本当に待ちくたびれました!
でも待っただけあって、夏目のラブ度が上がって、甘々で、前作よりも一歩夫婦に近付いたカップルになってて、ニヤニヤが止まりませんでした。富士山さんの描かれる、夫婦のようなカップルが本当に大好きです!
今回は、夏目の妹と弟(双子)が別々に、突然夏目のマンションに泊まりにやって来ます。
必死に隠そうとする夏目と、彼氏として牽制しようとする冬時。
身内にまで嫉妬して、冬時の独占欲の強さは相変わらずです。そして、妹の宣戦布告も受けて、夏目の所有権をしっかり主張するのもさすがです。
そして、今回の目玉は、例の契約書の存在です。
とうとう、2人を繋げていた契約書を、夏目が破ってしまうのです。
弟たちに関係がバレて、自分と別れたくなったと不安になる冬時。ついついカッときて、またまた手錠をかけて夏目を襲います。ホント、冬時は相変わらずです(笑)
でも、夏目の真意は違っていて…。契約書にある通りに、冬時が手離せなくなったから、という冬時が大喜びする答えでした。
そんな、甘々な雰囲気を出してる2人に、冬時のストーカー的アプローチから始まったのが、ようやくここまで来たという感じで感無量でした。
そんなメインのストーリーも甘々で面白かったけど、番外編ショートも色々な2人が見れて面白かったです。ケモミミを付けた2人とか、酔っ払ってエロくなる夏目(ゲロの顔射付き・笑)とか、可愛い2人に満足です。
このシリーズは、まだ続くようなので、またまた楽しみに待ちたいと思います。できれば、次作はもっと短い間隔を希望したいです!
まさか5年半も間が開くとは(笑)
でも相変わらず夏目(受)LOVEの冬時(攻)でした
1巻では、従兄弟に妬いて
2巻で、夏目が拾った猫にまで妬いていた冬時
今回もやはり夏目の双子の妹弟にも対抗心を燃やしています(笑)
でもやはり関係が進んだ分だけ衝動的に行動する事は無くなったのかな
冬時も夏目と色々な事を乗り越えてきた分、精神的に大人になったのか、夏目の意志を尊重します。
前は何だかんだと言って居座って相手に自分の存在をアピールしていたりしたのに(笑)
冬時は夏目にとって 自分が一番で唯一じゃあ無いと気に入ら無いんでしょうね。
でもやっぱりというか夏目に内緒で弟に会ったりと、やっぱり変わってない。
契約書の件でゴタゴタ誤解した時も、お約束の様に手錠に夏目を繋いでるし(笑)
誤解が解けた後の手錠跡を舐めつつの二人のチュウの場面がエロかったぁ‼︎
これで、二人はがっつりラブラブなのかと思ったら、冬時は客用布団に寝かされるって…
二人の仲は進展したと言うより、少し進展したかなって感じです。
それと気になったのは、夏目の妹が、夏目の恋愛対象が男なのがわかっていた事!何があったのだろう(笑)
メッチャ気になります
もう、この間になると、夏目も冬時と付き合ってることに対しては納得しているようで、ラブラブです。
(決してそんなふうに見せないように頑張ってるっぽいけど)
そんな二人に夏目の兄弟が割り込みます!
なんと双子…
そして妹にはゲイなのバレているのか!それともバレてないと思ってるのは夏目だけ?!さらには弟までやって来るって。
そんな弟には二人で書いた契約書を見つかってしまう。
夏目は、最後の一文を満たしたつもりで、弟にこんなもんで縛られているわけじゃないって示すつもりで破るんですが、冬時は自分達のつながりを絶たれたように感じてしまいます。あーー、萌ポイント。
そして冬時は暴走しちゃうんですが、大人な夏目はちゃんと破いた理由を説明します。あはーん、冬時の勘違い。。。
この二人は見ていて癒されます。こんな関係も羨ましいな。
待っていた身としては嬉しい続編。
夏目の、冬時に対する情が変化し始めた前作。
2人の気持ちがもっと近く触れあえる所まで。
そんな期待はものの見事に躱されいつもの夏目さん、いつもの冬時。
相変わらずなパーソナルスペースのせめぎあい。
それはそれで楽しいけれど、やっぱりもっとぐっと踏み込んで欲しいと思ってしまいました。
唐突に現れた弟妹設定にブラコンシスコンと山盛りな情報も、冬時の恐ろしい程のカンの良さ根回しの良さにあっさりと解決。
ちょっとだけシラケてしまうエピソードにもなりましたが、ただ、2人とも冬時の存在を当たり前に受け止めていたのが気になります。
見せ場なく破かれた契約書にイベント好きな冬時がかわいそうと思いつつ、思い立ったら即実行な夏目らしい決意にちょっぴり満足してその後の2人の書き下ろしに見届けた!!
と思った矢先。
続くの文字に次は何年後?
なんて意地悪な言葉を呟きながらも次をのんびり待ちたいと思います。
悪態シリーズ一気読みです。
前作のヘヴィーさに心が折れそうになりつつも、一気買いしたので3作目も読みました。
この2人の、若干危うい関係性ながらも、お約束的ノリツッコミなテンポや展開は1作目の時から好きだったので、今作はまたそのノリを楽しめることができました。
契約書の事を知って、夏目さんに再び手錠監禁をしようとする冬時のちょっと精神的に行き過ぎかけているシーンもあったり(怖くはないです。でも前作の事を想思い出し、冬時の行動やトラウマの原点みたいのが浮かんでしまい若干複雑な気持ちに・・・)
夏目さんの双子の妹と弟も登場して、片想いの連鎖みたいなのも垣間見れて・・・
実は「悪態シリーズ」は結構危うい話なんだな・・・と再認識したりしました。