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他の方のレビューとか、亜樹良先生のラストの『Thank you』ページで、アラ、これって『スピンオフ』だったの!と気づきました。
まぁ確かに物語のラストで「・・・??」な二人が出ては来ていましたが。
私的には全く気付きもしなく、とても快適に読ませて頂きました。
いやぁ、亜樹良先生、もう絵が綺麗のなんの!!
イラストを追っ掛けて小説を読んでいたのですが、全編先生の絵で読ませて頂けるこの『シアワセ』はぁ、ため息が出ますね。
『攻め=刑事』と『受け フリーター』は学生時代に一応同級生だったけど、そんなに親しい訳でもなかった。
それが二人がバッタリとカフェで出会い、「泊まるとこ無いから泊めて!」
と、攻めの家に転がり込むんですよね。
攻めは立派な刑事だし、キッチリと人生を歩んで来た。
受けは・・・
どうも攻めに言っている境遇とは、少しづつ少しづつ違う所が見えて来て・・・。
この辺り、上手いですねー。
受けはフリーターとして、そして住居も定められない訳があった。
でも、それを攻めに言うでもなく。
こちら側もまるで小さなミステリーを読んでいる様な、謎解きも楽しませて頂きました。
そしてこの謎解きが明かされてかーらーのぉーーー。
いやぁ、ガッツリ二人の『♡ムフフ♡』が。
待ってましたよぉ"♡"♡(*///ᴗ///*)♡"♡"
タメが長かった分、
「大人のパンツ」イヤァン♡♡
「じゃぁさっさと脱がしてよ」ブハーッ( ´ ii ` )
そりゃ普段クールな攻めも『チョー肉食』になるわな!
この『ガッツリ』感な合体もたまりませんっっ!!
この本のラストに、『defeat』先輩 後輩 が付いています。
短いお話しながら、ここでも先生の美しい絵と物語が遺憾無く発揮されております。
まぁ『攻め 後輩』『受け 先輩』の美しい事と言ったら。
暫く見蕩れてしまうほど。
で、ギャグ!!!
やられたーーーっっっ。
この短さに、ちゃんと書下ろしも付いてるんですが、この「書下ろしの書き下ろし」を
「どうか プリーズ!!!」
と叫んでしまいました。
やっぱり、亜樹良先生は『神』です。
゜。+゜(*′▽`*)。+゜。゜
『beast&feast』のスピンオフなのですね。
表題作の描き下ろしに兵藤と和葉も登場しますが、未読でも大丈夫です!
そういう私も未読でした。
奔放な北原とマル暴の刑事・長井が主人公です。
高校時代の友人・北原を家に居候させることになってしまった長井が、北原に勝手に翻弄されていくストーリーです。
途中、ストーカ的な事案が発覚して少し危機感がありましたが、全体的には穏やかな話の流れです。
お互い惹かれ合っているんだろうな…というのは何となく分かるように表現されており、上手さを感じました。
結末は予想通りでしたが、ハッピーエンド大歓迎なので嬉しかったです。
「beast & feast」のスピンオフという位置付けですが、今作だけでも読めると思います。
真面目マル暴刑事長井x同級生フリーター北原(バイ)の恋模様。
同棲相手に追い出された北原が長井の部屋に転がり込んでくる。いつの間にか北原といる空間に慣れた長井だが、「元カレとよりを戻すから」と出て行く北原。元カレ?オトコ?と動揺する長井。「気が付けば北原のことばかり考えてしまっている」
ヤクザのストーカーが北原に付きまとっていることを知り、助けたいと思う長井。そして自覚。「やっぱり俺は北原と離れたくない」
ストーカー騒動があって想いが通じあう二人。
さて問題の黒ビキニパンツ。「…なっなんだこのパンツは?!」「じゃあさっさと脱がしてよ」ドキぃ!スイッチが入りまくるむっつりメガネ長井です。
後半、元ネタ「beast & feast」の兵藤x和葉によるまったく同じ黒のエロビキニでの着衣プレイ。和葉の恥じらいビキニパンツ、かわいい〜。穿いたままのH。えろ〜。
「defeat 後輩 先輩」
高校の時から好きだった美人先輩と同じ会社に入った後輩。告ったらなんと先輩も好きだって。まさかの両想いだけど、ア◯ルが痛くて拒否られ、先輩のヴァージンはオアズケ、というおはなし。
一冊の中に、ふたつのストーリー入りでした。
表題ではない方の作品は、約20ページほどの短めの作品です。
でも、この短編・・・なかなかにオモシロエロかったですw
さて、表題作。
こちらは、作者さんも書いておられるように
「Beast&Feast」で脇役だった長井さんが主役。
警察の真面目~なオカタイ方。
だけど、照れると北原と目線を合わせられなかったりして
そこがとってもカワイイんですねー。
ギャップがいい!
えっちぃシーンでもギャップが!
そういう所が面白かったです♪
警察官の堅物メガネ×ふわふわ掴みどころのない居候の再会ラブ。
まず攻めは、見た目も中身もまさに「堅物メガネ」キャラです。
しかし、他にはないキュートさを感じました。この堅物メガネ攻め、愛嬌があります。
受けの居候に文句を言いつつツンツンしながらも、いざ受けが余所に行ったらシュン…と寂しくなったり、
ご飯が喉を通らなくなったり、
テンプレな堅物メガネ君といえば、何考えてるかわからないクールガイが一般的かもしれませんが、このお話は攻め視点!そのため攻めの考えてる内側が筒抜けで無自覚な恋心もダダ漏れで、可愛さが感じられました。
一方で、居候はふわふわした雲のようにつかみどころのない色男。
見目麗しくアンニュイさがあって素敵でした。が、ただ相手が鈍感堅物メガネなので、ちょっと全体的に雰囲気が落ち着きすぎていたかなぁ、と。どうせふわふわしているなら、もうちょっとちゃらんぽらんな居候くんの方が堅物攻めとの相性は良かったかなぁと感じます。
最中の描写はダイナミックでえろやかで見応えありました!