ボタンを押すと即立ち読みできます!
これはこれは…感想なんて言ったらいいんだろう。とても爽やかであり、切なくもあり、かわいいし、不憫なところもあって、挑戦的なシーンもあるし、BLの醍醐味、盛り沢山。でもでもなんか物足りないし、うーん…というモヤッと感。
これ、後日譚に大人になった2人のお話があればよかったんだと思うんですよね。それを読めたら、小学生の岳との関係も肯定できるというか、2人には必要なことだったよね的な目線で、読者の気持ちも落ち着けたかも。
でも夢中で読みましたよ、楽しかったです!
長めのお話が読みたい気分だったので、取り敢えず背表紙が広かったこの作品を購入させていただきました。
登場人物は居酒屋バイトで26歳の朝陽達哉、達哉がよく行くコンビニに女連れで時々現れる青年である菅谷岳のふたりです。
仕事帰り、深夜にコンビニに寄り、夕飯を買うことにした達哉でしたが、夜遅いこともあって、達哉の喉を通りそうなものは残っていませんでした。渋々諦めて帰ろうとした達哉でしたが、ふと声をかけられます。声を掛けてきたのはここのコンビニに女連れで現れるとこがある男。男は達哉に弁当を押し付けるような形で去っていきますが、達哉はそれをありがたく受け取ることにしました。後日、達哉が信号を待っていると、小学生の集団が向かいにいることに気付きます。その小学生の中に170センチほどの身長の子供がいて、ランドセルや黄色い帽子が浮いて見えます。実はその小学生、昨日達哉に弁当を押し付けた男で…
いい意味でも悪い意味でも「12歳とは…??」と思ってしまうような作品でした。取り敢えず私はおもしろいし感動する話だと思います。
挿絵がひなこさんだと言うところも評価のプラスポイントでした。
小学生が攻め、という設定が許せる方には是非おすすめしたい作品です。多くの人に読んでいただきたいです。
この本は、年下攻めの魅力がとても詰まっていたと思います。かわいい岳がかっこよくなっていく様子、色気を出していく様子にドキドキしてしまいました。
攻めが小学生というとんでもない設定だと思いますが、その分、これからどうなるんだろうというように小説の世界にひきこまれました。
主人公の自分は自分を好きになってくれるような人しかすきになれないと思っていたなどという心理描写が書かれているページがすごく好きで共感しました。
当て馬はかわいそうでしたが、かなり好きなキャラクターです。
どんなものなのかと興味本位で読んでみた。
12歳×26歳。
ファンタジーでも、見た目18歳以上に見えたとしても、小学生の放置子が隣のオジさんに世話をしてもらっているうちに恋愛感情が芽生えるというのは、ちょっと無理があるような気がした。
自分的には、せめて中学3年生とかだったら良かったかも。
情景描写が今ひとつで、もう少し丁寧に表現してくれればもっと物語に入り込めるんだけどな、と思うところが幾つかあって残念だった。
26歳の朝陽と12歳小6の岳。
この二人が恋をするってね、想像も付きませんが想像も付かないから読みたい気持ちが強くなる。
そしてどうにもならないことが生きてると様々あって、その1つが誰かを好きになるということで。
朝陽の心の葛藤がそのまま、読んでいる私の葛藤になって途中かなり苦しかったです。
常識やモラルや世間体やそんなものを考え出すとキリがなくて、もうどうしようかと思いました。
もし自分の子供が小6で、その大切な子が26の男に…!と思えば許せないのに、朝陽と岳にはどうにか幸せな未来が待っていて欲しいと願ってしまう。(特にクソな親に放っておかれた寂しさを岳には2度と味わって欲しくなかった)
そんな矛盾だらけの自分の気持ちに疲れました(~_~)
疲労感半端ないので、これはもうお話の世界なんだと割り切って読むしかなかろうと、中盤から気持ちを切り替えて読破。
結末は予想通りなのですが、逆にそうでなかったら困るし!
14歳の年の差はいつまで経っても縮まる事はないんですが、長い目で見ると岳が大人になって30歳と44歳のカップルになったら別に大した問題じゃない気がするな。
そうなるまでずっと一緒にいてほしいです(*^^*)