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表題作月の光、そのカケラ

乾貴之(フリーライター)
宇佐美しのぶ(サラリーマン)

その他の収録作品

  • 蒼い破片<前編>
  • 蒼い破片<後編>
  • 淡く滲んだ級軌跡
  • 風の月<第一話>
  • 風の月<第二話>
  • 風の月<第三話>
  • 風の月<第四話>
  • カケラできらきら

あらすじ

ルポライターの乾が偶然、街で再会した高校時代の知り合い、宇佐美はかつて親友、矢沢の恋人だったのを強引に体を繋いだ・・・と
いう因縁の間柄だった。一方、乾は以前、ひょんなことで一夜を共にしたことのあるチンピラ、礼二とも、追っている事件を通じて再会する。複雑に絡み合った糸は思いがけない方向へと・・・。シャレードコミックス初登場! どきどきセンシティブ・ラブ、満を持
しての単行本化!

作品情報

作品名
月の光、そのカケラ
著者
こおはらしおみ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
二見書房
レーベル
Charade books comics
発売日
ISBN
9784576010793
2

(1)

(0)

萌々

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(0)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
1
評価数
1
平均
2 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

時流と希求

改めて読むと、抉られる話です。
恐らく当世流の感覚で読み解いたなら、
JUNEに分類されてしまうのでは無いか。
そう言う理不尽な重みを内包した連作です。
後書・「カケラでキラキラ」に綴られた
作者さんと編集さんのやり取りは
ボーイズラブと言う言葉の中にある幅、
その認識差異を浮き彫りにした好例でしょう。
個人的にはこの様な流行の感覚に乗る事を
潔しとせず吾が道を行く作品、嫌いでは
ありません。萌える萌えないと言う判断ではなく、
何かをかき乱す為にたまに頁を捲りたくなります。

読み難いと感じられる方の為に評者が掴んだ
コツを開陳します。
攻を狂言回しと考えて読んでみてください。
彼はただ物語の中心に位置しているだけです。

2

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