俺の人魚姫

ore no ningyohime

俺の人魚姫
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神23
  • 萌×210
  • 萌14
  • 中立1
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
9
得点
198
評価数
48
平均
4.1 / 5
神率
47.9%
原作
 
作画
 
媒体
コミック
出版社
リブレ
シリーズ
スーパービーボーイコミックスDX(コミック・リブレ)
発売日
価格
¥629(税抜)  ¥679(税込)
ISBN
9784799726884

あらすじ

工場で働く道雄の唯一のあたたかい思い出は、昔悠馬に助けてもらったことなのだ。今や悠馬は工場の常務で手の届かない存在だが…?

表題作俺の人魚姫

城之内悠馬,文具メーカーの次男で常務
杜松道雄,消しゴム工場の工員

同時収録作品ダリアの恋

泰二,乳母の息子で使用人
蒼也,病のある金持ちの長男

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レビュー投稿数9

まさかARUKU先生の絵を恋しく思う日が来るとは・・・。

誠に失礼ながら、ARUKU先生の絵柄が好みじゃないというか、苦手でした。
なんか動きもカクカクしているし、表情も浄瑠璃人形みたいだな・・・っていつも読みながら思っていました。
(ARUKU先生、ファンの皆さま方 酷いこと言って本当に申し訳ないです)
他のレビュアーの方々の中にARUKU先生の絵だったら・・・というレビューをされていらっしゃるのを以前から散見していましたが、自分がこの作品を読むまでは、かなり半信半疑でした。
しかし、この作品を読んでいて知らず知らずに脳内でARUKU先生の絵を思い求めて、脳内変換している自分に気づいてビックリしました。
パラダイムシフト的な衝撃。先のレビュアーの方々、疑ってごめんなさい。本当でした。

雪居ゆき先生の絵はとても可愛いし、綺麗だし、表情もとても繊細に描かれています。文句ないです。こちらの方が一般受けするのは確かです。
・・・でも・・・・受けの道雄が可愛い、可愛いすぎる。こんなに可愛いのに何故、そこまで皆から邪険にされるのか判らない。そして非常に上手に描かれている故に全体のムードが現実的というか、健全すぎるというんでしょうか。
続き
ARUKU先生だったら道雄がもっと影が薄くていかにも薄幸で、それゆえ全体が非現実的な不幸感がもっと漂っていただろうなと思ってしまいました。

さてお話ですが、道雄(受け)が王道をいく不幸キャラです。これが人魚姫に相当します。
ボロ家育ちで小さい頃からいじめられ、中卒後、文具メーカーの消しゴム工場で黙々と歯車のように働く。おまけに吃音持ちだから誰ともうまく話せないし、諦めている。そして周囲もその存在を無視している。

そんな彼の心を温かく灯すのは、悠馬(攻め)の存在だけ。
小さい頃、いじめっ子から助けてもらったたった一度きりの出来事を大切な思い出として心にしまっている。
そして、時々彼を見かけても声が出なくてひっそりと見つめるのみ・・・・。

本当にこの道雄がいじらしくて健気なんです。攻めの悠馬のためなら、命を捧げても惜しくないと思っているのに、その見返りは求めていない。
スムーズに喋ることができないから、周囲から濡れ衣を着せられても弁明もできない。童話の人魚姫とうまく重ねていて、さすがARUKU先生だと思います。

王子様役である悠馬は社長の息子だけあって俺様キャラでして、残念ながら私には最後まで魅力が判りませんでした。
だから読んでいる途中、彼に魅力に感じる事ができないので、なんで道雄はこんな悠馬のことを一途に好きなのか、という大前提すら忘れてしまいがちでした・・。
指輪を探してもらって、道雄の家に押しかけてきた時のセリフは酷いと思う・・なんでこの人はこういう傲慢な喋り方しか出来ないの?何はともあれまずはお礼でしょうがっ!と喝を入れたくなりました。
最後まで基本的に俺様でしたし、悠馬が道雄の事をちゃんと好きだという事をエッチシーン以外の表現で読みたかったです。
当て馬の柏原のほうが、遙かに魅力的で、彼のセリフに心動かされる事しばし。悠馬は柏原と付き合ったほうが幸せになれると個人的には思いました。

道雄のキャラと切ないストーリーは間違いなく神なのですが、どうしても悠馬<柏原が魅力に感じてしまって、最後まで悠馬の良さが判らなかったので、本当に残念なのですが神よりの萌萌です。

私がトピ立てした「ちるちるのランキング圏外だけど、心の琴線に触れた作品を教えてください」
http://www.chil-chil.net/answerList/question_id/4967/#IndexNews

で教えていただいたのがこちらの一冊。
ずーっと読もうかどうか迷っていたこちらの作品の読むきっかけを与えてくださり、本当にありがとうございました。教えていただかなければ一生読む機会がなかったと思いますので、深く感謝しております。

1

神マンガ

内容が人魚姫とリンクしていていい。
道雄の一途な想いが恋する乙女ですごくカワイイ!
自分は好きな人を見てるだけでいいという謙虚なところもカワイイ!!
最後まで結末が分からなくてハラハラ、ドキドキするマンガ。
道雄のセツナイ恋に泣くこと間違いなし❗️

2

その不憫さ、本物の人魚姫です。

物足りないと評価している方もいると思いますが、自分のツボなので神評価です。
ちょっと傲慢なセレブ攻め×貧乏で不憫で健気な受け
王道ですねwww ありがちな話ですが、漫画は小説とは違って、絵で表現する細やかな表情と雰囲気がすごく大事だと思うのです。
受けが吃音で話さない分、その一つ一つの表情がとてもキュンときました。
笑いながらも悲しさと寂しさが滲み出るのがたまらないです。私は雪居先生の絵に心が打たれました。
ストーリー自体の表現も好みです。人魚姫の話に絡んで、ところところで出来くる比喩が独特な雰囲気を作っているのがすごいなと思いました。
受けが不憫すぎてイライラしちゃうという声もありましたが、人魚姫ってそういう感じでしたからね。そこまで不憫だと本物の人魚姫みたいだなと感心しちょうね。
切ない!!とキュンキュンしたい時は絶対この漫画を読み返ししたいだろうな。
あとは当て馬の男があまりにもいい人で、逆に彼が主役でも喜んで読みますぐらいです。彼が主役のバージョンも読みたくなっちゃうね。

2

物足りない

すごく切なくて、いい話なんだけど終わり方がすごく物足りなかった。
攻の気持ちが気の迷いで受とエッチしてるのか好きって気持ちでエッチしてるのかわからなかった。なんかこれって攻は受のことが好きでいいんだよねって思いました。
もっと攻の受に対する気持ちをちゃんと書いて欲しかったです。
なんかモヤモヤした最後ですっきりしなかった。
これがしっかりしてたら神評価だったんだけど。

受が不憫で、攻に近づいてくる女と結婚式まで話が進むから、終始イライラ。
だからもっと攻が受を好きって気持ちを書いてくれてスッキリ読み終えたかった。
本当にそこだけが残念です。
続きがあるならすごく読みたい気持ち。
受の吃音の症状がよくなるのか気になるし、柏原のことも気になります。

4

ARUKUさんはARUKUさんなんだなあ。

ARUKUさんが大好きですが、別の方の作画なので買うの悩んでいました。
やっとこ買いましたが、うーん。
矢張り、ARUKUさんの話はご本人の絵じゃないとしっくりこないかも。
あの絵はかなり癖があって正直好きな絵からは外れるのですが、ARUKUさんの話にはあの絵じゃなきゃダメみたいです。
とても綺麗な絵で丁寧なのですが、滲み出る不幸感がないのですよ。
今風の綺麗な絵だとあと一歩がこないですねえ。惜しい!!
作画の方が悪い訳では決してなくて、この方のオリジナルも読んでみたいです。
お話はARUKUさん王道のセレブ攻め×不幸で貧乏な受で、受けが健気でたまらないです。当て馬もいい人だったなあ。
ただARUKUさんの女子は絵に描いたように悪い子が多いので、もっと普通でもいいんじゃないかしらねえ。
まあ、ライバルはとことん悪い方が、罪悪感がなくていいっちゃいいんですけれど。

ダリアの話も良かったですが、こ、これは着物の作画が(汗)
皆が襦袢着てないのが、とても気になりました。

5

原作と絵柄の関係

以前からARUKU先生のファンなのですが、大変失礼ながら、もうちょっと一般受けする絵柄だったらもっと人気が出るんじゃないかなーなんて今まで思っていました。たぶん出版社さまも同じ考えだったのではないかと思います。
それが浅はかな考えだったということが、今回の本でわかりました。
いや、いい話なんです。ARUKU先生の原作はもう間違いないし、絵柄は可愛いし、受けが健気でうるっときそうになりました。でも、もしこれがARUKU先生の絵だったら「神」評価をつけていたと思います。

消しゴム工場で働く受けと、その工場を所有する文具会社の息子であり常務である攻めの話です。
受けは子供の頃、悪ガキにいじめられていたところを攻めに助けてもらったことがあり、それ以来ほのかな恋心を抱いています。人見知りな上に吃音がある受けは、工場で攻めと顔を合わせることがあっても会話をかわすこともなく、ただ遠くから眺めているだけ。
そんなある日、工場でストが起こり、攻めが目を負傷して失明してしまいます。再び視力が回復するかどうかもわからない攻めのところに何度もお見舞いに行く受け。吃音があるのでほとんど口をきいたり続きもしないのですが、その優しさと温かさに、攻めも無意識のうちに顔の見えない受けに惹かれていきます。しかし攻めは別の女性と結婚することになり、受けは受けで慰めてくれた攻めの友人と付き合うことになります。

誤解や感情の行き違い、攻めの婚約者の存在などから、人魚姫の話のようにすれ違う2人です。
攻めのためならなんでもできる、という受けの無償の愛が美しく、切なかった。
こんなに可愛い受けなのに、どうして吃音があるくらいで工場の人に邪険にされるんだろう、と疑問に思いました。絵柄が綺麗だからなおさらそう感じたのかもしれません。私が同僚なら可愛がるのにな。
最初は興味本位で受けをかまっていたのに、いつしか本気で受けに惹かれていく攻めの友人がいい男でした。こっちと付き合った方が幸せになれるよ受けくん! とつい思ったりしました。

9

切なさはお墨付きです

ARUKUさんの新刊!と思って楽しみにしていましたが、作画は違う方ということでいつもよりも満足度が少なく感じられました。雲居さんのイラストも綺麗で申し分ないのですが、やっぱりARUKUさんのあの独特な絵が大好きなので…。

お話は、期待を裏切らずに切なくて不憫で、いつものARUKUさんです。
イヤな女性も登場するし(本当にイヤな性格してます)、当て馬くんの存在は悲しくなるし。
無事にハッピーエンドになった時にはホッとしたけど、自分的には当て馬くんと幸せになってほしかった…と、ストーリーの中で一番当て馬くんが好きだったのでモヤモヤしました(それじゃハッピーエンドじゃないって分かってるんだけど)。
でも、切なさは童話の人魚姫のように、お墨付きの1冊で面白かったです。

4

あの独特の絵が恋しい

ARUKUさんのファンなので、買いました。

お話の内容はARUKU色がしっかりと感じられるもので、私は好きです。
絵も綺麗だし、受はとっても健気でかわいらしいし、良かったのですが・・・
やっぱりあのARUKUさん独特の絵じゃないと物足りないような。

最初はすごく抵抗があった絵柄なのに、気づけば独特の味わいに惹きつけられる、そんな魅力がありますよね、ARUKUさんの絵って。

いつものARUKUさん色ガッツリの世界観なのに、なんだろう・・・
いつもより悲壮感が漂ってこない。

今回の作画の方の絵も本当に可愛らしいし綺麗なんだけど、ARUKUさんの世界はやっぱりARUKUさんの絵で表現した方が、より深みが出るような気がしました。

8

無償の愛

ARUKUさんのファンです。原作がARUKUさんという事で手に取りました。主人公に悲しい事が起きたり、身分差などARUKUワールドが展開されています。
主人公は貧乏で、学歴もなく家族もいない、その上吃音でほとんど他人とは口を利かない。だから誤解もされている不憫のかたまりのような男の子(ねずみ、と呼ばれている)。片恋の相手は隣の家(豪邸)の文房具会社の御曹司。この悠馬が好青年ならまだ救いがあるというのにさすがはARUKUさん、こいつが実にイヤな金持ちのドラ息子。物語は更にねずみ君に不幸の追い討ちをかけてきます。
今回は作画がARUKUさんではないのでいつもと雰囲気が変わり、ねずみ君が追い詰められていく過程が上記でいうようには過酷に見えません。可愛い健気な男の子が可哀想な目にあってる、くらいな感じです。そのせいか、ラストまでいっても明確なカタルシスが感じられないような気がしました。
一応ハピエンなのですが、よく考えると何も解決していないような…。

「ダリアの恋」
戦時中のお話。主従関係で切ない物語。
攻めは下男、受けは商家の長男、でも肺病病みで父の後妻に疎まれている。
続きる日下男に赤紙が来て……。
短編で、筋書きは途中でも想像できる話でしたが、しっとりとした味わいのある物語でした。

7

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