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喋らぬ本と、喋りすぎる絵画の麗人

shaberanu hon to shaberisugiru kaiga no reijin

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表題作喋らぬ本と、喋りすぎる絵画の麗人

あらすじ

本が喋る声を聴くことができる高校生の恍一。
とある事件をきっかけに母を失った恍一は、父方の実家で当主の嘉代に引き取られ、
その特殊な能力を使いこなす修行をすることに…。
けれど、その曰くありげな家には、本の干渉を全く受け付けない同い年の義弟の龍一と、
膨大な書庫を管理する、本に巣食う悪魔・仰倉が同居していた!!
慣れない環境の中、恍一の修行と新たな高校生活が始まるけれど…!?

作品情報

作品名
喋らぬ本と、喋りすぎる絵画の麗人
著者
ごとうしのぶ 
イラスト
笠井あゆみ 
媒体
小説
出版社
徳間書店
シリーズ
ぼくたちは、本に巣喰う悪魔と恋をする
発売日
ISBN
9784198640255
2.5

(2)

(0)

萌々

(1)

(0)

中立

(0)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
1
得点
4
評価数
2
平均
2.5 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

2巻でも相変わらず攻め受け設定できず(苦笑)→でも面白い!!!

前作読んでめっちゃツボったので当作へ。
1巻読んでないとちょっと辛い。
相変わらずめっちゃツボってるので、萌2。
イチャコラシーンがほぼないので神には至らず。
面白いんだけどなあ・・。評価も無いので、ちょとしょんぼり。

表紙真ん中が 高校生 洸一。受けと思われるが、まだまだわかんない。
本の声が聞こえる。
1巻の最後で、嘉代さん、龍一と同居するべく引っ越してきた。
表紙右端が、高校生 異母弟 龍一。頭脳明晰、優秀らしい。
仰倉に虜にされている。
表紙左端が、仰倉。本に巣食う悪魔らしく、ほんとに妖しい力あり。
間違いなく人外。
アッシュ:2巻で登場、タイトルになってる「絵画の麗人」。
カラー口絵はこの方。この方は絵画に巣食っている模様。
嘉代:龍一、洸一の祖母。能力もちらしい。
いつも和服着てそう&薙刀ふるいそう。
あと、洸一の同級生、本の力を表すために登場する女子高生 などが
出てきます。
2巻になって、1巻より人間の怨念めいたものが出てきた感があります。
びびりの私でもまだまだ全然大丈夫なレベルですが。

本は大なり小なりしゃべっているという設定。
人の想いを吸えば吸うほど、大きな声でがなり立てるようになるとのこと。
そして本に吸い取られるように、
処罰を受けていく悪い方々が書かれています。
多分悪魔さんの仕業なんでしょうが、まだそこは明確に書かれてません。
たまに息をつめて読んで、読み終わった時に
「ぷはー 現世に帰ってきたー」と感じることがありますが、
まさにそんな感じなんだろうか と思って、とても面白く感じます。

そして、相変わらず絡みなんてなし。キスが唯一あるぐらい。
結局誰と誰がくっつくんだがさっぱり???
悪魔さんは龍一も洸一もgetする気まんまんのようですが
ほんと、誰が主役なんだか 全くわからない気分。
洸一が主役だと思ってたんだけどなあ。悪魔さんの 存在感大 すぎる。

今月出るという3巻を楽しみにしよう!
でも次の巻ですべての謎が解けてハピエンになるとは到底思えない。。。
ええ、長期戦覚悟です!

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