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電子書籍で読了。挿絵もあとがきもあり。
最近、モフモフが続いております。
こんなに可愛いお話を続けて読みたくなるというのは、自分史上初めてで、若干面食らっておりますが、でも、読んで良かった。これは『正しいBL』。読み終わった後に「正義は勝つ!」とか、思わず叫んでしまいたくなって、ちょっぴり当惑してしまいました。別に、そういう話ではないんですけれどね。今考えれば「必ず最後に愛は勝つ!」(古いな)の方が近い。心が洗われる様ですよぉ。
もう既に沢山レビューを書かれている方が多いので、感想のみを。
2人の関係がもう端っから甘々ですし、楓くんだけではなく強面の鷲嶽さんも真っ白な人達ですし、悪い人は出てこないし、問題の解決方法が『スーパーにあらん限りの油揚げで作った大量のおいなりさん』ですし、人生の教訓になる様な『良い言葉』も出て来ますし、何と言っても子どもの妖弧、紺くんが進んで目に入れたい位に可愛い。
あと、イラストが!
このお話には、桜城ややさん、最高です。
それ以外のイラストレーターさんは考えられない位、はまっています。
私が一番感心したのは人には『芯となる言葉』が心に刻まれていて、同じ言葉を心の中に持っている人は同じ臭いがするっていう部分なんです。
小説読みとしては、打ち震えるほどの歓喜を感じました。
あたしの匂いを想像したら、一気に萎えちゃったんですけれども(笑)。
強面と真白純朴の組み合わせで考えたらド定番の王道で、過程に違いはあっても結果は分かり切っているタイプ。しかし、それの何が悪いのだ!人は分かり切ったお話で安心して楽しみたいんです。"水戸〇門"や"〇はつらいよ"があれだけ長寿で支持され続けた事を考えれば一目瞭然です。
まあ正直、自分にとっては恥ずかしくてうぎゃっと叫んで砂を吐きそうになるぐらい甘いので、読むタイミングを間違えると受け付けなかった可能性も少しあります。この甘々具合を受け入れられる余裕がある時だったので楽しめました。
イラストは強面描かせたらピカイチの桜城ややさんですから、こちらもぴったりです。もっと強面でも良かったですけどw
欲を言えばこぎつねが育った1年後あたりの後日談を読みたかったです。
紺が可愛かったー!!
でも、なんだかんだで狐さんたちみんな可愛かったです。
いなり寿司を前にすると理性が飛ぶって。鷲嶽の作るいなり寿司ってよほど美味しいんだろうなぁ。食べたい。
受けの楓も苦難に立ち向かいながら、ヒーローの言葉を胸に戦ってきたんですね。他の方もおっしゃっておられますが、悪者や痛い設定なんかがあまりないので、優しい物語が好きな方にオススメです。
攻めの鷲嶽も、顔が怖いけど一途で男気溢れる人物でした。
桜城さんの絵もよかったですが、紺はコウキ。さんの絵とかで見たかった!
何か癒されるほっこりしたものを読みたくなって、表紙とタイトルで購入した本。
読み終わった今、癒されまくったので言うことないです笑。
ただ、あそこまで“もふもふ”を出されると、ペットとは無縁の生活なのにもふもふしたくて堪らなくなってしまいました(^_^;)
内容としては、特に大きな事件なども起きず、淡々と進む感じですが、人としてもハッと思わされるシーンやセリフ回しがいくつかあったりするので、読み応え抜群です。
このお話のキーワードと言ってもいいだろう『今がプレゼント』。
15年前に攻めさ(正義さん)んがその時苦しんでいた受けさん(楓)に贈った言葉だったのですが、それからお互いの中での座右の銘として生き続け、再会出来るなんて凄くロマンティックな運命でキュンとしました。
あとは、厳しい状況で生きてきたにも関わらず、謙虚に前向きに素直に成長した楓がいい子すぎて嫌味になってしまうでもなく、他人の行動から自分の欠点に思い至り反省して更に中身が素敵な人に成長していくとこも、読んでいて不快感もなく同時に自分自身反省させられました。
妖狐の紺はひたすら可愛いくて、私もあの尻尾を枕にさせて欲しかったですし、もふりたかったですし、紺独特の驚き方・喜び方を実際に見てみたいと何度も思わされました。
ちびっこ最強ですね( *´︶`*)★
本当に癒され、尚且つ学ばされた1冊でした。
もっふりモフモフの子ギツネが、恋の糸を結び合わせるお話。
ケモ耳にモフモフしっぽの幼児がお話に登場しますが、恋の物語は人間のお話です。
魂の言葉で結ばれていた二人が、妖狐の玉様の力で再会を果たします。
こんな風にかわいいファンタジー、由緒正しいボーイズラブって感じで和みます。
かわいくって前向き、リラックスして萌え萌えしたい、そんな気分におすすめ。