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やっぱり鉄央が…
シリーズ2作目です。
ノンケのエロ漫画家、鉄央視点で描かれています。
前作からこの主人公が余り好きになれなくて中立評価だったのですが、今回もその印象は変わらず同じ評価にしました。
元々女性に節操がない彼ですが、今作は更に輪をかけて周囲の男性を振り回し過ぎというか…一体何がしたいのか私には一向に掴めなかったです（汗）。でもこういうタイプの人はいるんですよねぇ…。
鉄央自信が自分の気持ちが分かってないのが問題なのですが、個人的に許せないのが桃山の気持ちも満郎の気持ちも遥の気持ちも知っているのによくそんな行動が取れるなと思う事を全部してしまうこと…。ほんとタチの悪い男です…（汗）。
こういうタイプのキャラをお好きな方もいらっしゃるのは知っていますが、私には残念ながら合わなかったです。
1巻でもそうでしたが、鉄央の周囲のキャラの方が断然好きですね。
桃山、満郎、遥、玉置君それぞれタイプが違いますがみんな応援したくなるタイプです（でもなぜ鉄央がこんなに好かれるのかが分からない…汗）。
怒涛の展開、面白すぎる！
1巻の衝撃の告白からの続きです。表紙袖と目次ページに遥のセーラー服コスプレ姿が描かれているんですが、ツーテールでぺたんこ座りの遥が、まんま男の子で笑えます( ´艸｀)ｸﾌ
鉄央への15年来の思いを隠してきた満郎の高校時代から始まる2巻。もうね、泣けちゃうの。1巻ラストの告白ページを何度も戻って見てしまう。鉄央を失いたくなくて、親友のままでいようと決心した日々も、結婚生活と離婚の秘密も、満郎の思いが切なくて胸が痛いです(T_T)。親友だと信じていたんだから当たり前だけど、鉄央の戸惑いもかなりのものです。コメディなので、『インポ』というワードが冗談みたいに使われて来てたけど、鉄央にとってものすごい事でストレスなんですよね。自分も周りも傷つけちゃう。そしてどんなに傷つけられても冷静な満郎が、更に切ない(>_<)。
満郎が引き継いだ新編集者として風間が登場します。関西弁でちょっとうざい、ひと癖も二癖もある男です。風間と遥、遥と満郎のやりとりの、遥の純粋で真っ直ぐなところがとても好きだな。
満郎と離れたまま、なんとか漫画を描き続ける鉄央の家に、両親と喧嘩した玉ちゃんが転がり込んできて、最終巻へ続きます！
様々なカップルが同時進行で、あらすじ通りの「固結び」状態。目が離せません！
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