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表題作ライバルなんかじゃもの足りない

冬木真也 高校生
真山 高校生

あらすじ

容姿端麗、頭脳明晰、ちょっと自惚れやの真山を脅かす存在が現れた。高校に入学して真山の上に君臨したのは、同じクラスの冬木真也。試験でトップをとっても飄々としている真也に、真山はライバル宣言。あの手この手で雪辱をはらそうとするが、冷静な真也には通用しない。それどころか真也の謀にのせられて林間学校でふたりきりになってしまい、ライバルだと思っていた真也にバックバージンを狙われる。気づけばいいようにイカされていた真山だが、そのまま口説き落とされるには意地が許さない!

作品情報

作品名
ライバルなんかじゃもの足りない
著者
松岡裕太 
イラスト
桜城やや 
媒体
小説
出版社
プランタン出版
レーベル
ラピス文庫
発売日
ISBN
9784829652688
3

(3)

(1)

萌々

(0)

(0)

中立

(2)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
2
得点
7
評価数
3
平均
3 / 5
神率
33.3%

レビュー投稿数2

んー…

『普通なんかじゃもの足りない』のスピンオフ作品です。
身長のデカい受けと、それよりさらにデカい攻めのカップル。
一見キワモノ設定のように見えますが、ストーリーそのものはあっさりした王道展開で、拍子抜けしました。
キャラクター設定もストーリー展開も、『キワモノ過ぎたら読者が引くから、もうちょっとまろやかなものにしよう』とした挙げ句、中途半端になっちゃってる気がしました。突き抜けて作者さんの趣味に走った描写のほうが、読む側も楽しいんだけどなァ。
エッチにしろ好きになるにしろ、あまりにも簡単に上手くいきすぎるから、切なくなれないときめけない。
両想いなのは分かってるのに、『素直になれない』とぐるぐる悩む受け。こういう悩みって、ウザく思えてしまう…。
後半ひたすらヤッてました。セックスシーンが長すぎるのって、飽きてしまう。

0

攻 × 攻 ⁉︎

前作の『普通なんかじゃ〜』もですけど、笑って、さらりと楽しむ娯楽作品にはいいと思います。

『普通なんかじゃ〜』より、時間は1年遡るので、この作品から読んでも全く違和感ありません。

今回は受攻両方が180cm以上の高身長!
しかも雰囲気も攻タイプ同士(笑)

自分は全てパーフェクトだと信じていた真山(受)は、うぬぼれ屋さんではあるものの、実際カリスマ性のある男前。
そんな真山の前に飄々とした態度で立ちはだかった、真山を抜いて成績トップをとったクラスメイト真也(攻)。
そんな真也にライバル宣言する真山。
そして美少年をめぐる対決が始まっていくんですけど、何故か真也は真山にばかり迫ってきて…⁉︎
結果、バックバージンを美味しく頂かれてしまいます。しかも青姦H!

真山がどうみても攻タイプなんですけど、『大柄なおバカ受け』とあとがきに書いてあるように、読んでいくと不思議と納得。
普段は男前過ぎるのに、真也にだけは甘い表情を見せてしまうギャップも、成る程でした。

ただ、真也がどこに惹かれて真山を好きになったのかが今ひとつ分からなかったのと、
Hシーンのやり取りが、ギャグに走り過ぎていた所が気になりました。
「尻を出せ」とか、余りにも直接的過ぎる表現が、私は萌には繋がりませんでした。
新鮮さは感じるものの、そんな感じで濃厚なHシーンが続いていくので最後の方はだいぶ引き気味(笑)
もう少し、恋愛面の甘さもあって欲しかったと感じるお話でした。

やや先生のイラストは今回も良かったです。

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