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コミック まるまる表題作です。
冒頭から色々と面白い。
セックス大好きな神崎くん(受け)が刺激を求めるあまり(お尻に)ローターを入れたまま出勤したもんだから、コーヒーを飲もうとしても気持ちよすぎて、口から ダバーーてなってるし、歩き方も仔鹿みたいにプルプルしてるし。
神崎くんは ビッチと言っても、複数のセフレが随時いるタイプとかではなく、「セックスなんて気持ちよければいい。愛はいらない」と言いきってしまう、とにかく快楽に流されやすい、なんだか憎めないキャラなのです。
そんな神崎くんの「カラダの面倒」を 主に性的なイミで見る事になった、同期で上司の一ノ瀬くん(攻め)。
一ノ瀬くんは 神崎くんの事、最初から(仕事面で)認めているし それを口に出して伝えているのに、神崎くんは ガルルルルと吠えまくってばかり。
発端は 同じ企画を争い、それが通った一ノ瀬くんから(神崎くんのは保留)労いの 頭ポンポンをされたのを根に持っているから。
普通は それ、キュン・・・てなるとこー!
ツン「デレ」じゃなく、ツン「ギレ」って新しいなぁ。
神崎くんに ちゃんとした恋人が出来るまで、を前提に あちらこちらで行為に及ぶ二人ですが「こんなバカみたいな事してまで 恋人(セフレ)と別れて欲しいのか 俺を好きだから・・?」と、神崎くんは どうしようもなく愉快になったり、一ノ瀬くんの気持ちを利用して踏みにじってる感じが たまらんな‼と、なかなかの性悪ぶりを見せてくれます。
でも何度も体を重ねているうちに、最初の方のセックスでは「愛してる」と言えていた一ノ瀬くんは、その言葉を軽々しく言えなくなり、神崎くんは セフレを巻き込んで、一ノ瀬くんにヤキモチを焼かせるはずが 自分の方がドツボに嵌まったり、二人とも体に心が追いつかなくなってくるのです。
その時の、
・・・もっと俺と同じくらい 俺の事で必死になればいいんだよ・・・
の 神崎くんの一人言に、不覚にも涙してしまいました。
とにかく ギャグ(神崎くんのツッコミは的確で、一ノ瀬くんのセリフは どこまでも真面目)とエロのバランスは絶妙だし、脇キャラも なんだかんだで良い人だし、表紙はレジに持って行き易かったし、良い作品に巡り会えたと 喜んでいます。
最後の描き下ろしまで、とても楽しめる1冊でした。
セックス大好きなビッチの神崎(受け)は、セフレとのプレイの一環でローターを挿れたまま出社。
セルフで媚薬入りのローションを追加投入したところ、予想外に切羽詰まってしまい、トイレに駆け込んだら、運悪く出くわした同期兼上司の一ノ瀬(攻め)にバレてしまった。
話の流れでローターを抜いてもらうことになったのだが、そのままなぜかセックスになだれ込んでしまい…。
途中で何度も声出して笑ってしまいました。受けのクズさがめっちゃ笑えます。ローター仕込んだまま出社したのもみずから望んでのことで、Mじゃないのにそんなことする受け初めて見ました。
攻めは自覚がないながらも受けのことが好きなようで、受けにローター挿れたまま会社に来させる(誤解)男なんてとんでもない、愛のないエッチをするくらいなら俺としよう、と言ってくる。
受けは自分の方が優秀なのに自分より評価されてる攻めが大嫌いなので即答で断るけど、なぜかセフレとエッチしてても攻めのことを思い出してイケなくなっちゃう始末。
仕方なく行為を繰り返すように。
攻めは母親に受けを紹介したり、セフレに対するような扱いじゃない。だって自覚してないけど好きなので。
嫌いな男が無自覚に自分を好きなのが楽しくて仕方ない受けも、だんだん調子が狂ってきちゃいます。そのあたりは笑える中にもキュンがあって、非常に楽しめました。
カバー下のおまけマンガにも声出して笑いました。受けとデートがしたい攻めと、頭がセックスから離れない受けの噛み合わなさがすんごく面白かった。
こちらの作品、ノーマークノーチェックだったのですが、先のレビュアーさま方のレビューを読んで、おぉ面白そうだな!→さっそく試し読み→その場でネット注文、が先日のこと。
で、ようやく読み終えた今...なわけですが期待を裏切らないおもしろさでした。これは、描き下ろしまで読まなきゃ眠れません(笑)。あらすじ&試し読みで引っぱられた方はGo!!です。
よもや初コミックスとは思えないクオリティ!
キャラクターが実に活きてて面白かった。
姿形だけを見れば、マジメでエリートな受。
しかしふたを開けてみれば脳内セックスのことしか考えていない。
いかに斬新なエロに挑むのか。
刺激あるセックスをするためには!
ローター入れて会社にいって、刺激が足らないから媚薬ローション足してみる。どんな受やねんw
ここまでぶっちぎった受はそうはいない。
対して攻。
受のライバルでありできる男。
受を嫌っているのかと思えば「愛している」とささやいて。
だけど、それを自分が受のことを「好き」であるという自覚がない。
なんとも面倒なw
受にしてみても、そんなうすら寒い言葉や態度はおとといきやがれ!
という割に、体は反応を示してしまうという
何ともちぐはぐな展開がすごく面白いのです。
掛け違ったボタンをいかに修正していくか。
そこがこの作品の見どころかなと思います。
今後楽しみな作家さんが増えてすごくうれしい今日この頃
ドラマCD化されたと聞いて購入しました。作家さんも初めて聞く方だったのですが、結果は買ってよかったと思える作品!
思っていたよりもギャグが多く、ハイテンションな作品で終始にやにやしっぱなしでした。
あらすじは他の方が書かれているので割愛します~。
とにかく真面目すぎる攻めがとてもよかったです。頭の中がセックスばかりで度々理性が本能に潰されてしまう受けの様子も面白い。
無自覚に攻めが大好きな受けも大変萌えました!
明るい気持ちになりたい時におすすめできる作品です。