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世界はそんなに悪くない

sekai wa sonnani warukunai

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表題作世界はそんなに悪くない

後藤光彦,25歳,ゲイビ男優兼売り専ボーイ
青木宗介,19歳,大学生

その他の収録作品

  • その後の世界も悪くない(描き下ろし)
  • あとがき
  • カバー下:漫画&キャラ(2人)紹介

あらすじ

大学の同級生達が合コンやなんだとキャンパスライフをエンジョイする中、
隠れゲイな青木は、「自分だって恋愛したい」と鬱々とした日々を過ごしていた。
そんなある日、出会いを求めて時折出入りしている銭湯(ハッテン場)を訪れると、
なんとそこにいたのは何度リピートしたかわからない、拾い動画で出会った憧れのゲイビ男優だった!

貞操観念ゆるふわビッチ×うじうじ系童顔隠れゲイ
はちゃめちゃ更生! ?ラブコメディ★

作品情報

作品名
世界はそんなに悪くない
著者
S井ミツル 
媒体
漫画(コミック)
出版社
竹書房
レーベル
バンブーコミックス Qpaコレクション
発売日
ISBN
9784801957534
3.9

(138)

(45)

萌々

(57)

(29)

中立

(4)

趣味じゃない

(3)

レビュー数
24
得点
544
評価数
138
平均
3.9 / 5
神率
32.6%

レビュー投稿数24

明るいエロはサイコーです

サイコーでした☆
「無自覚ラブファクター」がもともと大好きなんですが、
同じ作家さんだとは思わずに 購入…。
読んでなるほど納得の快感ワールドでした。
受け(ときどき攻め?)の青木ちゃんは
すぐ泣くし、泣きギレするし、気絶するし
めちゃキュートです。
豪快でエロい後藤さんと、
末永くお幸せに♪
ポジティブで明るいエロ作品です!


13

BLなのに…すごく…ゲイドリーム…です

お話の構造的には有名なヤマジュン作品『くそみそテクニック』を彷彿とさせるもので、かなり舞台設定やキャラクター等を現代的に色付けした感じ。
それって昔のゲイマンガのパクリって言いたいのかよとか思われそうですが、それは原型にまで戻したお話の構造が同じであるというだけで、この作品にはより現代の腐女子腐男子ゲイやバイの皆さんに夢を与えてくれる内容となっています。
男性に興味があるけど行動に移せない隠れゲイの青木くんはそれでも何かを期待しつつハッテン場になってると思しき夜の銭湯に繰り出すのですが、そこでなんと憧れのゲイビ男優と遭遇。ひょんなことから彼と関係を持つことに。この一連の流れはすごく・・・現代アレンジ的だけど似てるでしょ?
しかしそこで終わらないのが本作、その後連絡を取り合う関係に留まっていた二人がちゃんと恋愛してお互い好きって言えるような関係になるところまでを描いていてこの様式美はまさしくBL的。
というか読者がゲイの男性だとウリ専しててビデオにも出ててって設定で色々具体的に思い浮かべちゃうものとか人とかあると思うし、ウリ専のお仕事描写にしても見る人から見たら色々真に迫ってる部分あってそういう場面場面にすごくリアリティを感じるところがありますw
どこで取材してきたんだろこの作者さんって感じです。
そういうリアリティのある描写や小道具が効いてて昔からある王道なゲイドリームといった設定なのにBLとしても楽しく読めちゃう作劇に落とし込んでいてこれは見事だなと思いました。
ちょっとリアルゲイに依ったBLが読みたい腐った方にもライトにBLに手を出したいゲイの方にも私はオススメです

12

ラブコメv

今作もまた面白かったです(*´ω`*)ノシ
基本ネコなのに攻に転じる。。犯されたそのままのケツをさらしながら
受を攻める。(リバであろうとなかろうと)
そのシチュがすごく好きなのですが。
これはこれはww
是非是非続編希望!!!!!

お話。
青木君には大好きなゲイビ男優がいる。
名前も知らないその男優にながく毎日何度もお世話になっている。
同じ動画を繰り返し繰り返し。
そんなオカズ男優にうっかり銭湯で遭遇。
名前を聞く前にガッツリ初体験!?
なお話なのであります。

サウナで初体験とか無茶なwwと思ってたら案の定。
サウナじゃなくても案の定なエロ多めな展開。
いつもはネコ専門だという攻との掛け合いが楽しい。
軽い攻とまじめな受。
攻守逆転の日がくるのか否かはともかく
二人が幸せそうなのがイイですね。
いつもは貧弱コロコロの青木くんが男を見えるシーンにはしびれましたw

何気に「ケツ気持ちいいよな」と言いながら攻める攻が好きです。
自分は掘るくせにケツNGな攻が多すぎると思うの(悲

もっと読みたい!!

10

我、S井先生を知る

たまたま発見した違法動画に出演していた男優さんにド嵌りし自分の性に目覚めてしまったDKが、ひた隠しにしつつもその秘めたる淡い期待についつい訪れてしまう銭湯で偶然にもその彼に遭遇してしまうのである!(そしてダダ漏れる心の声!)彼のファンとしての愛を正規ルート(ちゃんと金出して映像を見たい)で証明したいと一世一代の勇気を振り絞ってファンである事を打ち明けるところから始まる愛のお話です!そんな導入部がギュンと惹きつけられるお漫画ですが何と言っても後半のエッチがめちゃくちゃ最高なのでぜひその目で萌えちゃってください。…あれ、このお話は音声化されてるのかな…あのシーンをぜひ音声で聴いて悶えたい…想像しただけで悶えてしまいます…&作者であるS井ミツル先生のあとがきより、主人公くんのお友達にもエピソードがあるのか…気になるので調べます…!

7

すっごく楽しい!!

まるごと表紙のふたりです。

「くうっ・・・」
「撮らないでくださいっ!」
「だめだめ、ダメですってばー ><」

…みたいに表紙でやってる青木ちゃん。
この青木の、作中のかわいさったら!見どころのひとつに「攻め受け逆転するのか」っていうのもあると思うのですが、私はこちらの作品...先を考えずに思いっきり楽しめました。もう、青木のかわいさだけでも神を付けちゃいます。男が好きな自分を誰にも見せたことはないし、この先も…って子が、憧れの人に出逢い、すべてが初めてで接し方がわからないところから、彼氏を守るために戦う男子になるまで、見どころいっぱいです。

実はどちらにとっても初めての恋愛なんですよね。そこにこの青木の、ちょこっとずつ心を開いていく様子、そしてそのたびにとめられない "泣きギレ"(←これサイコーですね)がくる。青木の存在がとにかく魅力でした。後藤さんは、青木ちゃんがホントかわいくてしょうがなかっただろうなー。後藤さんもある意味ウブいけど。

それから人物の表情がとても豊かでした。イントロで、動画見ながら一人でシてるのだけで「あーこの子...」ってすでにハマる予感だったんですが、その後の出逢いのシーン(@深夜の銭湯)で一気に引き込まれてしまった。見開きの電話シーンなんか、青木はセリフのみの登場なのにすべて顔の表情が浮かぶんです。セリフもすっごく"らしい"気がするんですよね。もうどれも声が聴こえてくるようでした。そして後藤さん、この人だってちゃんと恋愛するのは初めてで、自分の気持ちが愛に変わっていくことに気づくところもすごくよかったです。「自分が相手を気持ちよくしてあげたい」っていうのを、ちゃんと実感する攻めは貴重な気がする。

ミカンみたいなたんこぶ作った青木が見たくて何度銭湯シーンを読んだことか(笑)。
青木ちゃんを見せてくださってありがとうございます!!!
・・・と、作者に伝えたくなった読後でした。

あとがきによれば青木の友人たちも他の作品に出ていたり、なにやら裏設定があるようでしたね。これがすごく気になるなぁ。いい子たちだったし、青木がカミングアウトしたらどうなるのか、どんな影響があるのかと勝手に予想して楽しんでおります。

5

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