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お坊っちゃま探偵シリーズ、第3巻。
今回も、純真無垢な天然坊っちゃん・可憐(受け)が社会勉強しつつ、恋人の宇堂(攻め)との愛を深めていくというほのぼのコミカルなお話となっています。
今回の依頼は、千川家の息子・聡明(10歳)の話し相手になってほしいというもの。
一旦は離婚した両親が自分のためよりを戻すと聞かされた聡明は、それ以来親と口をきかなくなってしまった様子。
彼に同情し元気づけようとする可憐ですが、社会性や常識は10歳児の方が上?
可憐を気に入ったらしい聡明に口説かれたり、自販機での飲み物の買い方を教わったりと、子ども相手にも天然ボケを発揮する可憐が相変わらず愛らしいですw
可憐と聡明に振り回される蓮太郎、
可憐を心配するお兄様たち、
可憐を優しく見守る宇堂など、
脇の面々も相変わらず良い味出してます(宇堂は一応攻めですが、今回は出番少なめ)。
また、前巻から出てきた勘違い坊っちゃん・岩清水南天も登場。
薔薇王院家の長男に報われない片想いを続け、彼に相応しい男になるべく突然腕立て伏せを始める等、行動の奇天烈さは健在でしたw秘書の石神ともナイスコンビで、このままレギュラー入りしてくれることを祈ります。
宇堂と可憐との関係は、前回の自慰教育からちょっとだけ進展。
ついに宇堂のモノを見るところまでステップアップした可憐ですが、本人がやる気満々でも宇堂が可憐を大事にしすぎているため、最後までいくにはあと5巻くらいかかりそうw
そんなのんびりしたラブ展開も面白く、今後もゆるく長く続いてほしいシリーズです。
シリーズ三作目。
なんだろう……このノリについていけないのに、結局ここまで読んじゃった。
このまま最後まで読んじゃうんたろうけど、この巻も途中で目が上滑りして、最後まで読むのが辛かった……
なら読まなきゃいいのにって思うのですが、途中で中途半端にドキッとさせられるので、読んじゃうのですよね……
今回の新キャラも、なんとなく中途半端で、もっと可憐と宇堂さんの間で、話を掻き混ぜてくれるのかと思いきや、あまりにも相手にならなさすぎて、役不足。
亀の歩みで進む可憐と宇堂の関係も、次でどうにかなるのか?!
……で、やっぱり以下次巻!