馨る花嫁、無垢なる誓い

kaoru hanayome mukunaru chikai

馨る花嫁、無垢なる誓い
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神0
  • 萌×20
  • 萌5
  • 中立2
  • しゅみじゃない0

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レビュー数
2
得点
17
評価数
7
平均
2.7 / 5
神率
0%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
KADOKAWA(アスキー・メディアワークス)
シリーズ
B-PRINCE文庫(小説・アスキー・メディアワークス)
発売日
価格
¥640(税抜)  ¥691(税込)
ISBN
9784048922555

あらすじ

前国王の血を引くレイモンドは、クラレンス侯爵の花嫁になることを命じられる。新婚当初、侯爵はレイモンドには特に興味を示さなかったが、ある時、侯爵が彼の耳に触れると甘い馨りが放たれ…!? 男を誘惑するその馨りに興味をもった侯爵は、初心なレイモンドを翻弄し、官能を教え込む。だが、突然レイモンドに疑惑が発覚する。無実を証明できないまま追い詰められ、ついに侯爵の信頼も失い、彼は屋敷を追われることになるだが!?

表題作馨る花嫁、無垢なる誓い

テレンス・クラレンス,侯爵
レイモンド,攻の婚約者で前国王の血を引く,19歳

その他の収録作品

  • あとがき

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レビュー投稿数2

何が主体の話なのか…

はっきり言うと、中途半端すぎてモヤモヤ感の残るお話でした。

受けさんのレイモンドが、孤児で預けられていた教会でもそれなりの扱いしか受けずに育ってきた不憫設定は好きな方なのでワクワクと読み進めました。
生き抜くために知識を蓄える必要があるとの事で、本をたくさん読んで育った事で賢いという設定も好きでした。
でも、そこまでが楽しかった範囲かなあ…と。

まず、攻めさんのテレンスにいいとこが全く見出せなかった!
この攻めのどこがいいの?レイモンド騙されてる!と何回説き伏せたくなったか…。
貴族育ちだからだとしても、前々から良く思っていなかった親戚縁者の言葉を信じてレイモンドに辛く当たったり、レイモンド放置で自由奔放に遊んだり…。
あとは、テレンスに昔から仕える執事のミラーも良く分からない立ち位置というか…。
それから結局、レイモンドを貶めた人達への罰はないのかとか。
レイモンドの耳を奪ったのは何者だったのかとか。
気になる事を挙げればキリがありません。

設定としては良かったと思うので、もっと話としてしっかりまとめてもらえれば良かったなあ…と少し残念に思います。

0

見どころは衣装?

あらすじ:
前国王の血を引くレイモンド(受け・19歳)は、テレンス・クラレンス侯爵(攻め)の婚約者として彼の屋敷で暮らすことに。
レイモンドに惹かれていくクラレンスだが、ある日レイモンドにスパイ疑惑がかかり……

義月さんお得意の俺様攻め×健気受けで、いつものように受けが攻めに辛く当たられ苦労するという展開。
それはそれで構いませんが、ストーリー的には様々な伏線や問題が回収されずに終わっており、やや散漫な印象を受けました。

レイモンドは前国王と他国の女性との間にできた子どもで、教会の施設育ち。
レイモンドとテレンスの婚約の背景には、レイモンドに跡継ぎを作らせまいという王宮の人々の思惑があります。

レイモンドは王族に代々伝わる、特殊なフェロモンを放つ耳を持っており、テレンスはその耳から発せられる甘い香りの虜に。
素朴で可愛らしいレイモンドに惹かれていきますが、とある噂から、レイモンドがウブなふりをして自分を弄んでいるのではないかと疑心暗鬼に。
更にレイモンドにスパイ疑惑がかかり、彼を手放すことに…というすれ違い展開。

レイモンドが領地内の灌漑工事に関心を続き持ち自ら地質調査に乗り出す等、受けの聡明さや芯の強さはよく描かれていましたが、攻めは今までの義月さんの既刊と同じく単純で心の狭い人物として描かれており、ラストの和解にカタルシスが今ひとつ。
レイモンドを淫売と罵って追い出したかと思えば
あっさり謝罪して連れ変える等、
コロコロ変わる言動が非常に頼りなく、こんな攻めに囲われてレイモンドは本当に幸せなのか、大いに疑問を感じるラストでした。

また、レイモンドが何者かにより耳のフェロモンを失ったことや、王族の世継ぎ問題など、種々の謎や設定が投げっぱなしで終わる点にもモヤっと。
受けが攻めに愛されてさえいれば万事OKとでも言いたげな雑な結末が非常に残念でした。 

文章も、ワンシーン内で攻め受けの視点がコロコロ変わるのが読み辛くマイナス。
特に絡みのシーンでは視点を統一して頂きたかったです。

あとがきには、義月さんが某アイドルグループにハマっていらっしゃって、BLの挿絵でそのアイドルグループのステージ衣装のようなキラキラした衣装を描いてもらえるのが嬉しい〜というようなことが書かれていましたが、
そうしたご自身の萌や楽しみ優先でお話作りは二の次なのかな?とちょっと穿った見方をしたくなってしまう内容の一冊でした。

5

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