ナンバーコールを聞いたあと

number call wo kiita ato

ナンバーコールを聞いたあと
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神12
  • 萌×24
  • 萌4
  • 中立1
  • しゅみじゃない5

--

レビュー数
9
得点
89
評価数
26
平均
3.7 / 5
神率
46.2%
著者
くもはばき 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

イラスト
みずかねりょう 
媒体
小説
出版社
心交社
レーベル
ショコラ文庫
発売日
価格
¥689(税抜)  ¥745(税込)
ISBN
9784778126193

あらすじ

新宿歌舞伎町でホストをしている鷹愛は、付き合いで店を訪れたデイトレーダーの政峻の接客につく。夜の店に似合わない爽やかな風貌の彼は、その日のうちに鷹愛を本指名し、高額なボトルを入れてくれた。そして一目惚れをした、恋人になりたいと鷹愛に告白をしてくる。始めは自分の一番の太客になってくれたらと気を持たせる言動をしていたが、徐々に彼の真っ直ぐなアピールに惹かれていき…。

表題作ナンバーコールを聞いたあと

榊原政峻、鷹愛に一目惚れしたというディトレーダー
相沢隆雄、逢澤鷹愛の源氏名を持つホスト

その他の収録作品

  • あとがき

評価・レビューするAIの精度がアップいたします

レビュー投稿数9

特殊お仕事における愛と信頼のお話

デカイ金が行き来するホスト業界を舞台にしたお話のレビューを書こうとしているのに冒頭から申し訳ないのですけれども、私はケチくさい人間です。
そして「愛は金では買えない」なんて、書いた自分が恥ずかしくなってしまう様なことを実は思っています。
大好きなくもはばきさんの新作がホストを主人公にしたものだと知ってから「なんでまた?私、最後まで読めるかしらん……」と、ひじょーに不安だったのですが。
イケたんですよ、これが。

っていうか、これ、くもさんが今まで書いて来た『仕事にプライドを持つ男たちの恋』の話じゃん!
上っ面だけで物事を判断しない方がいいという教訓をいただきましたぁー(これ、シャンパンコールみたいに読んで欲しいです 笑)。

デイトレーダーの政峻とホストの鷹愛の出会いは上記出版社あらすじの通りですが、ちょっと付け足したいのは、鷹愛が20歳になったばかりの枕営業をしないホストだということ。
彼がこの仕事を選んだのはお客である『姫』あるいは『王』たちが喜んでくれることに喜びを感じ、その中毒になったから。姫や王が落としてくれるお金は、ホストを『王子様』にしてくれるラブレターで、推しをキラキラさせる、そして叶うことならNO.1に押し上げる愛の形だっていう『約束』が成り立っている世界なんですね。
まぁ、綺麗事なんですけれども。
そして、それが綺麗事であることを鷹愛も分かっているんです。でも「そうありたい」と思っているんです。だから枕営業はしない。

いや、これを読んだ時、私、ちょっと解ったんですよ。
例えれば、競走馬と厩務員や騎手の関係。あるいはドッグショーに出る犬と飼主の関係。そんなものに近いのかも、って。
愛と信頼がある、っていうか「少なくともこのお話の2人は、それで結びつこうとしている」と解ったら、ケチくさいはずの私が一気にこのお話の世界へ!

性愛の欲求込みで鷹愛に一目惚れしてしまった政峻が、鷹愛がホストの仕事が好きで誇りを持って取り組んでいることと、前述の『ホスト遊びの真髄』を理解し、(下心はあるにせよ)鷹愛を自分のものにするためではなく応援するために行動するのを見て、最初は「男は無理」と思っていた鷹愛の気持ちも動いて行きます。
この辺が不自然じゃないんですよ、とても。
でも、今度は「自分の気持ちを伝えても営業と思われる」とか「実は政峻は自分のことよりも、自分にトップを取らせるというホスト遊びの方が気に入ってしまったんじゃないか」というこの仕事ならではの悩みにぶつかってしまうんです。
そんなこんなで、彼は政峻に気持ちを伝えるのはNO.1を取った時と決めます。

うん、くもさんのお話の登場人物は、相変わらずめんどくさい(笑)。
でも、そのめんどくささは、仕事に対するプライドがかかってるからなんだと思うのです。
だから、榊原という政峻の苗字も漢字では書けないし、クラゲは日に当たるとキクラゲになると思っていた「おバカさんで可愛い」と言われる鷹愛が、実はやたら男前なことに気づくんです。
この、めちゃくちゃカッコいいこと‼︎

何度も書いて恐縮ですが、ケチくさくて純愛主義者の私が、色と金のホスト業界のお話でこんなに盛り上がるとは思わなかった。
お仕事BLがお好きな姐さま方は読んだ方が良いんじゃないかと思うのですよ。
おススメです。

13

自分が根っからの腐女子だと分かりました

初読み作家さんです。

個人的に、打算等で付き合っていた相手に、いつの間にか本気になってしまうと言う設定が大好きなのです。
まぁそんなワケで、「きっと、しっとりした切ないお話なのね!」と読み始めたんですけど。
ところがですね、予想を良い方に裏切ってくれました。

これ、めっちゃ高揚するサクセスストーリーじゃん!
しっとりどころか、真逆のめっちゃ熱いヤツじゃん!!

テッペンを取ろうと、ホストと言う仕事に誇りと熱い思いを持つ主人公と、そんな彼を全力で応援して支える攻め!
職業はともかく、逆パターンなら何回か読んだ事があるのです。
夢を追う攻めと、支える受けみたいな。
でも、このパターンは初めてで、かなり新鮮な読後感なんですよね。
いやもう、ポジティブに頑張る鷹愛(受け)も格好いいんだけど、それを全力で支える政峰(攻め)が、これまた格好良すぎるんですよ。

そう、ホストと言う世界に1ミリの接点も無い私は、客とホストの関係をもっと違うものとしてとらえていたのです。
搾取する側と、される側ー。
もちろん、現実にはそんな関係もあったりするのでしょうが、今作では同志って感じなのです。
何だろう・・・。
主役と伴走者とでも言いますか。
自分に夢を見る客の為に、全力でトップを目指すホストと、そんな彼にトップを取らせる為、心血を注いで応援する客ー。
いやもう、目から鱗がポロポロですよ。
これ、完全にスポ根だよ!

また、そんな中で、二人の間に強い絆が出来てゆくのが上手い!
共に戦ってるも同然の二人に、恋が生まれるのは当然じゃないか!!

アホなので全然上手く言えないのですが、こう二人の熱い絆と、夢を共に叶えて行く様と、そんな中で芽生える恋にめちゃくちゃ高揚するんですよ。
もう本当に面白い!!
最高だよ!!!

ところでですね、ホストの世界を垣間見た私が感じた事は、「私もホストクラブに行ってお姫様になってみたい」では無く、「ホストの世界って(BL的に)なんて美味しい!」なんですよね。
自分が根っからの腐女子だと言う事も良く分からせてくれた作品でした。


*補足です。
こういう作品にぴったりの言葉があったんだけど、何だっけな。
と、思い出せなかったのですが、さっき出て来ました。
「痛快」です。
わざわざ補足するような内容でもないんですけど(^^ゞ
失礼しました。 

11

ホストの世界がこんなに深かったなんて…!

もう最高でした!ホストの世界ってこんな熱い世界観だったの…!?と感無量です。

ただのホスト(受)に惚れた客(攻)が受けを口説き落とすストーリーと思ったら大間違いで、スパダリ攻めがラブ代という名の金で惚れた男をトップに押し上げるという愛とプライドをかけたサクセスストーリー(?)です。
攻めはもうひと目で受けに熱烈フォーリンラブし笑、受けは最初「自分をこんなに好いてくれる太客だし好感はあるけど、恋愛は・・・」という感じなのですが、ワンコな攻めにほだされ、「恋愛的な意味で見れるよう努力する!」と決意する律儀なやつで、営業用のチャラさは多少あるものの、根はチャラチャラしてません。仕事に対するプロ意識も高いです。

受けは実は好きになってたのに気づいてなかった系で、あるタイミングでビビッと恋に落ちるのですが、いままでの態度で好きと伝えたくても全部「営業トーク」だと誤解されるという、お互い切ないジレジレもありつつ…
とにかく文章が滑らかでテンポよく、すらすらと一気読みできました。

「推しを自分の力で押し上げる」というシチュエーション、腐女子を含めたオタク属性がある方なら読んでてかなり胸熱になることでしょう。さらに夜の世界ということで、世界観も相まって面白さ倍増です。
(作家さんがかなり気合を入れて取材したことが読み取れます。ものすごく酒の種類と値段がえげつないぶっ飛んだ世界…美味しい!)

ホストの世界、世界観としてかなり面白いので、もっとBLに取り入れてほしいですね。
キャスト同士の意地とプライドをかけた戦い、そしてそれをサポートする客(一番の太客はエースと呼ばれる)もう胸熱以外のなにものでもない…!

水商売ジャンルの普及を希望しますw

8

ホストクラブに行ったような気になれる

ばき先生の作品はどれも好きなのですが、こちらの作品はとても読みやすかったです。
先生の良さでもあるのですが、感情がこもっていてエネルギッシュであるが故に、少しばかり読みにくさがあったように思うのですが、こちらの作品は熱量はそのままで、すんなりと言葉が入ってきました。

ホス狂いになってしまったデイトレーダーと、20才のホストのお話で、私はホストは行ったことがないですがとてもリアリティーがありました。

ばき先生はいつも綿密に取材をされてから作品を書かれているようなので、もしや…と思ったら、やはり取材されていたようです。

聞いたこともない高い酒の名前。ググりました。

推しホストを一位にすべく、湯水のように溶けては吐き出される酒という名の金(これはラブ代なんですけど)、ホス狂したことない私には到底理解し得ないことですが、
同じ本を何冊も買ったり、ブラインドでグッズ買い込んでるオタクと桁が違うだけで、稼ぎ全ぶっ混みなところは同じかな?と思いました。
マウント取り合う客の姿も心当たりがあります。

本当におすすめ!
みずかね先生のイラストも美麗です。

これが気に入ったら、別の作品も読んでみてください。
芸人の話と、ガンダーラに行く話があります。
電子での単話買いの作品もあります。

あと、こちらの作品はスピンオフというか、別のキャラクターで2巻が出てもいい。
ナンバーワンとオネェ。
オネェの井原さんがどうなっているのか気になりました。心配。

鷹愛くんがまだ自分の過去のこと話してないので、まだまだ次行ける気がします。
まさたかさんって童貞ではないんですよね?それなりに場数は踏んでるのか、めっちゃ勉強したのかどっちかだと思う。

6

評判どおり面白かった…!

この作家さんの前作はノリやギャグが合わなかったんですが、今作は評判どおり面白かったです。
今作はキャラが立ち、テンポが良く引き込まれます。最初のページから最後のページまでダレる事なく、キラキラ感が持続され楽しめました。

ビジネスとしてのホスト業界の構造が初心者でも分かりやすく描かれていました。ホストにハマる女性心理は遠い話のように思っていたのですが、恋愛ゲームやバトルのようなもので、推しメンが出来て一度算入したら、引き下がれないような煽られ心理が働く所の恐ろしさは、課金ゲームやオタクコンテンツの複数買いに通じるものがあると感じました。投入する金額が桁違いなだけで…。

この小説からはゴージャスなホスト業界の楽しい活気のあるムードがしきりに伝わってきますが、あくまでBLファンタジーで完全に性善説に立った爽やかBL仕様なので、リアルとの混同はくれぐれもご注意を!それでもこの本を読めば、到底一般ピープルには算入出来ない世界の話だと実感するので、反面教師になりますね。。高級品って不動産や車や貴金属しか知らなかったボキャ貧一般ピープルには、お酒の世界もスゴイんだなーと感嘆しか無かったです。それにホストクラブの付加価値プラスのプライスだもんね…。

攻めの政峻の性格にツッコミ所があり、二人のやり取りも面白くてニヤニヤしながら読み進めました。医者の不養生とよく言われますが、この小説を読んでホストの恋愛での誠実性というのも考えさせられるものがあるなー思いました。よく出来た業界ものBLの一冊でした。この二人にならリキュールくらい奮発したい気持ちになるかも(笑)

ネットの記事などでホストに溺れた女性の末路が取り上げられたりと、ネガティヴなイメージもあるホスト業界でも、ホストと客との関係は、(当人同士の間では)疑似恋愛とお金(対価)の交換という単純な関係で割り切れる訳でもなく、多くの営業マンと取引先との関係のように、時には支え合う人間関係で成り立っているし、推しのホストが売れっ子になるまでのサクセス・ストーリーの過程で、客とホストが一体感を感じてホットになれる部分がある事も知れた事が、この本を読んで良かったと思う点でした。場所が何処であっても、人間同士知り合えば、何らかしらの縁や絆ができるのは必然で、目から鱗でしたww 余談ですが、ホストクラブでの支出を経費(接待費)としておとせる会社の経営者は最強だなーと思ってしまった…。

3

ナンバー1を目指して

今回は出不精でインドア生活のディトレーダーと
最近20才になったホストのお話です。

受様に一目惚れした攻様が
受様とともに彼の店のトップを目指し
受様と心と体も手中にするまで。

受様は歌舞伎町のホストクラブで
ナンバー5のホストです。

ちょっと頭の回転が鈍いので
ホストに多いキラキラネームではなく
本名の漢字変換した源氏名を名乗っています。

ある夜、
受様の入店時に接客指導を担当し、
現在は経営幹部として内勤兼務の
ナンバー2ホストの一番の太客・エースが
連れてきた男性客の顔見せヘルプに入ります。

この初回客が今回の攻様になります♪

ナンバー2のエースは
店の常連あるアラフォーのオネエで
羽振りの良い投資家ですが

攻様はさわやかな風貌のノンケの男性で
仕事関係で付き合いのある
デイトレーダーだと紹介されます。

出不精でデイトレ廃人な攻様を
社会勉強と連れてきたようで
ホスト遊びにあまり乗り気ではない模様。

攻様のきまり悪さと戸惑いが伝わり
居た堪れない中で受様でしたが
攻様は受様を初見で「王子様のようだ」と
一目惚れしていたのです。

攻様は受様にとって一番の客が
「キャッシュというラブレターを沢山くれる人」
と知ると受様を本指名した上に
ドンペリ・ピンクまで入れてくれます。

しかし、受様のお礼メールに
攻様は堅い返事が返ってきたのみで
太客になるかも!?との受様の期待に
肩透かしを食らわせるのですが

その夜、ホスト顔負けな上等スーツで現れて
受様はホストクラブでの遊び方を
攻様にレクチャーすることになります。

お酒の値段から飾りボトルの存在等々…

そんな中で攻様の昨夜の行動が
本気の「ラブ代」だと告白されるのです♡

受様は即座に自分が男と真剣交際なんて
ありえないと思いながらも
ホストとしてラブ代を引き出す事とは
別問題だとズルイ打算も浮かびます。

その後、攻様の話を聞きつけた
受様のエースである専業主婦が来店、

主婦の自分が行けないアフターに
受様を行かせてなるものかと
飲めない受様にテキーラの一気を強要します。

その様に怒った攻様は受様を助けるべく
高額ブランデーを入れて
彼女からエースの座をもぎ取るのです。

受様希望の「ラブ代」を払い続ける攻様に
受様はどんな「ラブ」を返すのでしょうか!?

受様の客となった攻様が
受様をナンバー1に押し上げる日々に
2人の恋愛模様が絡まって進展するお話です。

くもさんはデビュー作も前作も
一般にはあまりなじみのない世界を
とてもリアルに描かれているので
ホストのお話と知って興味津々、
ワクワクと読み始めました。

攻様は子供のころから朝に弱く
家から出なくて良い職に就きたいと
高2で株取引を始め生計を立てています。

受様は頭の出来がよくないために
体力と情熱のいる職人か水商売しか
職業として選択できずホストになります。

ホストという職業は
チャラくて楽そうなイメージがありますが
歩合制でもあるため客のいない新人ホストは
それほど稼げるものではありません。

受様は入った頃は未成年で酒も飲めず
仕事覚えも遅くてやっと着いた指名客に
売掛を踏み倒されたりで
枕営業をやっていた時期がありました。

しかし、受様は女の子は好きでも
Hは全然好きになれない上に
枕でも切れる客は切れていく中、

普通の稼ぎ方では到底手にできない
厚いラブレターに手にやってくる女性客に
見合う王子様でいる事がホストとして
一番大事な事なのだと痛感して以来
枕営業は一切しなくなったのです。

受様はホストという職業への誇りとともに
姫達の頑張りや価値観を大切にしたいという
客側のプライドをも大切にしているのです。

そんな受様のエースになったことで
攻様は他の多くの姫達同様
受様を「ナンバー1」にするために
いろいろと手を尽くし

そんな攻様の心意気というか気持ちに
受様も徐々にほだされていくのですが

2人が目指す「ナンバー1」への道は
分厚いラブ代が絡むがゆえに
自身の好意が上手く伝えれない
受様がグルグルする様子や

「ナンバー1」の掛かった締め日の
2人と他のホストやエース達との
賭け引き等

ホストクラブの実態を
リアルに体感できたように思えて
とっても面白かったです♪

攻様の懐(気持ち的にもお財布的にも)が
広すぎてすごかった~ (ӦvӦ。)

受様がホストでい続ける以上、
攻様には姫様達同様、
またいろいろな試練があると思いますが

それさえも攻様はバネというか
踏み台にして更に稼ぎそうですよね。

今回はホスト繋がりで櫛野ゆいさんの
『息をするよりキスがしたい』をおススメです。
2人の関係が駆け引きめいていて楽しいですよ♪

4

煌めくホストの世界

みずかね先生買い。ううーん、超好きな部分2割と、どーしても無理という部分が3割ぐらいあって中立より萌が精いっぱいでした、先生すいません・・・・金銭絡むホスト話はどうやら地雷らしいと気づいたお話、本編240P弱+あとがき。

新宿歌舞伎町のホストクラブ「Addict」で働く鷹愛(たかお)。店の№2の太客が連れてきた新顔さんに気に入ってもらったみたいで本指名を受け、初日から25万ほどのドンペリ・ピンクを入れてもらい…と続きます。

攻め受け以外の登場人物は
店の№1、2など同僚、後輩と受けのお客様方。なかなかおっかないお姉様もおられます。きょわい。

**超好きな部分とどーしても無理だった部分

鷹愛はホストなので、貢いでもらってなんぼ。そこがなあ・・・・厳しかった。
攻めさんが鷹愛にどんどん貢ぎ、最後はx000万ほどのラブレター(=お金)をつぎ込まれるのですが、「家建つで!!!」と気絶しそう。気の小さい一般庶民にはどうしても無理でした。
それからシャンパンタワーだの、ブランデーだので、まあ呑みまくる訳ですが、当然体調悪い時にはリバースもあり、今のリバースで500万ぐらいか・・・などと換算しているところも無理でした。食べ物飲み物は大切にしようよう・・と貧乏くさく考えてしまうんです(涙)

ホストはキラキラ輝いていてなんぼで、そのためにお金をつぎこむことに幸せ、生きがいを感じる!という攻めさんの言葉に、目からうろこで、わあーすごいお話聞いた!という感じでした。だからホストに貢ぎこむこと自体がダメじゃん!という気持ちはないのですが、ひたすら自分の心境がついていかない(笑)

最後の方は受けが男前で♡「俺のこと好きになってくれてありがと♡」と言う所や、攻めの「ずっと聞きたかった」と言う言葉にはじわわーんとして、めちゃくちゃ良かったんですけど、そこに至るまでのお話がどうにも厳しかったです。もっと甘い部分を読みたかったな。みずかね先生の描かれた鷹愛はお目々くりくり系でめっちゃ可愛くて萌え萌えだっただけに、もっとじゃれあってほしかった・・・残念。

ホストの世界と二人の心情をゆっくり丁寧に書いていただいて嬉しい部分も多々あったので、次を楽しみにしようと思いました。先生よろしくお願いいたします。

5

ホストクラブのドキュメンタリーみたいで面白かった

デイトレーダーとホストという組み合わせなんだけど、攻めが一目惚れしたホスト(受け)のために貢ぎこむ金額が半端なくて、読んでて目が白黒しました。
攻めの懐事情がわからないので、え?え?え?そんな金額大丈夫なの?破産しない?とハラハラドキドキ。
預金通帳には1000億くらいあるから大丈夫とこっそり読者に明かしてくれたら、20万なんて攻めにとっては小銭で、150万はランチ代、5000万円はちょっと奮発したディナー程度なのかも…と安心しながら読めたかも……なんて。

とにかく出てくる金額が桁違いすぎて、このBL小説1000円超えかぁ高いなぁ、クーポン出たら買おうかな……なんてチマチマやってる庶民には刺激的すぎるというか、金銭感覚の余りの違いに戸惑ったまま終わってしまった感があります。

しかも受けをナンバーワンホストにする為に攻めが金を戦略的に、そして湯水の如く使うんだけど、ナンバーワンって月間なんですよね。
そこにもビックリです……
てっきり年間ナンバーワンの戦いかと思いきや、月間ナンバーワンにするためにあれか……という事は、これからもあの金額×12ヶ月、それを数年?とか考えるとクラクラ。

BLのラブ部分については正直萌がないというか、ナンバーワンホストが「キャッシュはラブレター・そして分厚い束で貰った方が想いが籠ってて嬉しい」とか言ってのけちゃう世界で、やっぱり金がないと惚れたホストをナンバーワンにも出来ないやね……みたいなやさぐれた気分になりかける自分がいるというか、攻めが金無しだったらどうだったんだろう……とか思ってしまう自分がいて。

だけど「ラストソング」とか「エース」とか「ナンバーコール」などその仕組みとかがドキュメントを見てる感じで面白かったし、ホストクラブに金を費やす人ってどういう気持ちなんだろう?と思っていたのだけど、なるほどなぁ!こういうアツイ世界で、ホスト側にも姫側にもそれぞれのプライドがあって成り立ってるんだなぁというのがわかって良かったです。



0

ホスト好きなお方は楽しめるかも

個人的に苦手なホストのお話なのは勿論あらすじで分かっていつつ、
くもはばきさんなのできっと面白いに違いないと思い読ませていただきました。
みずかねりょうさんのイラストも美しいですし。
ところがやっぱり苦手意識が無くならなくて……ごめんなさい。
ホストにも色々事情があって苦労もあるんでしょうけど
なんかこう、高いお酒入れてもらえることがやっぱり大事なんだろうなぁと思ってしまって。
もちろんお客さんに愉しんでもらう努力や工夫もあり、
体質的に合わないお酒も飲まなきゃいけないのはしんどそうですが。

最初無愛想だったデイトレーダーの政峻が鷹愛に一目惚れしたからといって
「顔と名前だけでこんなに好きになった人のことを、
ほかの何かで嫌いになることなんか考えられないから。
だから安心して、俺のことも好きになって欲しい」なんて言っちゃうんだ!?と驚きました。
引きこもりデイトレ廃人なのにどっちがホストだかわからない…。
性格とかどうでも良いものなのかなと疑問に思いましたが
鷹愛は嫌なヤツではなかったので政峻の勘が良かったのかもしれません。

でも政峻の好意を知っていてお金使わせるようなものだったから(店で)
それがホストでしょと言われればそれまでですが
やっぱりそういうの好きじゃないな……。

バッティングセンターに二人で行き、
公衆の面前で「鷹愛くんが好きだーーっ!抱きてええーー‼」は流石に引……。
八つ当たりしたくなる気持ちも分からなくはない場面ですがちょっとね…。
それくらい政峻の想いはまっすぐなんでしょうけど。

鷹愛が政峻の直球な愛情表現に惹かれていってちゃんと恋になって良かったです。
ヘリデートしたり家一軒建てられる程の金額入れちゃってるんだもの……。
物語なんだからここは安心して喜んで二人の愛を見守ればいいものを
怖くなってしまうのは貧乏性だからなのかな…。
ただ、先輩の煌が鷹愛を心配してアドバイスしてくれて
ホスト同士の絆というものが微笑ましかったです。

2

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