イラスト入り
アフタヌーンティーは芸術だ・・主人公の知広は、アフタヌーンティのスイーツと紅茶が大好き。
半休をとり、アチコチのアフタヌーンティー巡りを楽しみにしている。
美貌の知広を見かけて一目ぼれした、高東尭仁佐。
商社の食料部門担当をする部長、知広の部下として、高東尭仁佐がやってくる。
謎が多い人物尭仁佐・・。
知広が担当した案件の中で、計画倒産と詐欺事件が起きる、
ピンチを救ったのは高東。そして高東の素性が分かる。
・・終わってみたら、全部高東の筋書き通りに知広は絡めとられて居た。
知広は紅茶通。
紅茶は、ティーパックじゃなくて、茶葉を丸い陶器のポットで淹れたほうが
香りが高くなるし、苦みが少ない。
花の季節に、美味しそうなお話。紅茶を飲みながら読みました。
★紅茶を愛する英国の水は独特
地域によってお水の硬度の違う英国。軟水と硬水が混ざっている国。
お茶用の水は「ブリタ」で調整がお薦め、と英国在住の人が言ってます。
ロンドンは硬水。英国のロンドンと同等の硬度の水で淹れると、本場の風味を知ることができる。ミネラル分が多いので濃く(ミネラルの味)が深い。
硬水の紅茶はまろやかだという評価もあるけど、味は断然日本の軟水のほうが美味しいと思う。
ティーカップは、紅茶用の浅め・口広の形が、香りを楽しめる・・と私も思う。
日本で英国産の紅茶を淹れるなら、沸騰直後のお湯ではなく、沸騰させながら3分以上経ったお湯で紅茶を淹れると、色が濃く出る不思議。
そしてミルクは、無調整か脂肪分多め。
妃川先生の作品は結構好きでちょくちょく読んでいます。
今作は、アフタヌーンティーがテーマになっていそうだったので購入しました。
とてもベタな感想になってしまいますが、やはり読んでいる最中から無性にホテルのアフタヌーンティーを優雅に楽しみたい!!!という気持ちになりました。彼らのように一人で行く勇気はまだ出ませんが、でも、読んでいて、一人優雅にアフタヌーンティーを楽しめたら素敵だな・・・とも感じました。
さて、肝心なお話ですが、割と最初の方で、攻め様の素性の想像はつきます。
でも、謎もいくつかあるので、最後までどうなるんだろう!?と思いながら楽しむ事ができました。
攻め様、なかなかに強引んで、あこぎな方ではあるんですが、それでも許せてしまう高スペックさ・・・
一番萌えたのは、受け様を酔わせて、初めてを半ば強引に奪うシーン&そのまま週末中抱か続けて受け様の体がすっかり変わってしまったというシーンでした。描写も、受け様の反応もとても色っぽくてドキドキしまして、何回もそこだけ読み返してしまった程です。
とりこ先生挿絵目当てでGET。お久しぶりに絵を拝見できて幸せ~
表紙左が受けで、とりこ先生が受けのアップ1枚を
あとがきに入れておられるのですが、そのタイトルが「奇跡の壮年」(笑)
とりこ先生ファンならぜひご覧ください~
お話はお仕事話つきの甘めお話。アフタヌーンティーのお話も出てくるので
夜に読むのはツライかも(笑)
受けさん、年齢読み取れませんでしたが10年あまり仕事に打ち込んだ結果 とあったのと 壮年 という言葉から 35歳ごろ と想定してます。
ありえない可愛らしさ、美しさ。もう ほっぺ ぐりぐりしたい。
アイドル並みの美しさから なめられて困ったという経緯により
仕事中は伊達眼鏡着用、髪は二つに分けて撫でつけ とカモフラしていますが
部下のみなさんには美しさバレバレ、
そして優秀なので みなさん部長大好き。
(本人は気付かれていないと思ってる)
で、その美しさに一目ぼれ&お仕事優秀なのがわかって、
攻めさんにロックオンされた模様。
また、この攻めさんが優秀。何か国語しゃべれんの、あんた という言語力、
にっこり笑顔で人をたらし、手配力ばっちり(悪だくみ含め)。
うぶうぶ受けさんをあっさり手籠め(笑)
最初は紳士なふりしてるのにねえ。
お仕事関係では、ありえねーという人事発動があり、
また起死回生の一発逆転打も、「それは不可能!」と思うので
仕事関係の記述は今一つと思われる方もおられるのでは と思います。
私もそのあたりは気にはなるものの、ホテルラウンジのティー話や
受けさんのノーブルな美貌にうっとりしたので 萌2 でお願いいたします。
可愛いわあ・・受けさん♡
高級ホテルのアフタヌーンティーを楽しむのが唯一の趣味である知広が、同じく一人でアフタヌーンティーを食べに来ていた尭仁佐から誘われて交流を持ち始めます。
初めて会話して、同じ趣味を楽しむ友達として会うようになり、あっさり関係をもってと、とにかく淡々と話が展開していきます。
正直、お互いのどこに惹かれていったのかがいまいちわからず
読んでいて感情移入できませんでした。
しかもいきなり尭仁佐が知広も会社に入って一緒に働きはじめるなど
設定もむりやり感があったような・・・
登場人物のキャラは悪くないのですが、あっさりし過ぎていて物足りなかったです。