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夏休み、祖母の田舎で月のきれいな夜に
共に過ごしていた少年と河童達ですが、
抗えない流れによって彼らは
離れることになってしまいます。
一番の見所は、主人公晴彦の親友である
功介の報われない恋でしょうか(笑)
毎年夏休みは何処行って、誰に会ってるのか
気になってしょうがないのに、
結局聞けずに1人で拗ねてみたり。
そんな心中を知ってか知らずか、
晴彦から「一緒に田舎に泊まりにおいで」と
お誘いをもらいます。
電話もらって速攻自分の部屋にこもる功介が、
ホント恋する少年そのもので微笑ましいです。
好きな人の大事なものを教えてもらうって、
想っている方には最高のプレゼントですよね。
すっかり河童達と打ち解けた功介は
その後も晴彦のよき親友でいるようです。
まあ、親友以上になりたいのに
想いは相変わらず一方通行なのですが。
河童達との別れの時、
いつか会う日の約束と印が切ないです。
お互いの中にずっと在り続けるってことは、
理想であり尊いもののような気がします。