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表題作月と水の夜(2)

その他の収録作品

  • あかいてぶくろ
  • 番外編

あらすじ

ノスタルジックストーリー第2弾! 中学生になった吉晴は初めて友人に魚吉と清太のことを話すが…。新装版。

作品情報

作品名
月と水の夜(2)
著者
梶原にき 
作画
梶原にき 
媒体
漫画(コミック)
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
ルチルコレクション
発売日
ISBN
9784344800656
3

(1)

(0)

萌々

(0)

(1)

中立

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趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
3
評価数
1
平均
3 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

その心にいつまでも

夏休み、祖母の田舎で月のきれいな夜に
共に過ごしていた少年と河童達ですが、
抗えない流れによって彼らは
離れることになってしまいます。

一番の見所は、主人公晴彦の親友である
功介の報われない恋でしょうか(笑)
毎年夏休みは何処行って、誰に会ってるのか
気になってしょうがないのに、
結局聞けずに1人で拗ねてみたり。
そんな心中を知ってか知らずか、
晴彦から「一緒に田舎に泊まりにおいで」と
お誘いをもらいます。
電話もらって速攻自分の部屋にこもる功介が、
ホント恋する少年そのもので微笑ましいです。

好きな人の大事なものを教えてもらうって、
想っている方には最高のプレゼントですよね。
すっかり河童達と打ち解けた功介は
その後も晴彦のよき親友でいるようです。
まあ、親友以上になりたいのに
想いは相変わらず一方通行なのですが。

河童達との別れの時、
いつか会う日の約束と印が切ないです。
お互いの中にずっと在り続けるってことは、
理想であり尊いもののような気がします。

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