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表題作いとしのモモンガ彼氏

伊藤浬 高校生
百瀬司沙 高校生

その他の収録作品

  • 小太郎の気持ち
  • あとがき

あらすじ

妙な子供を助けた司沙のもとに、片思いの相手・浬がモモンガとなって現れた。元に戻るにはどうすればいいか二人は一緒に考えるが…。

作品情報

作品名
いとしのモモンガ彼氏
著者
平喜多ゆや 
媒体
漫画(コミック)
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
バーズコミックス ルチルコレクション
発売日
ISBN
9784344839182
4

(48)

(20)

萌々

(15)

(11)

中立

(1)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
8
得点
194
評価数
48
平均
4 / 5
神率
41.7%

レビュー投稿数8

モモンガの癒し力絶大

読むとモモンガが飼いたくなるような一冊でした。毎朝モモンガのモフモフで起こされたい(笑)

大好きな人と大好きなペットが一つの体に同居してしまったという設定が個人的に結構美味しいと思っています。しかも人型に戻るときは耳と尻尾がちゃんと人間サイズになってるところがまたツボった。

長年の思いが通じ合った二人なのでこれからも上手くやっていけると信じていますが、欲を言えば二人が大学に進学してからの日常をもっと見てみたいなぁー。
とにかく癒されたいときにおすすめの一冊です。

10

わー可愛かった!

攻が実はモモンガだった!って話かと思っていたら違いました。

『すくすく恋日記』がいまいちだったので、今作もどうかな~と思っていたのですが、これぞ平喜多先生!って感じの作品でした。

受じゃなくて攻の方が可愛いモモンガになってしまう……ってのもツボでした。

受はなんだかんだと男前な性格で、ツンもなく凄く好みでした。

受ける方が精神的に攻を包み込むようなシチュが好きなので。対等な感じがして良いですよね。

モモンガと一体化した攻の尻尾が堪らなく可愛かった~。

カバー下のマンガでモモンガのちん●んがめっちゃグロいって書いてあったんですけど、凄く気になります。

8

なにこれ、めっちゃ癒される〜

「ファンタジーもケモミミも好みじゃないのにキュンキュンする。」とオススメコメントを頂いて、私も読んでみました。

私もどちらかというとファンタジー系が苦手だし、ケモノミミも無い方が好ましい。
だ・け・ど・・・・。

ピュアで可愛らしい二人に口角あがりっぱなし。
クリリンお目々の超絶キュートなモモンガの姿に頰がゆるみっぱなし。
フワフワキュンキュンしっぱなし。
ぱなし尽くしでとにかく癒されます。

幼馴染同士のお話。
ずっとずっと一緒にいられると思っていたのに浬(かいり)は町を離れてしまい、司沙は高校でも一人ぼっちで友達もおらず、ペットとして飼っているモモンガの小太郎しか心打ち解ける相手がいません。
そんなある日、一年ぶりに浬が戻ってきて、再び二人で過ごす時間が増えて嬉しいんだけど、浬の事がずっと好きな司沙は、打ち明ける事もできず心を持て余しています。

そんなある日、迷い子を見つけ、神社の鳥居まで背負って連れて行ったお礼に何か一つお願いを叶えてあげると言われて、浬とずっと一緒に・・・と心の中で願ったところ、モモンガの小太郎と浬が一体化しちゃう。日が上っている時はモモンガ、日が沈むと浬の姿に戻るんだけど、尻尾と耳はついたままで、何とか元に戻る方法を二人で考えることに・・・。

二人が初々しくてたまらないし、早い段階で両片思いである事が判明するので、安心してモモンガかわいいーだの数々のカワイイ要素に浸って読む事ができます。

全編ただふわふわ可愛いだけじゃなくて、浬モモンガが夜の森のざわめきに圧倒される表現や、自分のせいでこんな状況になってしまったと司沙が泣くところ、ちょい強面のパシリを命じる同級生がまさかの当て馬?と思いきや、実は小動物大好きくんだったところなどがスパイス効いててよかったです。

カバー下読んで、気になって画像検索したら・・・うん、ありゃかなりキモい(笑)見なかった事にしよう。

ケモノミミ系好きではないのに、こんなにキュンキュン癒されるなんて思いもしなかったので、驚きの意味もこめて神。

4

表紙買いして正解の可愛さでした◎

表紙の攻めくんのシッポの存在感がすごくて書店で目に入るたび気になってたんです。
こりゃ買って良かった。
ストーリーも良くって大満足です!

司沙(受)と浬(攻)。
ちっちゃい頃はいつも一緒にいて、司沙が迷子になると必ず大人達よりも先に浬が迎えに来てくれた。
これからもずっと一緒にいられると思ってた。
でも浬が他県の高校に進学してしまったことで2人は離れ離れになってしまって・・・

その浬が司沙の元に戻ってきたことからお話は始まります。

で、何がどうなって浬に耳とシッポが生えるの〜?ってわくわくしながら読み進めたのですが、何気に地味にまさかの展開でしたね^^
司沙が飼ってるペットのモモンガと一体化しちゃうってのがかわいい!
そんでモモンガになっちゃった浬がスマホをペタペタして司沙と会話してるのがまたかわいいんだ☆
私もこんな風に動物と会話したいよー。
(ファンタジーなんだからモモンガだって喋ったら良さそうなもんなのにそこは喋らない設定らしい。笑)

冒頭にも書きましたが、お話が良かったです。
もふもふかわいいだけじゃなくって、読み終わった後にちゃんとほっこりしたものが心に残る素敵なお話でした。
普通の子達がゆっくり一緒に成長していくお話はやっぱり自然と「がんばれー」って応援したくなります。
伸江様(2人を見守る山の神様)ときっとおんなじ気持ち。

最後のお話(番外編)が電子限定になってるんだけど、これ本当に紙の方には収録されてないんだろうか。
おまけというにはしっかり8ページもあって、初出が2017年3月号と奥付には記載されてますので描き下ろしではありません。
本編では描かれなかった浬の学校での一コマ。
友達に司沙とのことを祝福されてすごく嬉しそうな表情を浮かべた浬にきゅーんとしました♪

ほのぼのした感じの昼と感覚が研ぎ澄まされる感じの夜の描き分けがとても上手かったです。
浬がモモンガ(夜行性)から人間に戻った時に「少し物足りなく思えた」って言うんだけど、その感覚が分かるような絵の説得力がちゃんとあったなぁと思います。

あまりに可愛かったので思わずノンストップで2周。癒された〜(*´꒳`*)

【電子】ひかりTVブック版:修正-、カバー下○、裏表紙×

4

モモンガかわいい

幼なじみで通信制の高校の生徒×モモンガを飼っている全日制の高校生です。

ま〜モモンガがかわいい。アメリカモモンガがモデルだそうで、調べましたが確かにめちゃくちゃかわいいです。実際にモモンガを飼うのは大変なようですが、そこは漫画なのでOK。
全体的に大きな緩急はなく、ものすごく印象に残る作品とは言い難いのですが、とにかくモモンガがかわいいのでまあいっか…となるお話です。
そしてこのモモンガの小太郎、浬と合体している間は、基本的に浬に行動権を渡してあげている心優しきモモンガなのです。小太郎のおかげで二人はくっついたと言っても過言ではありません。

神様の不思議な力で、受の司沙の飼っているモモンガ・小太郎と同化してしまった攻の浬。夜明けとともにモモンガになり、日没とともに人間+モモンガの耳と尻尾状態に変化するという体になってしまいます。モモンガの尻尾は大きめのアウターでうまく隠していたようですが、大きいので過ごし辛そう(笑)。ちなみに人間メインの時は飛べません。

元に戻れる方法を考えた結果キスをすることになる二人ですが、司沙が「こういうのは好きな人同士じゃないと…」と言ったところ、浬があっさり告白。そりゃそうですよ、勝ち戦なんですから。初めてモモンガになったとき、司沙が浬の名前を呼びながらオナニーするところをばっちり見ているのですから(笑)。

という訳で割とすぐ両思いにはなるのですが、浬はモモンガ人間のまま。浬がモモンガの姿で勝手に司沙の学校について行き、司沙が同級生たちにパシリにされていること、そのうちの一人が本当は司沙と仲良くなりたいと思っていたことが発覚し、司沙と浬はケンカしてしまいます。

その後再会した森の中でようやくお互い心の奥まで打ち明けて、家に戻って体を繋げて、浬とモモンガの小太郎はやっと元通り、別々の個体に戻ることができたのでした。
こうしてみると「エッチしたから戻れたんか」と思ってしまうのですが(笑)、神様曰くそうではなく、二人が一緒にいる決心がついたから、とのこと。子供の頃から森で遊ぶ二人を、神様は見ていたのだそうです。

司沙がモモンガを飼うことになったきっかけや、司沙をパシリにしていた同級生が実は小動物好きで、司沙がモモンガを飼っていると知ってうずうずしていたことなど、「人間がモモンガになる」設定以外では、結構リアルな面も多く、共感できました。

2

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