こんな気持ち、初めてだから……『オトモダチ』になってください!

コミック

  • アイドルくんは恋を知らないっ

アイドルくんは恋を知らないっ

idolkun wa koi wo shiranai

  • 電子書籍【PR】
  • 紙書籍【PR】

表題作アイドルくんは恋を知らないっ

山田友哉,カフェでバイト,定時制高校3先生,19歳
桜田比那斗,同じ定時制高校に通うアイドル

同時収録作品アイドルくんは恋を知らないっ

霖之助,比那斗と心羽と同じグループのアイドル
心羽,同アイドルグループのリーダーで比那斗の兄

その他の収録作品

  • 描きおろしマンガ part.1(描き下ろし)
  • 描きおろしマンガ part.2(描き下ろし)
  • カバー下:マンガ・配信時の表紙下書きイラスト

あらすじ

人気アイドルの比那斗は、定時制の学校でアイドルであることを隠しながら日々を過ごしている。そんななか、唯一仲良くなった友哉ともっと親密になりたくて、「友達になってください」と告白(!?)するが…。

作品情報

作品名
アイドルくんは恋を知らないっ
著者
水稀たま 
媒体
漫画(コミック)
出版社
KADOKAWA(メディアファクトリー)
レーベル
フルールコミックス
発売日
ISBN
9784040691329
3.7

(24)

(7)

萌々

(6)

(9)

中立

(1)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
3
得点
87
評価数
24
平均
3.7 / 5
神率
29.2%

レビュー投稿数3

なんてたって王道!!

なんだか懐かしい感じがするくらい王道のアイドルものです。
比那くんは前の学校で身バレして対人関係が破綻した影響からアイドルであることを隠して定時制高校に通っているのだけど、親切な友哉くんにすっかりなついてしまう。
前述の出来事から年齢相応の他人との距離の取り方が分かってないし、恋を知らないどころか好きって感情の種類がかなり未分化な状態でどう行為を向けていいか分からない。その辺の純粋というか純心さを受け付けられるかどうかで作品の評価が分かれると思います。
表題の恋を知らないどころか、好悪の感情が未発達の子が人を「好き」になっていくお話。
比那くんの周りには彼のことを大事に思う人が沢山いて、無自覚に幸せな世界が形成されていますが、それぞれのことをどういう風に好きで、それに対して友哉くんってどう違うのかということを段々と自覚していくことでまた段々と「好き」の種類が増えていっている。そしてようやく恋を知る・・・
結構感情の行間を読ませて来るキャラもいますが、基本的には比那くんという純心な男の子が恋して成長していく姿を追っていくだけでもこのお話の可愛さが心に染みてくると思います。
個人的には友哉くんも可愛い。あこがれのダンスがうまいアイドルかっけーとかその弟の比那もよく見ると頑張ってるじゃんとか思ってるような様子は随所から伝わってくるし、段々比那くんのこと気になってきて番組をコッソリとチェックするようになってたり、起きた時に比那くんがもういなくて寂しいライン飛ばしてきたりと彼は彼で「男の子」な可愛さ全開です。
アイドルとの秘密の恋とか成長もの,恋をゆっくり育んでいくお話が好きな人にはオススメです。
ともあれ人を選ぶ作品であろうと思ったので個人的には神評価としたいところですが、うけつけられない人にはとことん無理かなとも思うのでそこを考慮して1ランク下げた評価です。

4

アホな子ほど、アイドルに向いているのか?!

可愛すぎる!!
アイドルなのに、それを隠して定時制に通う比那斗が、天然過ぎて可愛い。変装ではなく、普段の姿で登校して気付かれないって、どんだけダサダサなのか(笑)
比那斗が親友になりたがった相手の友哉は、しっかり者で面倒見がいいクラスメイト。
比那斗の正体がわかっても、普通に接してくれて、時々比那斗の笑顔にきゅん。

比那がアホ過ぎて可愛い!
親友同士でキスしません。でも信じてしちゃいます。可愛いでしょ!
共演者に狙われた時も、危なくなるまで気づきません。
よくアイドルやっていけるなぁ(笑)
親友すっとばして、恋人になるまでじっくり描いてあるので、キュンキュンしながら読めます!
ただ、一つ残念なことが。。。えっちの時に、チンが発光しており、全くわかりません。ホワイトとかのボカシレベルではなく、何も見えません。
え?!これ何してる?と思うくらい。そこは残念でしたが、それ以外は満足です。

1

たとえるなら、うさぎ?

昼間は働きながら定時制高校に通う友哉は
ある日、ボサボサ髪で眼鏡の地味なクラスメイトの桜田比那斗から告白されてしまう。
はじめのうちは拒絶反応を示していた友哉だけど、
比那斗からのアプローチに根負けして友人になったはいいが、
今度はだんだん比那斗から目が離せなくなってゆき…。

この比那斗、実は普段は目立たない格好をしているが、
その正体は人気アイドルグループの一人なのです!
アイドルというだけあって小さくて、華奢で、
頬がほんのり赤くて、おめめクリクリで、とってもかわいい!
しかも、天然で素直で純情で。
こんな可愛らしいのに好かれちゃったら、
ついついほだされてしまうのもわからないでもないなあ…。

ただ、そんな突き抜けた純粋さが少々あざとさが過ぎたかなあ…と。
自分にはあまりハマりませんでした。

比那斗に対してのかわいいも、
ペットのうさぎに対する小動物的なかわいい!に近かったのかもしれません…。
途中、友哉と比那斗の致しているシーンでもムラっという感情が
ちっとも沸き起こってこきませんでした…。

コロコロと展開してゆく王道ど真ん中のストーリーと
登場人物たちのよく見かける悲劇的設定にも気持ちがついてゆけず、
あまり感情移入できなかったのが残念でした。

3

この作品が収納されている本棚

マンスリーレビューランキング(コミック)一覧を見る>>

PAGE TOP