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表題作 VOID

マキ → 川原慶久

アラタ → 阿部敦

その他キャラ
シーナ[加藤美佐]/ ヨシアキ[鶴岡聡]/ 保護局[菅沢公平]/ 執事[藤沼建人]/ ローウェン[宮本淳]/ 使用人[藤原夏海]/ 保護局[松久博記]

あらすじ

マキの元にやってきたヒューマノイドのアラタは、容姿と記憶の一部をコピーしたハイスペックな【愛玩タイプ】。
しかも最初に見た人間を好きになり依存する【すりこみ機能付き】。
すりこみ機能により愛情を示すアラタを、マキは嬲るように抱く。
「ちゃんと愛して欲しい」とアラタは涙目で訴えるが、マキの心には決して融けない「永久凍土」があり……。

作品情報

作品名
VOID
著者
座裏屋蘭丸 
媒体
CD
作品演出・監督
蜂谷 幸
音楽
ナカシマヤスヒロ
脚本
山崎マサト
オリジナル媒体
コミック
メーカー
マリン・エンタテインメント
収録時間
120 分
枚数
2 枚
ふろく
初回限定盤:小冊子/メーカー通販:トークCD
発売日
JANコード
4996779029013
4.8

(95)

(83)

萌々

(8)

(3)

中立

(0)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
10
得点
456
評価数
95
平均
4.8 / 5
神率
87.4%

レビュー投稿数10

やばいです。

ストーリー、さすがの先生ですが、それを本当に素敵に演じてくださっていて、
何度も繰り返し聴いています。

もともと原作を知らずに聴いたのですが、絵を見なくても伝わる演出、演技、
本当に丁寧に作られていて、世界観が素晴らしいです。

川原さん、エロい、どうしてこんなにエロいの声が。
阿部さん、可愛いし、切ないし、素敵でした!!

脇役も良かったです。絵を見ずとも伝わる切なさや、やるせなさ、そして
最後のハッピーエンドまで、すべてが最高でした。

0

原作片手がおすすめかも?

最初は原作未読で聴いたんですが、ちょっと分かり辛いシーンがあったので、原作を読んで聴き直しました。特に過去回想あたりで何が起こったの?ってなります。でも全体の印象はすっごく良かったので100%楽しみたかった!結果最高でした!
主な語り手になるマキの声は、とろみのある余韻を持つ響きでめちゃくちゃ好み。個人的に睡眠導入CDなんかを出して欲しいタイプの滑らかな低音です。ヒューマノイドのアラタはニュートラルな感じ?Hシーンもヒューマノイドそのままでした。
好きだったのは全体の雰囲気。ジャケ絵にマッチする厳かな空気を醸し出すような効果音とBGMが素晴らしい~。特殊な世界観を丁寧に演出してくれて、作品にどっぷり浸かれました。
衝撃的なシーンや重いところもあるんですが、bonus trackにくっついた後のほのぼの日常話が結構長めに入ってるので、穏やかな気分で聴き終われます。
欲を言えばHシーンのアラタの喘ぎは最初と最後で違いが欲しかったな…ストーリー的にも。まあとにかくマキの声が素敵で聴き応えのあるCDでした!

0

思っていたよりは…

原作未読。
気にはなっていたのですが、
ようやく聞くことができました。
なかなか聞く機会がなかったので、
設定や、あらすじや皆さんのレビューで
勝手に想像していた期間が長かったため、
期待しすぎたのか、思っていたよりはライトな感じがしました。
もっと、主人公のマキは根強く荒んでしまった心があるのかと思ってたんですけど、
割りと、序盤にアラタを受け入れた気がしました。
阿部さんのMな演技がめちゃくちゃ好きなので。
(すみません。私の趣味の話)
なんか阿部さんの受け声って、いじめたくなっちゃうんですよ。
なんか天性の、ドM受け声ていうか。
その部分がわりと短くて拍子抜け。
ストーリーのレビューはしないけど、
好みとしてはもっと、闇の部分が多目の方が好みでした。
完璧趣味と偏見に片寄ったレビューで申し訳ない!
にしても後半のブリブリ怒ってるアラタがめちゃくちゃ可愛いくて、本当に阿部さんにはどんどんこれからも出演して欲しい。

2

世界に引き込まれました。

久しぶりにゆっくりCDを聞きました。
120分もの長く重めのストーリー。
隙間時間にいいとこだけチョイスしてって訳にはいかないCDですから。

コミック片手に聞きましたが、セリフが過不足なく加えられていたりして、より分かりやすくなっています。
また、BGMがあまり入っていない。
邪魔にならない程度に世界観に合ったBGMが流れている感じ。


マキ役の川原さん。
しょっぱなの重い吐息から、マキでした!
大人の魅力あふれて、えちシーンじゃなくてもドキドキしちゃう(///∇///)

アラタとレン役の阿部さん。
アラタは明るく生命力にあふれ、レンはちょっとミステリアスに。
2人を演じ分けられていて、声優さんってプロなんだなぁ、としみじみ(´∇`)

また、ローウェン役の宮本さんががいい味出してて、これまたローウェンだわ〜と納得のローウェンがいました。


物語が進むにつれ、マキの声が優しく感じられる。
ひたむきで一生懸命なアラタは本当にかわいくて絆されるわ〜(*´∀`)


ストーリー上、えちシーンはもちろん多いのですが、最初の頃のマキが好き放題してるシーンは、ホントアラタが不憫でして。
その分、晴れて恋人となったえちシーンは甘い(///∇///)
アラタの喘ぎ声もドキドキですが、マキの攻め喘ぎにぐわ〜〜〜ってなります( ☆∀☆)

特に『after story』 がめっちゃ悶えました!
臨場感あふれるえちシーンにドキドキむずむずで赤面もの。
もちろん、えちシーンだけじゃなく、元気に怒ってるアラタと弱り気味のマキの様子に苦笑しつつ安心しました。


素晴らしい物語と声優さん方の演技に感謝いっぱいです。




2

見所(聴き所)の差に驚嘆!

VOID 原作未読のままcdを聴きました。
大きなネタバレはしない程度に、この想いを言葉にしてみます。
受注生産の頃、商業に目を向けていなかったことが大変に悔やまれます。
電子書籍もオークションの出品価格にも臆してしまい、どうしようかなぁと思っていたので、先にcdを手にしました。

川原さん、阿部さんのお2人のcdは『イエスかノーか半分か』も持っているので、このお2人ならば!という安心感と好感、このお2人だから、ということで真新しいものへの期待感は薄かったと思います。

聴き始めは想像していたよりもずっと不穏でした。
だって葬儀の鐘の音から始まりますからね(なんとなくバイオハザード・アンブレラクロニクルズを思い出す)
どんなお話か知らなかったので、これから起こりそうな出来事にビクビクしながら聴きました。

川原さんの第一声は、まさに世界観と合致していました。座裏屋先生の洋の雰囲気。一声だけでグッと引き込まれました。
そして、ヒューマノイド・アラタに扮する阿部さんの、目覚めの声。
どうしてその言葉なのか、理解するのはしばらく後になりますが、cdを最後まで聴き終えてから、私はそのシーンを何度も聴いてしまいます。悲しくて、やりきれなくて、でも聴いてしまうんです。2人の始まりが再会でもあって、終わりでもあって、そういう複雑さを抱えた、とても大切な場面です。
途中まで聴いていて、すごく原作を読みたくなり、堪らなくなり、電子で漫画を購入しました。
cdを3回くらい聴いてから読んだので、内容は頭に入りきっていて、原作とcdの違いを細大見つけることができました。ハッキリ言って、cdと原作とではかなり印象が違います。しかしどちらも最高の出来としか言いようがないんです。

音での見せ場、絵での見せ場、全く違う個性を持ったVOIDが2つあるんです。
しかし共通して、悲しいのにどこか上品な空気感があります。座裏屋先生の芸術的な絵と、川原さん阿部さんの清涼な声とでちゃんと世界観を共有しているからだと思うのですが。
これってすごい…だって魅せ方が全然違ったし、例えばcdでは補足としての場面とセリフが多いので、キャラクターが何を考えているのかわかりやすく、断定的でした。しかし原作では、キャラクターの表情や台詞の荒さ、場面の動きや演出で、キャラクター達が何を考え、苦しんで、というこちら側の想像を掻き立てるような魅せ方。
またcdでは、絵の無い分をダイレクトに、愛して欲しいという思い、相手に対して堪らない気持ちが、心に突き刺さってくるのです。

熱くなってしまって、自分の残念な語彙力では伝えきれないのですが、ぜひ原作既読の方にこそ聴いて欲しいなと思いました。

またなにより、川原さんの声音の変化です。
川原さんってこんな声が出る人なんだ、と終盤の場面で思いました。アラタに向けたあの、堪らないという声が、、、堪りません。素敵でした。BLのお仕事をして下さって、本当に有難いです。真新しいものへの期待、大いに覆すほどの情感たっぷりのお声でした…
ということでまたcdを聴きに行ってきます。大変な長文で申し訳ありません!お読み頂いた方、ありがとうございます。

7

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