キミは「僕の」ヒーローだ

STAND BY ME

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  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神4
  • 萌×21
  • 萌3
  • 中立1
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
3
得点
34
評価数
9
平均
3.9 / 5
神率
44.4%
著者
 
媒体
コミック
出版社
KADOKAWA
シリーズ
あすかコミックスCL-DX(コミック・角川書店)
発売日
価格
¥600(税抜)  ¥648(税込)
ISBN
9784041056332

あらすじ

和はチビで童顔という容姿のため端役ばかりのスーツアクター。いつもヒーローショーを見ている辰成にはマスクで顔が隠れていても和の存在に気付いていた。それを知った和は、心が満たされてゆくのを感じ…。

表題作STAND BY ME

リバあり 天羽和 スーツアクター
リバあり 斎藤辰成 ヒーローものが大好きな会社員

その他の収録作品

  • おまけ漫画「日曜日の朝」
  • HAPPILY EVER AFTER 描き下ろし

評価・レビューする

レビュー投稿数3

愛に溢れるリバ!

この作品のおすすめポイントは
・体格差
・愛に溢れたリバ
・ヒーローとは何か
というところが楽しめるところだと思います。

和はスーツアクターをやっている青年。動きは誰にも負けないはずなのに他と比べて小柄なため、どうしても主役のヒーローではなく端役ばかり。デパート屋上のヒーローショーでも下っ端の役をやっています。
リーマンの辰成はそのヒーローショーの常連でいつもカメラ持参で熱心にステージを鑑賞するのが生き甲斐。そんな二人がレアなフィギュアをきっかけに知り合いになります。
ショーの衣装で顔は隠れているけど、人一倍動きにキレのあって注目していた端役が和であることを知り感激する辰成と、ヒーローではない自分をちゃんと見てくれている人がいたという喜びでいっぱいになる和。

和は小さいけど男前です。ショーのとあるハプニングで諦めそうになった自分に熱い声援をかけ、立ち直らせてくれた辰成に対して「あんたのヒーローになりたい」と熱い告白。
対する辰成は優柔不断なこともあり返事ができず…。

仕事もプライベートも全てが優柔不断で無難な決断を選びがちだった辰成が、小さい体というハンデをものともせず頑張る和の姿に触発されて変わっていくところが良かったです。
そして例え完璧じゃなくても誰かのヒーローになりえるといった熱いメッセージが込められた作品だなぁと思います。
登場人物二人がどちらも「ヒーロー」に憧れて何らかの理想像を持つ人間なので、うまく言えないけどセリフにヒーロー漫画の熱さ、少年漫画独特の熱さみたいなものを少し感じる時があります。

そして待ちに待ったリバ!
最初は小さい和が攻めで何の不満もない二人だったのですが、辰成が30歳のお誕生日を迎えるにあたりまさかの童貞であることが発覚。
小さい=女役というポジションで見られがちだったので、頑なにタチにこだわってきた和だったけど、和のほうからネコになることを提案するんです。
このときの和のセリフがめちゃくちゃ男前でカッコ良くて愛に溢れてます。愛、さいこー!リバ、さいこー!! これだよ、これ!と感動しました。

電子のおまけは「once upon a time」四ページの漫画です。
和のヒーローになったきっかけについてで、小さい時、田舎で犬に追われて泣いている子を助けてあげた際、「まるでヒーローみたい」って言われたと語る和。
まったく同じ経験したことがある…!という辰成。二人は小さい頃に出会ってたんだね、というお話でした。

お話は萌萌くらいかなと思いましたが、初コミックスということでオマケと、リバを描いてくださった事に感謝の意を示して神評価です。

2

熱血な2人にニヤニヤしちゃう

オタクが中の人に絆されたり絆したりするライトなBLでした。絵柄がとにかくかわいい、画面が賑やかで読みやすい。ただそんなにディープなヒーローオタクっぽさは出て来ません。「トクサツガガガ」の雰囲気でBLメインです。
あすかコミックスらしい、ノリと勢いでガーッと物語がトントンと進んでいきます。ストーリーは多分、あらすじから想像できるまんまです。ラブラブ甘々BLですがエロは少ないです。でもエロシーンも丁寧に描かれていました。
サラッと読めて癒されます。

0

とてもかわいい2人でした。

まず、注意事項。作中にリバ表現があります。

基本的には、バイのスーツアクター(表紙でお姫様抱っこしてるほう)×ノンケのサラリーマン(お姫様抱っこされてるほう)ですが、後半、一部ひっくり返りますので、苦手な方はご注意ください。でも、どちらが上でも、とてもかわいい2人でした。

ヒーローオタのサラリーマン斎藤さんが、限定フィギュア完売の貼り紙を前に立ち尽くしているところから、話は始まります。そこに通りかかったスーツアクターの天羽くん。自分はいらないからと関係者に配られた限定フィギュアを斎藤さんに進呈、ぜひともお礼を!と言われてじゃあ一杯奢ってよ、と返すのですが、指定された店がオカマバーで、斎藤さん、硬直。そのお店に天羽くんが着ぐるみのまま現れたので、またまた硬直(ここだけ絵柄が楳図か◯お)。

天羽くんは身体能力の高いスーツアクターですが、身長が低いので端役しか回ってきません。でも、そんな天羽くんの動きのキレに斎藤さんが注目していたことが分かり、天羽くんはものすごく励まされます。そのことが、天羽くんの仕事に、決定的な影響を与える事件を引き起こすことになるのですが……!?

一緒にいることで相手から受け取ったものが、互いの仕事にも良い影響を与え、2人がお互いにとってかけがえのない存在になって行く過程が、一冊かけてとても丁寧に描かれています。その過程はゆっくりですが、無理も嫌味もなく、デビューコミックスとしては驚きの完成度だと思います。評価としては萌萌かな、と思うのですが、今後への期待を込めてご祝儀で神つけときます。

早々に思いを自覚し、男らしく告白した天羽くんに対し、そこから斎藤さんの優柔不断ぷりが炸裂、オカマバーの姐さん方に怒られる羽目になりますが、表紙と口絵からわかる通り、彼は基本、ヒロインなので……。
そんなヒロイン体質の彼も、天羽くんに励まされて仕事の山を越えると同時に、思いを自覚。くっつく前から割といちゃいちゃしてましたが、くっついてからは輪をかけてベタベタしている、とてもかわいい2人でした。末長くお幸せに。

冒頭に書いたリバエピソードは、斎藤さんが童貞だと知って天羽くんに衝撃が走ったところから始まります。魔法使い化阻止のための、誕生日プレゼントだそうですが(笑)、この書き方では良さが伝わりませんね。天羽くんの愛に溢れた、すごく良いエピソードだと思いました。

余談ですが、2人が会ってるオカマバーのママさんがめちゃ美人で、とても気になります。

5
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