どんなに汚そうとしても椿くんは初々しいままだね……

五月の花はまだ咲かない

gogatsu no hana wa madasakanai

五月の花はまだ咲かない
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神3
  • 萌×27
  • 萌6
  • 中立6
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
6
得点
67
評価数
22
平均
3.3 / 5
神率
13.6%
著者
 

作家さんの新作発表
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媒体
BL漫画(コミック)
出版社
KADOKAWA(エンターブレイン)
レーベル
B's‐LOVEY COMICS
発売日
価格
¥679(税抜)  ¥734(税込)
ISBN
9784047345928

あらすじ

母の恋人・怜一と同居することになった高校生の椿。
やさしく頼りがいのある怜一を兄のように慕い始めた矢先、突然キスをされる。
恋愛事に疎い椿は揶揄われただけだと思っていたが、怜一から好きになってしまったと告げられる。
怜一に惹かれていることを自覚した椿は罪悪感を抱えながらも、彼を受け入れてしまう。そして次第に無垢な身体を暴かれていくが――。

表題作五月の花はまだ咲かない

小野塚怜一・母親の恋人
貴島椿・高校生

その他の収録作品

  • One year later(描き下ろし)
  • カバー下:漫画(2P)

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レビュー投稿数6

ミイラ取りがミイラになるほどの純真さ

展開が読めそうな設定だけど表紙がきれいだったので読んでみました。
ほぼ予想通りでしたが、もう少しいろいろ絡んでくるだろうと思っていたので、そんなあっさりでいいのかー、という感じ。

母親の恋人、というのでうっかり母親の寝室から抜け出して椿のもとへ、なんていう下衆なことを仕出かすのかと思いきや、母親は素性の知れない男を家に招き入れただけでさくっと退場。
大企業を継ぐであろう母親が入籍も考えるくらいの恋人なのに素性調査もしてないのがすごい。
怜一の魂胆は最初から丸分かりなのに、椿くんの表情が…。キスされて赤らめた表情が可愛すぎて…。
読んでいる方は騙されてるのが分かっているから、嬉しそうな表情をされると余計につらくて、怜一に地獄を見てほしくて仕方なかったです。
手練れの詐欺師も「お金はあって当然。パンがないならブリオッシュ」的なセレブは騙せても、椿くん、全然そうじゃないし、むしろお金のせいで孤独だったり、何でもないことですごく喜んだり、自分の一挙手一投足で顔を赤らめるなんて新鮮な反応をされたら、絆されるでしょう。

お母さんの素早い退場も肩透かしでしたが、過去話を含めてせっかく出てきた怜一のお兄ちゃんが結果good jobなことしかしていないのにも驚き。
お兄ちゃんだって弟のしあわせを願ってるんだゾ的な立ち位置に颯爽とスライドするのではなく、自分の元に呼び出して人質くらいにするのかと思ってました。

再会後のお母さんの対応も、怜一を簡単に家に入れちゃうくらい無防備なひとだからあれで正解なんでしょうか。
大企業の跡取り、しかも一人っ子なのに息子の恋人(男・元彼)を全く躊躇わずに受け入れてしまう。
金持ち喧嘩せずっていうのとは違うな。懐広いっていうのとも違う。いいのでしょうか、これで。

咲かなかった花が咲くシーンはちょっと良かったです。
根が腐っているかもしれない植物(怜一)→椿くんの手で咲かせることができたよ!(怜一も椿くんのおかげで更生しました!)という感じで、本作が集約されたような場面でした。

現実的なことを考えるといろいろあり得ない点が気になるので、ひたすら椿くんを愛でることに集中しましょう。
キスやその先を一生懸命受け入れようとする姿は痛々しくて、もれなく胸がギリギリするような悲しみでいっぱいになれるけど、もうちょっと怜一に痛い目を見てほしかった作品でした。

2

穢れ×無垢

さらっと萌えました(*´Д`*)
絵が好きなのでこれだけで萌えたんですが、椿くんの無垢さにきゅんきゅんでした…。

母親の再婚相手(予定)との背徳愛でしたが、そこはそんなにドロドロじゃありませんでした。
それより椿くんを穢してしまう背徳感の方がやばかった…魔性。゜(´⊃ω⊂`)゜。
怜一の過去も結構かるーくなってしまっていたので勿体なさもあったんですが、コミックスだししゃーないですね( ˘ω˘ )

軽く、でも何度も読み返したくなるくらいツボでしたŧ‹”ŧ‹”( ‘ч’ )ŧ‹”ŧ‹”
椿くんの純白さからの、トロ顔美味しかったでしゅŧ‹”ŧ‹”( ‘ч’ )ŧ‹”ŧ‹”

1

ドロドロしているのかと思いきや…

書店で見かけた時に、表紙が綺麗だし、”手負いの詐欺師×純真な高校生”って帯の煽りに乗って買ってみた。
母親が絡む三角関係というあらすじで、どんだけドロドロで不幸な境遇なのかと思いきや…。

多忙な中でもちゃんと息子の事を見ている母親、良好な関係のお手伝いさん達、育ちの良さからくるおっとりさと性格の良さが滲み出る椿と、皆いい人揃い。
そんな中に母親の愛人・怜一が家族の一員に加わっても、『その日を境に幸せだった家族…』なんてサスペンス調の変化もない。
そりゃまぁ、玲一に何か裏があるなってのはすぐに気がつくけれど、手酷く椿を弄ぶどころか良心が咎めて一旦身を引こうとするし、極めて真っ当な展開で逆に驚いてしまった。

話はコミック一冊内で上手くまとまっているが、肝心の玲一の印象が薄すぎた。
母親・あやめの愛人として連れて来られたのに、身体の関係があるように感じないし、息子・椿をたぶらかす様子も手ぬるい。
結局は、全体的に踏み込みが浅い印象だったが、本来ならBL上の女性キャラってだけでも疎まれそうな母親のあやめがサバサバして気に入った。
何だか愛人ではなくなった玲一の事も、『もう一人デカい義息子が増えたわね』って感覚で面倒を見そうな懐の深さが漂っている。
まぁ、彼も根っからのワルじゃないんだし、別に日陰に隠れずともお日さまの下で真面目に愛を育めるようなカップル誕生だった。

0

設定がぐだぐだ

財閥の御曹司である高校生受け。ある日、母親が「再婚する」と1人の青年(攻め)を連れてきます。仕事で留守がちな母親に代わり、屋敷に住み込むようになった青年は、突然受けにキスしてきて…という話。


帯に「手負いの詐欺師かける純真な御曹司」と書かれていたので、てっきり攻めはお金目当てに受けの母親に近付いたんだと思っていました。それが早々に受けに鞍替え。かといって受けの弱みを握って金を出させるわけでもなく、ただ単に受けを振り回して楽しんでいるだけ。
金銭目的でもなく、屋敷に住み着いて受けとイチャついてるだけって、それは詐欺師ではなくヒモなのでは…。

攻めに、受けに対する愛がない時点で、母親から受けにターゲットを変えた理由がよく分かりませんでした。母と攻めとの間で板挟みになる受けを見て楽しみたかっただけなのかな? 純朴な御曹司DKを陥れて楽しみたいって、いい歳した男がちっさすぎて呆れちゃうけど…。

そもそも財閥の女社長(受けの母親)が身元不確かな男と再婚するって、そこからしてあり得なさすぎて引きました。法定相続分だけで莫大な資産ですよ…。普通は「愛人」止まりでしょ。
あと、もし攻めが資産を狙っていたとしたなら、息子に鞍替えしてリスクを負う意義がわからない。一体何がしたいのか…。

設定がゆるゆるすぎて、リアリティのかけらも感じられませんでしたが、受けはなかなか可愛らしいし、絵は綺麗だし、その点は楽しく読めました。

1

設定はとてもツボなのですが

初読みの作家さまですが、「母親の恋人を好きになってしまう」というあらすじに惹かれ購入。内容をざっくりと。すみません、ネタバレしてます。





主人公は大企業の御曹司である椿。
お金持ちで、夫亡きあと社長として働く母親は多忙ではあるものの関係は良好で、また家で働いてくれているお手伝いさんたちにも可愛がられている、何不自由なく育ってきた椿。

ある日、母親から『結婚を前提に付き合っている』と一人の男性を紹介されます。それが怜一。
同じ家に住むことになる彼らですが、兄妹もおらず多忙な母親も不在がちという椿にとって、怜一は新しくできたお兄さんのように感じて。
そんな椿を怜一も何かと気を配ってくれて良好な関係を築きはじめますが、ある日怜一からキスをされて…。

というお話。

「母親の恋人を好きになってしまう背徳感」がメインのお話かと思っていましたが予想とちょっと違いました。

怜一という男性がなんともミステリアス。
単純に椿を大切にしている、といった風でも無く何やら企んでいる感じがそこかしこに漂っている。
お金目的?
何かの復讐?
と予想しながら読み続けましたが、それらも違う。

怜一の家庭環境が複雑で、それゆえに彼は…。

という展開。

母親の恋人を好きになってしまうという背徳感。
怜一のバックボーン。
温室育ちで何もかもがまっさらさんの椿。

と、設定はかなりおいしい。
けれどその設定を生かしきれず終わってしまったという感じが。

そもそも大企業の社長である椿の母親の再婚相手ならばもっと慎重に選ぶはずで、ああいった生育環境で、かつ定職についていない怜一が選ばれるとは思えない。
高校生という多感な年頃の息子を持つ母親ならば子どもの気持ちを1番に考えるはずで、社長という責任をきちんと果たしつつ息子の事もちゃんと愛情を持って接している母親という設定を鑑みてもちょっとあり得ない。
母親の恋人と身体の関係になってしまうのに、それに対する背徳感や罪悪感が椿に全くない。
怜一にしろ、怜一のお兄ちゃんにしろ、ああいうことをしていた割には椿の純真さに惑わされすぎだろ。
等々…。

ツッコミどころも多く、いまいち話に乗り切れなかった。

最後椿の母親が椿と怜一の関係をあっさり許すところからも分かるように、これは母親の恋人を奪ってしまう背徳感を描いた作品ではなく、一人の孤独な青年が、椿という存在を得て再生していくお話だったと思います。

絵柄もきれいで設定もツボだっただけにもう一声欲しかったな、というのが正直な感想です。

1

萌寄りの中立

佐倉リコさんの前作が好きだったので、購入しました。
椿の初々しさと自分の気持ちに素直なところが可愛かったです。流される感じなのかと思ったのですが、自分の意思をしっかりもっているところや、大胆な行動をするところにも好感をもちました。
帯に「淫靡な育成計画・・・?」と書いてある通りに、ピュアな椿が段々、積極的になっていきます。淫乱とかビッチになるわけではなく、可愛い椿くんのまま積極的になっていきます。
気になる部分としては、怜一が母親の彼氏だったところです。母親との三角関係が、わたしは受け入れられなかったです。
また、怜一が手負いの詐欺師と紹介されていたで期待していたのですが、微妙でした。これらの点が引っかかったので、この評価にしました。

1

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