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木嶋兄が狙われてます。(デビュー20周年記念小冊子付)

kijimaani ga nerawaretemasu

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表題作木嶋兄が狙われてます。(デビュー20周年記念小冊子付)

木嶋光星・サラリーマン
守野雪生・大学准教授

同時収録作品木嶋兄のけもけも奇譚

光星
雪生

あらすじ

サラリーマンの木嶋光星(きじまこうせい)は
6歳年上のゆる可愛い准教授・守野雪生(もりのゆきお)が苦手だ。
会うと強烈な求愛感情を爆発させたかと思うと
突然我に返り「これは憑かれて…」などと
意味不明な言い訳で光星の気持ちを振り廻すからだ。
───何故、守野は光星の前でおかしくなるのか?
答えは光星のエゲツない肉体にあった。


■木嶋くんシリーズ❤イケメン木嶋兄☓憑依系准教授のアダルトラブ
■「小冊子」立花☓木嶋くんの、けしからんどスケベ課外授業❤

作品情報

作品名
木嶋兄が狙われてます。(デビュー20周年記念小冊子付)
著者
桃季さえ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
芳文社
レーベル
花音コミックス
シリーズ
おまえの可愛い木嶋くん
発売日
ISBN
9784832290174
3.7

(17)

(3)

萌々

(7)

(7)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
2
得点
64
評価数
17
平均
3.7 / 5
神率
17.6%

レビュー投稿数2

健気な受けさんが可愛いです

『木嶋くんシリーズ』のスピンオフ。木嶋くんのお兄ちゃんのお話。

実は『木嶋くんシリーズ』は未読。木嶋くんのビジュアルにどうにも食指が動かされず…。いや、失礼。でも『木嶋くんシリーズ』が未読でも理解できました。ただところどころで立花くん×木嶋くんの4コマ漫画が出てくるので、やっぱり読んでいた方がより楽しめるんだろうな、とは思います。

という事でレビューを。ネタバレ含んでいます。








主人公は木嶋くんのお兄ちゃんの光星。
彼視点で描かれています。

彼は父親と同じ大学で准教授をしている守屋くんのことが苦手。
理由は熱烈な求愛行動をされるから。急に抱きつかれたり、キスされたりするから。
かと思えば、一転、急に赤面しおどおどした態度を取る。

意味の分からない行動をとる守屋くんを、気にかけつつもどう接していいのかわからない。

そんなある日、街中で派手な格好をして遊ぶ守屋くんを見かけた光星は、彼の本性を暴いてやろうと近づくのだけれど…。

というお話。

序盤、まったく意味が分からない。
『木嶋くんシリーズ』未読だからなのか?と思いつつ読み進めました。

守屋くんの態度がなぜ急変するのか、守屋くんが光星に執着するのはなぜなのか、そのあたりがまったくの謎で、でも、それは光星自身も感じている謎なので、光星とともに守屋くんの「謎」を追いかける展開でした。

守屋くんの秘密が徐々に明らかになっていき、それに伴い守屋くんの内面も見えてくる。
不可思議な体質を持つが故の彼の苦悩と、それに比例するように大きくなる光星への恋心。葛藤。

守屋くんが激カワなんですけど…!

守屋くんと光星の持つ「体質」がちょっとファンタジー要素を含んでいます。その体質が彼らの恋を邪魔しないといいなと思いました。

続き物だと思われるので、続編も読んでみたいと思います。

1冊丸々この二人のお話ですが、後半はパラレルなお話、というのかな?
守屋くんが兎で、光星がオオカミ、のお話。

設定は本編の二人と同じですが、パラレルなので本編とは異なるお話でした。

山に入ったまま帰ってこない仲間を探して、山に入ったオオカミ・光星。
その山と、付近に住む村民を守るために巫女として尽くす兎の守屋くん。
山に住み着く大蛇の怒りをおさめるために守屋くんがしている行動は―?

前半の光星×守屋くんのお話はまだ恋人になっていないのでキスどまり。
後半のパラレルのお話では想いが通じて二人の濡れ場はあります。

あるのだけれど、山に住む大蛇に守屋くんが襲われるシーンが…、これがくっそエロいです。
守屋くんが可哀想で、でも泣き顔が可愛いです…。
最後までは描かれていませんが、モブに襲われるシーンが苦手な方はちょびっと注意が必要かも。

個人的にケモミミにあまり萌えない性質ですが、でも、この兎の耳の生えた守屋くんがめちゃんこ可愛くて激萌えしました。

『木嶋くんシリーズ』は木嶋くんのお顔がちょっと怖いですが、こちらのメインCPは二人ともイケメンさんなのでビジュアル的にも美しいです。『木嶋くんシリーズ』がお好きな方は怖い顔、でも中身は可愛い木嶋くん、に萌えていると思うので、本編とはちょっと趣は異なるかな、と思います。

このコミックは小冊子付。
小冊子が付いている分ちょっとお高めです。

小冊子は『木嶋くんシリーズ』の立花くん×木嶋くんの二人のお話。
テスト勉強をしようと会う二人ですが、結局したのは違うお勉強で…。

という、エロエロ・甘々な二人のお話。

バックからされていつもより気持ちいい、と感じる木嶋くんですが、でも、顔を見ながらじゃないと心が満たされない、と訴える木嶋くんが可愛いです。

『木嶋兄~』ではあまりエロがなかったですが、この小冊子はエロかったです。

ビジュアルも中身も男前な木嶋兄×外見も中身も健気で可愛い守屋くん、がとってもツボなお話でした。タイトルから想像する内容ではないな、とは思いましたけれど☆

2

3話目でときめき倒して

木嶋くんシリーズのイケメンな兄・光星が、おかしな人物につきまとわれる本作。
開始早々美少年すぎる中学生の光星に惚れぼれします。

初読のときはなぜか苦手だった守野のナヨナヨ感が、読み返したら気にならないどころか可愛く見えました。
いやむしろ、初読のとき、どうしてそんなにイラッとしたのか分からないほど。

大学教授をしつつ、超常現象の研究でも有名な木嶋父の元へやってきた天才・守野。
初対面から光星にキスしてきた変人に振り回され続けて…。

キラキラしすぎて霊魂のようなものを引きつけてしまう光星と、そういうものに取り憑かれやすい守野という相性抜群なのか、水と油なのかまだ未知数の2人です。
3話構成で、木嶋くんシリーズよりも物語色強めなので、「何がどうなってるんだ!?」とどんどん読み進めたくなります。
父の思わせぶりな発言にハラハラさせられる2話目終盤からの3話目。
ときめきで倒れそうになりました。
兄の潔さと溺愛系に進化していくであろうきゅんきゅんっぷりにときめき、守野の健気さにときめき。ときめきに次ぐときめき。
こんなにときめいたら、わたしの顔、目の占有率が顔面の70%なんていう少女漫画風に仕上がってしまうんじゃないかというほど。
実際鏡で確認して、勝手にツインテールになってもいなければ、目も控えめなままの自分にしょんぼりしましたが、本当に初読で何が不満だったのか分からなくて頭を傾げまくる作品でした。

立花の木嶋くん用コスプレコレクション4コマを挟んで、ケモミミ。
こちらも木嶋兄と守野のケモミミワールドです。
こちらの世界でも相手のためにとか、相手を救うというのがテーマになっていて、木嶋くんシリーズにはないシリアスさが漂いまくってました。

初読で「うへぇー」と思った記憶しかなくて、続編は未購入なのですが、これは…、買うべきではないのか、自分!
資金が用意でき次第、購入しようと心に決めました。
本棚整理のつもりが、どんどん増える一方…。

1

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