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表題作正命の髑髏壱

高御堂新,高級料亭オーナー(元暴力団幹部)
佐竹霜麻,警視庁捜査一課特命捜査対策室五係

あらすじ

幻冬舎コミックス・リンクスノベルズより発行された「ファーストエッグ」に関連するサイドストーリーになります。本作より以前のお話で、佐竹が事件を起こした後、五係に落ち着くまでを描いています。全四作からなり、同人誌で発行されたものを電子書籍化したものになりますので、加筆改稿はございません。

作品情報

作品名
正命の髑髏壱
著者
谷崎泉 
媒体
小説
サークル
IZUMI TANIZAKI〈サークル〉
ジャンル
オリジナル
シリーズ
ファーストエッグ
電子発売日
4.7

(9)

(7)

萌々

(2)

(0)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
2
得点
43
評価数
9
平均
4.7 / 5
神率
77.8%

レビュー投稿数2

ファーストエッグの前日譚

「ファーストエッグ(全4巻)」のサイドストーリー。過去に同人誌で発行されたものを、作者自らがkindle電子書籍化したものとのことです。壱・弐・参・肆と4冊に分かれていますが、完全に続いているストーリーです(なのでこのレビューは、壱・弐・参・肆通してのものとなります)。

内容は、佐竹が例の事件を起こしてから、自宅謹慎処分を受けている間に「料亭 梁山泊」に居つき、たかみさんの「仕事」に少しだけ関わったりしながら、ボロボロになった気持ちの置き所を模索(癒やすというのともまた少し違う)する様子から、「ファーストエッグ」冒頭の「五係」に落ち着くまでの経緯などが描かれています。

発刊から時間が経ってから読んだり、同人誌までは追っていなかった……というものでも、こんな風に電子書籍化してもらうと気軽に読めてありがたいですね。これは、本編では語られなかった前提部分を埋めるエピソードなので、「ファーストエッグ」本編を読んだ方ならば楽しめる作品だと思います。ちなみにkindleのアダルトカテゴリに入っていますが、本編と比べ特にエロ部分を増量したサイドストーリー……ということはまるでなく、むしろストーリーメインのエピソードです。 ※2017年5月現在、kindleアンリミテッドの対象にも入っていますので、会員の方は是非!

4

電子版の書き下ろしとは別ものだった。

誰も説明を書いていないので、内容をメモ。

・・商業版には、下記のシリーズの書き下ろしが付いています。
内容は、連続殺人犯の月岡を逮捕、5係に異動になるまで。

ファーストエッグ (1) ( 愚者の選択) OL連続殺人事件
ファーストエッグ (2)  (偽りの憧憬)
ファーストエッグ (3)  (絶望の色彩)
ファーストエッグ (4)  (刑事の矜持)

そして別にkindle版が、4冊ある。

正命の髑髏壱 :タカミが所有する廃寺に侵入した犬が人骨を咥えてきた。
正命の髑髏弐 :独身寮から転居 ミケにおやつをあげたら叱られた。
正命の髑髏参 :野尻
正命の髑髏肆 :栗原


「幻冬舎コミックス・リンクスノベルズより発行された「ファーストエッグ」に関連するサイドストーリーになります。
本作より以前のお話で、佐竹が事件を起こした後、五係に落ち着くまでを描いています。
全四作からなり、同人誌で発行されたものを電子書籍化したものになりますので、加筆改稿はございません。」
・・この説明じゃ、内容が分からないので、買い物が怖かった。

商業版書き下ろしと、内容は重複していなかった。
事件を起こした佐竹が、独身寮から引っ越して、5係に異動。
徐々に同僚が増えて それなりに佐竹が部署になじんでいくまでの話でした。

時系列でいくと、
書き下ろし ➡ kindle版 ➡ 本編 の順でした。

続編ががもしあるなら、
佐竹の親について
その後の佐竹について
・・を読んでみたいです。どのようなプロットになっていたんだろう。

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