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おしゃぶり先生~ワケあり優等生の弱み~

oshaburi sensei wakeari yuutousei no yowami

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表題作おしゃぶり先生~ワケあり優等生の弱み~

高藤幸一,教師
浅見汐人,高校生

あらすじ

最初はほんの軽い気持ちだったんだ…。一回やってバレなかった。二回目もバレなかった。気付いたらクセになっていた。やめるべきだとは分かっているのに!そう、俺は学年トップを守りたいが為、カンニングをしているのだ。そんな矢先、いきなりの抜き打ちテストがっ!焦って顔色を悪くしていると、担任が保健室に行けと促してきた。――もしかしてバレた…?学年トップの生徒がカンニング!それに気付いた担任は実はゲイで…!!ツンデレ男子高校生(ノンケ)は変態教師(ゲイ)の導きで改心できるのか!!それとも、禁断の世界にハマっちゃう!?

おしゃぶり先生~ワケあり優等生の弱み~(1) 35ページ
おしゃぶり先生~ワケあり優等生の弱み~(2) 27ページ
おしゃぶり先生~ワケあり優等生の弱み~(3) 27ページ
おしゃぶり先生~ワケあり優等生の弱み~(4) 31ページ

作品情報

作品名
おしゃぶり先生~ワケあり優等生の弱み~
著者
シュウキ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
グループ・ゼロ
電子発売日
4

(22)

(9)

萌々

(8)

(4)

中立

(0)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
3
得点
89
評価数
22
平均
4 / 5
神率
40.9%

レビュー投稿数3

ドシリアスかと思いきや

電子書籍サイトさんでさわりを立ち読みして、続きが気になって最後まで読んでしまった…。現在4話まで掲載されています。もしかしたら今後続編が出る可能性がもありますが、一応ストーリーとしては完結したのかな、といった感じです。

ネタバレ含んでいます。ご注意を。





主人公はDKの浅見くん。
視点は浅見くん(受け)と浅見くんの担任の高藤先生(攻め)の交互で展開していきますが、序盤は浅見くん視点で始まります。

常に成績トップの浅見くん。
イケメンで成績も優秀という事でモテモテな彼ですが、実は彼は試験の時にカンニングを行っている。カンニングという不正行為が良くないことだと知りつつ、彼には成績が常にトップでなくてはならないという「理由」がある為にやめられない。
そんな浅見くんの不正行為に気付いたのが、彼の担任の高藤先生で…。

という出だし。

うん。
「おしゃぶり先生」というタイトル。
「ワケあり優等生の弱み」というサブタイトル。
で、この表紙。

という事で、優等生くんが先生に弱みを握られてあれやこれや致されてしまうお話かなあと思いつつ読み進めたのですが、いい意味で裏切られました…。

高藤先生は生粋のゲイ。
学校では気を付けているものの、本来の彼はオネエ言葉で話し、そして初めて浅見くんを見たときから一目ぼれ状態、という状態。

一方の浅見くんは、カンニングをばらされないように、ゲイという性癖を持つ高藤先生を誘惑して口止めをしようとする。

が、結局その行為が、今までの「先生と生徒」という二人の関係を大きく変えることになり―。

高藤先生の葛藤が、めっちゃ可愛いです。
自分は先生。生徒に手を出していいわけがない。
と思いつつ、浅見くんの可愛さにtnkが勃起MAXになってしまったり。

そして、そんな高藤先生を翻弄してやろうとするものの、ミイラ取りがミイラになって自分が高藤先生に振り回される浅見くんも可愛いです。

彼らのバックボーンとしてはややシリアス寄りなのですが、二人のモダモダな恋心とか高藤先生のオネエ言葉が、いい感じにコメディ寄りにしている。彼らの妄想には爆笑してしまった。

身体の関係から入った二人ですが、少しずつ育っていく恋心に萌えました。

もし今後続編が出るとしたら、浅見くんの家庭環境について触れられていると、なお話に深みが出るんじゃないかな、と思いました。

シリアスすぎず、コメディすぎず。
その塩梅がとっても良く、面白い作品でした。コミックス化されたら買いたいなと思います。

「萌え」というよりは「面白い」といった感想なので評価に迷いましたが、萌え×2で。

1

予想をいい意味で裏切られた

表紙の絵の雰囲気と本編は別物です。
本当にいい意味で予想と全然違ったー。

最初のページを見て、ぎこちない感じのタッチに「あー、うん」となって、
次のページを見て、「ん?約1名様子のおかしい女子高生がいるな。空回り系じゃないといいけど」となって、
もうそこからはぐいぐい引き込まれてしまいました。

先生の心の声(たまに口から漏れる)がオネエなのも、
お互いに警戒しているから何となく噛み合っていないのも、
欲望丸出しの先生の息子さん的存在も、
ツボにはまりまくってしまいました。

卒業してからの2人も見てみたかったなあ。

浅見くんの家はエリート志向で大変そうだけど、この先生がついていたら変にねじ曲がることもなさそう。
あ、でも先生のせいで道は逸れてしまったか。

電子版にありがちな「まあ、こんなもんかなあ」という読後感ではありません。
ツボが合えばきっとお気に入りの作品になります。
ぜひ読んでみてください。

ちなみに様子がおかしい女子高生は最後までずっと様子も扱いもおかしいままでした。
こういうの、好きです。

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