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表題作視線のジレンマ

田之倉亮 デパート社員(24歳)
三枝和泉 高級雑貨店テナント副店長(28歳)

その他の収録作品

  • 視線のジェラシー
  • あとがき

あらすじ

冴えた美貌と、それに見合った隙のない接客―。
三枝和泉は老舗デパートに出店する、超高級ブランドの副店長。
そんな彼を熱い視線で見つめるのは、デパート社員・田乃倉亮。
精悍な顔立ちの田之倉はフロアの向こう側から、三枝を淫らな視線で口説いてくる。
三枝はその瞳の誘惑に無関心を装うが、振り払うことができなくて…。
アダルト・ワーキングラブ。

作品情報

作品名
視線のジレンマ
著者
水無月さらら 
イラスト
Lee 
媒体
小説
出版社
徳間書店
レーベル
キャラ文庫
発売日
ISBN
9784199002434
3

(1)

(0)

萌々

(0)

(1)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
3
評価数
1
平均
3 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

百貨店を舞台にした年下攻め

ザ・BLという雰囲気の作品でした。
出会いから結ばれて同居して、ライバルが出てきて・・・など一通りのイベント(?)をこなしているのであたり障りのない構成になってるなあという感じなのですが、年下攻めが好きな方には楽しる作品だと思いました。

私は強気でしっかりした男前な年下が好みなんですが、この田之倉は少々へたれ気味。お金持ちなのでどっしり構えてはいるのですが、三枝の前ではちょっと情けなかったりもします。
三枝は田之倉より4歳年上。百貨店内のフランスの高級雑貨のテナントの社員で、田之倉のほうは百貨店の社員です。そして田之倉は実は百貨店社長の弟でお坊ちゃん育ち。金銭感覚などが一般人と違います。

冒頭部分から田之倉が三枝に惚れてアピールしまくりなのが、唐突で不思議に感じるのですが、くっつくまでの過程は三枝の意地っ張りな年上というキャラクターが可愛くて組み合わせはよかったと思います。
三枝のトラウマを越えて二人が結ばれるまでが前半半分。後半は同居して、ライバルが現れ…という二部構成です。
2人が金銭感覚の違いでやり合うシーンは面白かったです。

ライバルの登場なんてあまりに良くある展開な気もしますが、セオリー通りの作品がそんなに嫌いでもないのでなかなか楽しめたと思います。

ベッドシーンは多くて濃厚というわけではないんだけど、丁寧な描写がすごくよくて好みでした。できればベッドシーンをもう少し長く書いて欲しかったです。

1

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