俺 お前に見られるとヤバイから…

男子高校生に憂鬱

danshikoukousei ni yuuutsu

男子高校生に憂鬱
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神14
  • 萌×23
  • 萌1
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

249

レビュー数
2
得点
85
評価数
18
平均
4.7 / 5
神率
77.8%
著者
 
媒体
コミック
出版社
KADOKAWA(エンターブレイン)
シリーズ
B's‐LOVEY COMICS(コミック・エンターブレイン)
発売日
価格
¥679(税抜)  ¥734(税込)
ISBN
9784047348141

あらすじ

高校教師の桐野は転任先の教え子・早乙女が自分をじっと見ていることに気づく。その視線に恋愛感情が含まれていると感じた桐野だったが、じつはそれは早乙女のただの癖だと知り……。

表題作男子高校生に憂鬱

早乙女隼人,高校2年
桐野 裕介,高校教師,

同時収録作品水曜日のクロノスタシス

その他の収録作品

  • 年下彼氏の思惑
  • 財前くんのメンドクサガリ

評価・レビューする

レビュー投稿数2

勘違いから始まる恋

先生と生徒の勘違いから始まる恋。
胸がキューっときました。

日乃チハヤさんはデビュー作もそうでしたが、
近付きつつある2人の微妙な距離感の表現が上手いなーと感じます。
ジワジワと広がる恋心が伝わってきて(萌えで)シンドイ。
2作収録されていますが、どちらも微妙な距離感が楽しめました(﹡´◡`﹡ )

キューっとしたのがいつまでも心に残って後を引き神評価です。


◆男子高校生に憂鬱
pixivコミックで1話の半分が読めます。

目力のある生徒にジッと見つめられ、視線の強さに落ち着かない先生。
視線の理由が気になり、恋心を持たれてると勘違いし生徒を意識してしまいます。
先生が過剰に意識してしまっているのを生徒も気付いてて、こちらもまた勘違いしておりー。

勘違いがジワジワと恋に昇華していくのが萌えます!
間違いを知った時に、
先生は気恥ずかしさで顔を真っ赤にするのが可愛いくて、
生徒は淡々としつつ焦燥感を帯びた表情で切なくて。
表情を見せないよう静かに帰ってくシーンが印象的でした。

そして今作は最後まで致してる!ヾ(*´∀`*)ノ
このシーンまで入ってたのがすごく良かった。
先生はノンケで往生際が悪いというか逃げ腰だったので、
「あ、完全に落ちたな」っていう表情が見られて大満足。
きっともうどんな言い訳しても離れられないだろう…ふふふ。

で、ポジション決めでは生徒がすごく男前!!
大切なのはポジションじゃなくて「好きだから」って良いですよね。
まだ10代なのになんだこの包容力…。

ポジションは思ってたのと逆でビックリしたけど
蓋を開けて見れば納得しかない。。。
これからドンドン愛されて懐にスポッと入れられるんだろうな( ´艸`)

◆水曜のクロノスタシス

アパートの隣人同士、
毎週水曜に揃ってコインランドリーで一緒に洗濯をするお話です。

片方は恋心を隠し持ってて、もう片方は気付いてません。
少しでも一緒にいられる時間を伸ばそう伸ばそうと…。

気付いてない方も、実は気付いてて見て見ないふりしてました。
たわいもない間延びした会話の下にあった駆け引きの結果はー。

【クロノスタシス/時計が止まって見える錯覚】の入れ方が上手いです。
モノローグが詩情的で、1秒が長く感じられ、焦ったさがとても良かったです。

2

恋を自覚する前のモヤモヤ感がお上手!

表題作【男子高校生に憂鬱】関連が五話と、【水曜のクロノスタシス】の前編後編&描き下ろしという二作品が収録されています。
デビュー作の「片道映画一本分」が側から見ればどう見ても恋人同士なのに、当の本人達は全く恋愛である事を意識していないといった、恋愛無自覚の二人を描いていてとても面白かったのでこちらの新刊も楽しみにしていました。
こちらもやはり男二人が恋愛に至る以前の、自分の気持ちに気づくまでの微妙な雰囲気、モヤモヤ感、そういったものがどちらの作品にも充満していてとても楽しめました。

【男子高校生に憂鬱】
高校教師の桐野はなかなかのイケメンということもあり女子生徒からの多数の視線を浴びる日々。そんななか、男子生徒・早乙女の食い入るような熱のこもった視線に気づき…。
その視線を意味のあるものだと捉えて、視線に自ら絡みとられていく桐野。その翻弄されていく様子と勘違いだったとわかったあとの元に戻れないような微妙な立ち位置の描きかたが上手だなぁと。

【卒業生の憂鬱】【年下彼氏の思惑】
これ萌えました!お付き合いを始めたけど、教師と生徒という立場もあり卒業まではお預けを決めた二人。でもポジションはどうするのか?という話になり、そりゃ俺がヤるほうだろ、チビのお前が俺のこと抱えるとか物理的に無理だろと先生は余裕で一笑。早乙女の「先生よりでかくなったらいいってわけね?」発言もはいはい、と軽くあしらいます。

そしてついに卒業式の日。お約束とでもいうべきか、先生を軽く追い越しちゃった早乙女が登場!成長期男子のおいしさ爆発です。顔つきも男っぽくなっちゃってカッコいい早乙女。第二ボタンのやりとりも萌える!
で、いざっ!という時。何かと逃げ腰な先生に対して、年下彼氏のほうが男前で肝が据わっててカッコいい。そしてそんな攻めの様子に何かと首まですぐに赤くなっちゃう先生もかわいい。この二編は存分にニヤニヤできました。初めてこの作家さんのセックスシーン見れたけど身体の描きかた好きだなぁ。

【水曜のクロノスタシス】
私はこっちの作品が特に好き。
せっかちなリーマン財前とのんびり屋の洋服屋の店員・岬はアパートの隣同士で毎週水曜日の夜、連れ立ってコインランドリーに行く仲。

チンタラゆるゆる男に見えた岬の気持ちが垣間見える瞬間が好きです。乾いた洗濯物をチンタラと畳む様子を見て、職場でもそうなのか?と聞く財前に対し「職場ではもう…光の速さです。」と答える岬。ここのやりとりがとっても好き。

タイトルにあるクロノスタシスとは、素早く眼球を動かした直後に見た最初の映像が長く続いて見える錯覚のことらしく、例えば視線を動かして秒針を見つめると秒針が一瞬停止してしまったかのように見える現象で、この作品にはそんな「ほんの一瞬時間が止まったような 秒針が動き出すのをじれったく待つような」瞬間が効果的に使われています。

前編は洋服屋店員の岬視点で、後編はリーマンの財前視点で進むのですが、なんであいつが隣にいると、息が詰まったような、時が一瞬止まったような感覚を覚えるのか。それは単なる錯覚なんだろうか…と思い悩む様子が描かれているのが後編で、前編後編どちらもおいしいです。

電子版の特典は【男子高校生の挑戦】というタイトルで攻め受けどっちをやるか…の後日談。
本気を出した早乙女は自宅から1リットルの牛乳パックを持参してて、いろんな意味でヤル気だ!と気づく先生が描かれてました。

4

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