「何って…そんなん……あんたに会いに来てんじゃん」

片道映画一本分

katamichi eiga ipponbun

片道映画一本分
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神36
  • 萌×214
  • 萌11
  • 中立7
  • しゅみじゃない3

--

レビュー数
15
得点
276
評価数
71
平均
4 / 5
神率
50.7%
著者
日乃チハヤ 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
茜新社
レーベル
EDGE COMIX
発売日
価格
¥648(税抜)  
ISBN
9784863496057

あらすじ

メガネとチャラ男は映画館で映画を観る間だけの関係。
特に約束もなく、ましてや友達でもないふたりだが、
何故か毎週末を一緒に過ごすように――。
しかし、そのリズムが崩れる出来事がおきて…?
新進気鋭のデビュー作がついに単行本化! !

表題作片道映画一本分

時尾英次, 大学生, 攻め?
倉持幸一郎, 社会人, 受け?

その他の収録作品

  • レビュー
  • プロローグ
  • キミまで映画何本分?(前後編)
  • みんなのレビュー

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レビュー投稿数15

メインキャラの魅力を理解しきれず

 全体的な雰囲気はとても良かったんですが、正直萌えたかと言われるとほとんど萌えは得られなかったかな、と思いこの評価に落ち着きました。まず、時尾の性格があまり好きになれず。人を苛々させるけどなんだかんだ憎めない奴、的な立ち位置なのですが、ひょうきん過ぎる性格は私には魅力的に感じられず、ただ無鉄砲で周りの状況を理解するのが遅いキャラという印象が残っただけになってしまいました。

 対する倉持も、根暗で時尾に苛ついているシーンがほとんど。お互い相容れないジャンルのキャラが仲良くなっていく展開は好きですが、この作品は最後まで2人の距離がそんなに縮まったようにも見えず、萌えどころがないなと思ってしまいました。映画で繋がる関係というのがとても素敵だっただけに、ハマれなかったのが残念です。

0

なるほどこれはいい!

真面目地味なメガネくんと見た目も性格もフットワークも軽い金髪ピアス顎ヒゲくん、
待ち合わせていたわけでもないし名前も知らないのに
同じ映画館で映画を毎週観るようになっていたなんてスゴイ!!(語彙)
メガネくんはちゃんと映画観に来てたけど
金髪くんは上映中話しかけてきたり5分で寝ちゃったりお前なんなんだ感が激しかったんですが
メガネくんが引っ越した先に捜しに行くなんてギャップの塊過ぎてやばい…………。
誰とでも仲良くなってすぐ連絡先交換して437人友だち登録してるとか引くんですけど
映画館以外の接点がないメガネくんと仲良くしたいってもうお前…お前ぇええええ!!
騒がしい系は苦手なのでメガネくんに感情移入しがちでしたが
金髪くんの憎めなさがじわじわきます。
金髪くんの友人の言うことがごもっともで
“合わないなら無理して仲良くすることはない”んですよホントに。
でも会いたいってもうお前…………!!!のループが楽しかったですww
急展開で「俺、あいつのこと好きなんだ」みたいにならないところが好ましかったし
キスだけ(しかも触れるだけ)でも充分に萌えられました!!

1

友達とは?

アイツとメガネ君は何故か寂れた映画館で毎週隣に座って映画を観てる。終わったらまたと言ってすぐ別れる。

本当はもう引っ越しで会えないのに言わないメガネ君。

アイツのコミュ力の高さとメガネ君のこじらせた所が対称的ですね。
アイツはメガネ君が気になって仕方ない。
メガネ君も自分に会いに来ていたアイツが気になって結局毎週特急に乗ってまたいつもの映画館に通って。

距離を縮めようとするアイツと簡単には友達にならないメガネ君。
でもメガネ君のことを知りたい会いたいアイツ。
メガネ君も映画のパンフレットを見返してもアイツの事しか思い出せない。

酔ったメガネ君をラブホに運んでチューしてしまうアイツ。
その後もいそいそと会う二人。どうなるのかなあ。

簡単には心を開かなくて頑なでグイグイ来られて戸惑うメガネ君に共感できるし、メガネ君が気になって仕方ないアイツを応援したくなります。

0

“好き”の言葉が出てこない恋愛

約束してないのに、「また」隣に座る
小さな映画館から始まる関係

名前も知らない、連絡先も知らない
赤の他人?友達?

「あんたに会いにきてんじゃん」金髪大学生が言うから
片道2時間弱かけて、行き慣れた邪魔しかしない君の隣で映画を見る

「会いにきてんだよ。お前に。」メガネくんがそう言うから
知らない土地の何処にいるかわからない、君を探す

「『仲良し』とは?」
性格も歳もノリも合わないのに、仲良くなりたい。
何考えてるんだろうと君を思う。



タイトル通り、「好き」と言う単語が出てきません。
お互いに名前呼びもないです。
映画好きなメガネくんが、映画のパンフレットを見て、金髪くんを思い出したり
金髪くんが、友達の会話に「メガネくん」を多発したり
ただただ、それだけで、二人が惹かれあってることがわかる作品です。

ちょっとしたところで、笑える部分もあって
DVDの返却延長費が7万超えてるとか。
メガネくん何考えてるのかなって考えてる時の金髪くんのパーカーに
「What dou you THINK?」ってプリントされてあったりとかとか。
何度読んでも、笑えてしまいます。

金髪くんの友達二人や、映画館の館長さん、常連のマキさんたちが
ただ一緒に居るだけだった二人の関係性を、進展させてるのも
なんだか微笑ましくて、こういう関係性って面白いなって思います。

一緒に居て楽しいわけじゃないのに、っていう不思議な恋愛。
きっと、二人はお互いに何処が好きとかもないんだろうなっていう
類は友を呼ぶって言うからこそ
未知だからこそ、知りたいし仲良くなりたいって思うのは、
友達じゃなくて、恋愛として好きになるって言うことなのかもなって
しみじみ思いました。

この作家さんの、間の抜けた顔の絵が好きです。

0

これが恋か

ただの他人が、顔見知りになり、"あいつ今日来てるかな?"と気になって、"あれ?今日いないの?"といることが当たり前になる…近づいていく心や相手との探り探りの距離感に、初めて恋したようなキュンキュンとする気持ちを思い出させてくれる、すっごく素敵な作品でした(^^)
"映画館"という、身近な場所ですが"わざわざ行かなきゃ行けない"場所に、何をしに行くのか…いや、それは勿論映画を観るためなんですが、その"特別な場所"に、あんたに会うために行く…。複雑な感情の中に、シンプルな"好き"を感じました(^^)

時尾と倉持、エロシーンなどはないので、どちらが攻受かは分かりませんが、そんなことも読み終えてから気がつくくらいに、一気に読んで引き込まれた作品でした!

0

君とここにいる理由。

本当は「新年一本めのレビューは、この作品でいこう」と意気込んでいたのですが、一年越しになってしまいました。
読後に、旅立ち…とか 門出…とかがすごく浮かんできて、背中を押されたような気分になるんです。

【レビュー】と表された 16頁のプロローグ的なお話で、ストーリーは幕を開けます。
もうこの部分だけで、この本を買った意味があった…と思いました。あっ。表紙買いしてしまう程、装丁も素敵なんですけど。
絵も好きだなぁ。時尾君の服が、いつも目がチカチカするような模様で 見ていて楽しい。

知らないうちに親友ができて 楽しければ万事オーケーな時尾君が、二人でいる時の沈黙の気まずさを初めて知ったり…
休みの日は外へも行かず自宅で映画ばかりを観ている倉持君が、嫉妬や やきもちや羞恥心を露にしたり…相手の言動に深い意味や意図を見出だそうとしたり。

年も趣味も性格も全然違う二人の時間が少しずつ重なっていく展開にソワソワします。
何より「君に会いたい」、そのストレートな想いがとても心地いい。
それに、二人の不器用な関係を際立たせるような 登場人物の構成が細やかで素晴らしいんです。

特別に しびれる展開があるわけではないし、あらすじを説明すれば数行で書ける内容なのに、何でこんなに心に残るんだろう。
理由を上手く言い表せないまま、レビューを書き終えてしまいました。

3

形になりそうでならない、気づいてるようで気づいてない

かなり久しぶりに琴線に触れた作品。
楽しいわけではないのに、会いたい、一緒にいたい。
そんな2人が少しづつ、本当に少しづつですが、恋に近づいて行ってる様が凄く伝わってきて、たまらなく愛しい気持ちになった作品です。
このもどかしさが良い様な、けど2人の想いの行き着く先を見届けたいような・・・。
あほの子っぽい攻め君が、受け君との恋に溺れていくのを、やはり見てみたいと言う欲求が捨てられません。
是非続編を執筆していただきたいです。

2

ねぇ 気づいてよ、それって・・・

いや〜これ、面白かった〜!

この作品は 私がトピ立てした「ちるちるのランキング圏外だけど、心の琴線に触れた作品を教えてください」
http://www.chil-chil.net/answerList/question_id/4967/#ans_72025
で教えていただいたのですが、これ教えていただけて本当に良かったです。
自力ではこの作品は見つけられませんでした。教えてくださりありがとうございます。

一人で映画を観るのが好きな倉持。ある日、近くの席ですすり泣く男がいた。
失恋して家に帰りたくないからふらっとここに入ったとボロボロ泣く彼にハンカチを貸す倉持。
それ以来、ちょくちょく現れては、必ず隣の席に座るように・・・。

隣に座るようになったのは金髪大学生の時尾。よく喋るチャラい男で寡黙でややコミュ障ぎみの倉持とは真逆の性格。時尾はじっと黙って鑑賞せず、何かと話しかけてきたりと五月蠅くて仕方ない。

ある日、倉持は転勤が決まり、引っ越しする事に。引っ越しの梱包の際、映画のパンフレットを見つけてめくってみると、思い出されるのは映画の内容ではなく隣に座っていた時尾のことばかり・・・。

映画なんて好きでもないのに倉持に会うためだけに、映画館に来ている時尾。
引っ越した先に大きな映画館があるにもかかわらず、片道二時間、往復で5000円もかけて元の街の映画館へやってくる倉持。
だけど連絡先どころか名前すらまだ知らない二人。

二人の行動力の源は「会いたい」から。

無口な倉持が「会いに来てんだよ!!わざわざ片道二時間もかけてっ お前にっ!!」って言ったシーン。
うわー!と最高にキュンキュンしたんだけど、これ、告白シーンでもないんですよ、彼らにとっては。
こんなのほぼ告白でしかないでしょぉ・・・!って思うんだけどね。

その後もすれ違いで会えなくなった時尾が倉持を探しにやってきたり(毎週末・一ヶ月近くも、都度5000円かけて)お互い、相手のことを悶々と考えてみたり・・・

二人が相手のことを考えたり追い求めたりする姿が読んでて堪らなくてニマニマしちゃいます。
でも二人は何がそうさせるのか気づいておらず(倉持のほうがすこーしだけ気づいてるかもしれないけど認めたくない)二人の間で恋はまだ始まってないんだけど、次第に周りの方があいつらって・・・と気づいちゃう。

水と油みたいなこの二人がちゃんと恋を意識して付き合い出したら、どうなるのかなぁと読後の妄想も楽しい一冊でした。

8

毎回隣の席取るのって、結構難しいと思うよ

客席に並んでいる二人がスクリーンに映っているカバーデザインが素敵です。
エンドロール風に配された文字もおしゃれ。
映画館で偶然隣りに座った、煩くてジャマなチャライ大学生。
一度だけならまだしも、何故か毎週、隣りに座ってきて…。
友人でもなく、何か約束があるでもなく、映画館の中でただ隣り合うだけの関係が、いつしか相手に会うために映画館へ通っている。

その気持ちの名前は、
その気持ちの名前を知らないわけではないけれど、その気持ちの名前を認めることができないメガネ君と、
その気持ちに名前があることがまだわかっていないチャラ男くん。
この二人が、その気持ちにちゃんと名前を付けるまでの物語。
ストーリーとしては恋の始まりのモダモダを描いていて、エロ無しでも納得のできだと思いました。

2

まだまだこれから・・・の2人

ちるちるに紹介されていて、特に表紙が印象的だったため購入しました。
最初、攻め様が苦手なタイプ(チャラ男系苦手で・・・)で、一瞬たじろいだものの、ストーリーに引き込まれて途中から気にならなくなりました。
究極のすれ違い話で、設定は地味ながらもある種ものすごくドラマチックで、一冊丸々表題作なので、読みごたえもあり、一本の映画を観終わったような気分になりました。
お互い再会できるのだろうか・・・というドキドキがあり(ちゃんと会えるかな、見つかるかな・・・と本当にはらはらドキドキします)、その後連絡先が分かり、やり取りするようになってからも些細なすれ違いがあったり・・・と目が離せません。
まだ2人の間では色々自覚し始めたばかり。付き合う未満でお話は終わりますが、それまでの過程をじっくりじれったくもどかしく、そして時にほほえましく楽しむ事ができる一冊でした。
キーパーソンの映画館主も良い味出しています。

2

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