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表題作パラフレーズ

鬼塚輝昭(兄・行人と援交)/政輝(弟・行人の彼氏)
柏木行人

同時収録作品どてっぺんまでまっしぐら

桃乃 祐輔(お笑い芸人コンビ)
林 悟(お笑い芸人コンビ)

同時収録作品クロスロード

ハル(友達)
蓮(友達・ハルの父親と関係を持つ)

同時収録作品恋する以心伝針

クリス(18歳・アメリカ人・金髪碧眼)
和泉(鍼灸師)

同時収録作品臥待宵半寝覚

由良 薫紫郎(人形遣い)
澤村 明生(人形細工師見習い)

同時収録作品煙ノムコウ側

西荻 慎吾
戸田 雅紀

その他の収録作品

  • 愛と緊縛の言葉責め絵巻
  • 怪談・雪男 アナ吹雪舞う男根の約束
  • 獣道へようこそ 新人庭師の裸木選定実技研修
  • ホモ摩羅フロンティア攻略法
  • 緊縛百景 濡れ睡蓮の花器

あらすじ

2003年は高座朗の年! 華麗なペンタッチでハードな世界を描く待望の作品集、満を持して遂に発売。妥協を許さない著者入魂の加筆修整を施され、さらにパワーアップした6作品をはじめ、エロス爆発、ちょっぴり笑える貴重なイラストワークの数々も収録した内容みっちりの濃ゆ~い一冊! お買得です。

作品情報

作品名
パラフレーズ
著者
高座朗 
作画
高座朗 
媒体
漫画(コミック)
出版社
マガジン・マガジン
レーベル
ジュネットコミックス ピアスシリーズ
発売日
ISBN
9784896440263
3

(4)

(1)

萌々

(0)

(1)

中立

(2)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
2
得点
10
評価数
4
平均
3 / 5
神率
25%

レビュー投稿数2

ストーリーよりも、、

表紙の時点で、何かを放っていますが、中を開けるとすごいことが
マニア物はショタ受けが多い中、これは違います ショタ受けらしき物はたぶん無い
メガネ受けも無いです 数少ない貴重な品です
昔の本+ピアス本効果で、半端ないエロが待ち受けています 
これってたぶん男性向け?な気がします
シチュエーションは豊富です 様々なプレイと途中に作家さんのコレクションエロ
特に最後の作品は、かなりマニアな上、受けが黒髪男前
ストーリー吹っ飛ぶぐらいエロイので、ショタ受け苦手だけど、マニア好きな方にはお勧めしたい本です

3

yoshiaki

上条さま

こんにちは。
私が上条さんのレビューを読んで購入したのは、この作品です。
表紙と中身にギャップがありすぎたので中立にしてしまいましたが、レビューに入れた「臥待宵半寝覚(ふしまちよわのねざめ)」は面白かったです。
上条さんのレビューがなければ、出会うこともなかった作品だと思います。
ありがとうございました。

意外に和服ものが素敵でした。

パッションレッド(?)の背景に、タトゥーの美少(青?)年・蛇・花…という、トロピカルな雰囲気の表紙に惹かれて購入。
でも、残念ながらこの表紙絵は作品とは無関係です(苦笑)
個人的には、ここでかなりガッカリしたので、中立にしてしまいました。
とても素敵な表紙なんですが…あ、ちなみに裏表紙にいる2人のメンズは、収録作品の登場人物です。(といっても裏表紙はネットでは見られませんけど)

いかにもジュネコミックスらしい、濃いめのプレイが詰まったハードエロス短編集。
短編6作のほか、各作品の合間に設定解説付きのイラスト5作が収録されています。
傾向としては、短編集のほうはプレイ自体はほぼノーマルでシチュエーションがアブノーマル、イラストのほうはプレイ自体が変態の域!
イラスト・コレクションが短い割に濃厚で、このオマケにはかなりお買い得感があると思います。(ただし「お買い得」感を感じるのは変態プレイ好き限定ですけどね(笑))

短編のほうは、すべて30ページ前後と短いこともあり、展開が唐突でついていけなかったものも多かったのですが、以下、一番好きだった「臥待宵半寝覚(ふしまちよわのねざめ)」と、イラスト「濡れ睡蓮の花器」の感想を。

◆「臥待宵半寝覚(ふしまちよわのねざめ)」◆

収録短編中唯一の和服もの。
人形浄瑠璃の人形細工師と、人形遣いの道ならぬ恋の物語。
人形遣いの由良薫紫郎は、美貌の若き細工師・澤村明生に惹かれますが、明生は父親に性的虐待を受けたトラウマから対人恐怖症に陥っており、薫紫郎を拒絶するばかり。
しかし、明生が作った人形に薫紫郎が魂を吹き込み、浄瑠璃を演じさせるという関係を通じて二人の間に精神的な結びつきが生まれ、明生はやがて薫紫郎に心を開き、二人は恋に落ちます。
とは言え、薫紫郎には妻子があり、燃え上がる二人の恋の行く手には、人形浄瑠璃「心中天網島」のような暗い未来が――

わずか30ページの作品なので、これもまた明生が心を開くまでの過程が大幅にはしょられている気がするのですが、二人の間には人形遣いと人形師という特異な結びつきが置かれているため、展開の早さにそれほど違和感は感じませんでした。
濡れ場で、昂ぶってくると薫紫郎の首を絞める明生…ちょっと阿部定入ってます。
「入れておきたい。ずっとこのまま あなたに操られる人形のように…」
という明生のセリフ…これぞ究極の人形師と人形遣いの関係ですよね!(←違)
人形浄瑠璃「心中天網島」に二人の未来を重ねるラスト、この倒錯感満々の余韻がイイです。
脱げかけの足袋ってエロいな…という発見もいただけた作品。

◆イラスト「濡れ睡蓮の花器」◆

ところは生け花教室、個別指導と称して先生の家の座敷に1人招かれた生徒(17歳)。
そこで起きた出来事とは?
まあ想像はつくと思いますが、ぶっちゃけ少年が花器になります。ちなみに花が挿せる場所は二か所。さて、どこでしょう?(腐ったみなさんには易しすぎる問題ですねw)
ただ、この花は睡蓮ではない…ような(汗) や、設定が面白いので気になりませんけど。

この2作のみ和服もの。和風のしっとりした絵柄ではないのに、意外に和服ものが雰囲気があって素敵でした。
で、なぜ表紙がトロピカル風味だったのか?は、何度眺めても解明できません(汗)

4

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