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表題作恋のカケラ

滝野勇也/大学生/20才
清水正晴/会社員/26才

その他の収録作品

  • あとがき

あらすじ

僕・清水正晴と、大学に通う滝野勇也とのできすぎた出会いの場は、場末の映画館。失ったばかりの恋に1人泣く僕を慰めようと、勇也はぶっきらぼうにハンカチを差し出してくれたんだ…。その後の再会も、ちょっとクサかったな。僕が街中で元カレに絡まれていたら、偶然通りかかった勇也が助けてくれたんだ。これって、なんとなく運命的。…でも、ダメだよね。勇也はノンケで、カワイイ彼女もいるんだから…。ココロに落ちてきた恋のカケラが、キラキラと光を放ち出すキュートラブ。

作品情報

作品名
恋のカケラ
著者
小川いら 
イラスト
高久尚子 
媒体
小説
出版社
オークラ出版
レーベル
アクアノベルズ
発売日
ISBN
9784775501603
2.6

(3)

(0)

萌々

(0)

(2)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
7
評価数
3
平均
2.6 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

恋に臆病な受けさま

3年付き合った元彼にフラれ映画館で泣いていた受け様
その受け様にハンカチを差し出し泣き終わるまで傍に
いてくれた攻め様とのノンケとゲイの恋の行方です。
初めての出会いが映画館で名前も聞かずハンカチも
帰さないままお礼も言えず別れた二人が偶然再会
それは受け様が別れた元彼と路上でもめている時で
元彼から受け様を助けてくれたのです。
そして受け様は2度も面倒を掛けた為に嘘は付けず
全て話して・・・
攻め様から何かあったら電話してと連絡先を渡されるが
受け様は年下の学生で恋人がいる攻め様にゲイである
自分が連絡をするのは勘違いされるかもと躊躇
そして元彼と別れてから恋愛はしないと決めていた受け様は
2丁目でひと時の出会いを求めようとするが出来なくて
沈み込んでしまった受け様は優しい攻め様に電話を・・・
間違った振りで連絡し声が聞けた事でそのまま切ったのだが
攻め様は直ぐに駆け付けてくれて・・・
そこから友達のような関係を続けていくようになります。
毎週どちらともなく逢うようになり、受け様は自分が
攻め様に好意以上の感情を自覚してしまうが
攻め様には彼女がいると・・・しかし攻め様は彼女と別れ
受け様を好きになったと・・・そして身体の関係を持つが
受け様は攻め様に自分も好きだとは言い出せないまま
元彼との事が拘りになっていて攻め様ともいずれ別れて
しまうだろうと新しい恋愛に臆病になってしまう。

ゲイの受け様がノンケを好きになってしまった事で
相手の将来や自分の未来を考えて臆病に逃げてしまう
そんな切ないお話でしたね。

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