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表題作裁かれし者

藤堂樹 代議士
杉浦恭 検事

同時収録作品白き幻影の如く

松田 医師
須崎遥 外科医

あらすじ

政治家の汚職事件を追う検察庁特捜部の検事、杉浦恭は、供述調書をとるために代議士の藤堂樹と面会する。不遜極まりない態度の藤堂は、かつて同じ児童福祉施設で育った幼なじみであり、情欲を向けられて拒んだ相手だった。久しぶりの再会にもかかわらず、過去とかわらぬ執着を向けられ戸惑う恭。そして、妹を人質にとられて、その身の無事と引きかえに躯を差し出せと迫られた恭は、条件をのむしかなかった……。信念とプライドをかけた男たちの渇愛。

作品情報

作品名
裁かれし者
著者
本間アキラ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
心交社
レーベル
Chocolat comics
発売日
4

(5)

(2)

萌々

(1)

(2)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
20
評価数
5
平均
4 / 5
神率
40%

レビュー投稿数1

シリアスてんこ盛り

シリアスなお話はあまり好きではないのですが、本間アキラさんの作品は好きです。3つのお話が収録されていますが、表題作が一番好きです。

検事の恭が汚職事件の容疑で出会ったのは、代議士の樹です。樹とは、以前同じ施設で育った繋がりがあったけど、恭の母親が引き取りに来て、樹の元から逃げ出した時から疎遠だったのです。

執着のような樹の愛情がゾクゾクして萌えます。そのために利用された恭の妹と秘書の春日が切ないです。
そんな妹の「幸せになってくれなきゃ許さない」の一言が胸に痛かったです。
ドロドロしていて、昼ドラも真っ青な内容にハラハラします。最後はハッピーエンドで本当に良かったです。

秘書の春日のお話では、一人の人間として、検事になって再出発したのにジーンときます。意外と優しかった樹に、春日が慕うのも納得できます。

最後は、秘密を抱えてる外科医のお話です。子供と遥を取り合う松田が可愛いです。これも母親が自殺したり、教授と望まないエッチをしてたりで、ドロドロしてます。

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