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表題作リトル・バタフライ

仲原くん(中3)
小島くん(中3)

その他の収録作品

  • 夜明け前
  • free talk

あらすじ

他の同級生とはちょっと違った大人びた雰囲気を持つ、同じクラスの仲原くんが何故か気になる小島くん。何とか友達になろうと思うのですが…。描き下ろしあり!

作品情報

作品名
リトル・バタフライ
著者
高永ひなこ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
海王社
レーベル
GUSH COMICS
シリーズ
リトル・バタフライ
発売日
ISBN
9784877243357
3.8

(21)

(6)

萌々

(6)

(8)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
7
得点
79
評価数
21
平均
3.8 / 5
神率
28.6%

レビュー投稿数7

かわいい

初恋同士。
すごく仲良くなって、好きで。でもその好きっていうのが恋なのかっていうのがわからない。自覚できない。
孤立している大人っぽい同級生と仲良くなる嬉しい気持ちとか。
自分とは正反対な明るさおおらかさに惹かれていく気持ちとか。

癒されました。

0

両親系は苦手

大人びた同級生、無口で美形な男の子

この設定嫌いじゃないのですが
家庭環境の過去って設定しやすいのでしょうか
この話でも、それは根底にあります

遠い世界のことではないですし
受験や子育てにおける夫婦の価値観など、すれ違いやぶつかりありは普通にあると思います

でも、それを背景にしてしまうと
LOVEの部分だけを考えることができなく、逃げている結果が
同性を好きになってしまった
みたいな構図にもとれて
個人的に好きじゃないです

大人びたきれいな仲原くんと
暖かい普通の両親がいる明るい普通の小島くん

思春期の男子学生がきゃっきゃしている感じは好きです

0

中学生の家庭環境・・・

作品としてはよくできていると思っています。キャラクターも可愛くて結構好きなんです。

ただ『中学生で家庭問題が重い』というストーリーが、きわめて個人的な部分で無理でした。

念のため、私は中学生(同志)は一向に構わないんです。Hがあっても気にならない。それが好みとは言いませんし、わざわざ選んで読むことはないですが。

ただ、この作品のシリアスさ・重さが、仲原(攻)の家庭環境にあるというところで躓いてしまったんですよ。『親の目』で見てしまって、どうしても冷静に楽しむことはできませんでした。←あくまでも『親としての視線』ということであって、仲原の親側にシンクロしてでは絶対!カケラもありませんので。

これがもし(ストーリーのシリアスの理由が)他の要因なら、もちろん内容によって好みはあるとは思うものの、まあ言っちゃあなんですが他人事として『フィクションとしての切なさ』を堪能できたと思います。

繰り返しますが、作品としては本当に悪くないんです。こういう雰囲気自体は決してイヤじゃない。
特にこの1巻がいちばんコンパクトにまとまっててよかったです(もともと『第一部』というのか、ここで一段落のようです)。

2

あぁ、初々しい...

なんだ、なんだ、この初々しい中学生2人の純愛ラブストーリーは!?
この1冊の間に何回照れて真っ赤になってるんだ??
少女マンガを読んでるような高永ひなこさんのイラストが、
ホントこの作品にぴったりくるんだもん!
高永さんって、BLじゃなくて少女マンガ描いてたら、
一般女子の間でも有名なマンガ家さんになってただろうなぁ~って思う
キレイで丁寧なイラストに、しっかりしたストーリーのマンガ家さん
だと思うんですけど...
でも、BLオンリーな高永さん、一生追っかけて行きます!!

ストーリーですが、クラスで孤立して常に単独行動をしている
仲原が気になって仕方ない小島は、修学旅行で同じ班に誘います。
その修学旅行で仲原の家庭の問題を聞いた小島は、友達になって
協力することを宣言し、学校生活でも徐々に距離を縮めていく2人。
クラスにも馴染んできた頃、母親を突き飛ばし殺してしまったと
思い込んだ仲原は小島に助けを求めに行く。
そこで改めて仲原と父親の冷め切った関係を見た小島ですが、
仲原のキスと告白に動揺し、学校では避けてしまう毎日。
それでも仲原のことが気になって仕方ない小島は、
落ち込んでる彼を抱きしめて慰めるのです。
そして、家を出て寮のある高校を選んだ仲原と同じ高校を希望する小島。
同情だけじゃない気持ちに気付き始める小島君であります...

10年ぐらい前の作品なのに、どこからどう見ても高永さんです。
ホント細かいとこまで丁寧に描いてますよねぇ~
乙女みたいにいちいち照れて赤くなるような受は基本的に
好きじゃないんですが、小島君に関しては、ただただかわいいとしか
言いようがないww
初チューといい、落ち込んでる仲原にぴとっとくっついて寝ようとする
とこといい、『たまらなく好き』ってキスされてとろけた表情といい、
はぁぁ~初々しくてかわいいよぅ~www

描きおろしは仲原目線のお話。
小島は自分の気持ちに気付いていないけど、仲原は小島の気持ちが
自分に傾き始めていることに気付いてるようですww
いつも自分から仕掛けるキスに、たまには小島からも何かアクション
欲しがって焦れてる仲原がかわいいなぁ~♪

1

一途で切なくて可愛い><

高永さんのお話の中でもひときわ異色のお話じゃないでしょうか。
すっごくシリアス。そして切ない。
家庭環境、友人、進路、そして恋。
沢山の壁にぶつかって、沢山の悩みを抱える中学生の姿が、凄く丁寧に描かれていました。

色々な悩みを抱えているのは主に攻めの仲原なんですが。
いろんなことにがんじがらめになって、生きにくい場所で必死で踏みとどまっていて、けど何も手放さない。
そんな中で受けの小島に向かう気持ちはもう、真っ直ぐで一途で、ちょっとだけ縋りつくようでもあって、見ていて切なくなります。

子供ゆえに自分じゃどうにも出来なくて、身動き取れないのになんとか息を出来る場所に行きたい。
そんな仲原を支えたいと願う小島が、明るく真っ直ぐな子で本当に良かった。

まだまだキス止まり。
このじれったい感じがなんとも初々しい♪
高永さんのすごく綺麗な絵だから、キスだけでも充分萌えることが出来ました。

こういうお話も描かれるんだなあ~。
いつものワンコは微塵も出てきませんが、ワンコは暴君にお任せして、高永さんのこういうドシリアスももっと読んでみたいです。

評価は本当に「神」にしたいくらいなんですが、この先も読んでいるので後々神々しく「神」を付けるために、あえて「萌」で(笑)

2

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