• 電子書籍【PR】
  • 紙書籍【PR】

表題作王朝春宵ロマンセ(1)

藤原諸兄,天皇に仕える蔵人,25歳
千寿丸,如意輪寺の稚児,14歳

その他の収録作品

  • あとがき

あらすじ

寺で働く千寿丸(せんじゅまる)は、身寄りのない捨て子の稚児。 でも実は、高貴な身分の親がいるらしい!?  出生の秘密を僧達に狙われ、ついに寺を出奔!!  京の都を目指す途中、藤原諸兄(ふじわらのもろえ)に拾われる。 帝の信頼篤い秘書官で、蔵人(くろうど)を務める諸兄は、今をときめく藤原一門の御曹司。命を救われた恩返しに、 千寿は諸兄の世話係を願い出て…!?

作品情報

作品名
王朝春宵ロマンセ(1)
作画
唯月一 
原作
秋月こお 
媒体
漫画(コミック)
出版社
徳間書店
レーベル
Charaコミックス
シリーズ
王朝春宵ロマンセ
発売日
ISBN
9784199602306
4

(14)

(5)

萌々

(4)

(5)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
3
得点
56
評価数
14
平均
4 / 5
神率
35.7%

レビュー投稿数3

王朝萌え

これ、面白いです!ストーリーがしっかりしてます。絵とお話が、良く合ってます。14歳の千寿丸が可愛すぎます。

身寄りのない捨て子の千寿丸は、稚児になるのを拒み、慈円阿闍梨に守られながら、お寺で一生懸命働いています。ある日、寺に拓尊がやってきます。拓尊は、千寿丸の出生に興味を持ち、自分の手駒に使おうと画策します。それを知った慈円阿闍梨は、千寿丸を逃がします。その途中に襲われそうになった千寿丸を助けたのは、藤原諸兄と在原業平でした。

千寿丸が、健気で一生懸命で可愛くてたまりません。読んでて、キュンキュンします。逃げ切った後は、藤原諸兄の家人として召し抱えられます。この諸兄との不器用な関係に萌えます。千寿丸に身体を拭いてもらっている時に兆してしまった諸兄。うろたえて、業平のところへ逃げ込むヘタレっぷりがニヤけます。

二人の初めての夜か!?というところで、2巻に続きます。

1

王朝春宵ロマンセ 1レビュー。

御稚児趣味にも程があるー!と、思った作品。14歳のいたいけな少年になんて事を…。

お話は、寺で働く千寿丸(受)は、身寄りのない捨て子の稚児。でも実は、高貴な身分の親がいるらしい。出生の秘密を僧達に狙われ、ついに寺を出奔。
京の都を目指す途中、藤原諸兄(攻)に拾われる。帝の信頼篤い秘書官で、蔵人を務める諸兄は、今をときめく藤原一門の御曹司。命を救われた恩返しに、 千寿は諸兄の世話係を願い出た…。

要は御曹司様と、本当は血筋が良い稚児の主従関係ラブ話です。
画趣というか雅というか、攻の台詞がイチイチ気障過ぎる。よくまぁ臆面も無く言える事だと感心した。逆に受は毎回毎回顔を真っ赤にして…。うん、時代物で主従モノの王道を突っ走った作品です。

身長差が凄く気になる。えぇー!?この身長差で…。
千寿丸が押し潰されやしないかハラハラします。でも1巻の濡れ場は大人しめでサラッと読めるかな。
小説版の方は…難しい表現はそんなに無かったけど時代が時代なので言い回しが独特で読み辛かったです。お傍に、お目役、お支え…お寝すみ、お声を…丁寧過ぎて読み辛かった。受の方が年下だし表向き身分も下って事なので口調が…。

でも凄く可愛いです。容姿も性格も。一途な家人の少年が主人にアレコレされちゃう話が好きな人にオススメ。

1

めちゃくちゃ面白いです

神か萌えかで迷いました。
平安時代を舞台にしたBLもいろいろ読みましたが、今のところこれが一番好き。ストーリーがしっかりある。萌えもある。キャラ設定も秀逸。
秋月こおさん原作なのですが、原作も面白いです。富士見シリーズに匹敵するぐらい面白いシリーズだと思う。

小説読んでるときはそんなに気にならなかったんですが、漫画化されると物凄いショタ!受けがちっちゃい!
ただ、ショタを狙った作品ではないです。お寺で稚児をやってた受けなのだ。
年齢設定が低いのですが、当時は12、3歳で結婚といっても珍しくなくて、17、8歳で独身なんていうと嫁き遅れ扱いされたような時代だから、そういう意味での禁忌感はないしね。
平安貴族らしからぬ恋に不器用な真面目攻めと、稚児ながら未経験でヤンチャで可愛い受けが、偶然出会って恋をする。
二人がひたすら微笑ましかったです。ムズムズしてニヤケてしまう感じ。
読みながら、読者の目線は業平の目線と同じだな~と思いました。応援したくなると同時にからかいたくなるのだ。

二巻に続きます。

0

この作品が収納されている本棚

マンスリーレビューランキング(コミック)一覧を見る>>

PAGE TOP