ひもの、時々、社内恋愛

himono tokidoki shanairenai

ひもの、時々、社内恋愛
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神4
  • 萌×27
  • 萌3
  • 中立1
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
3
得点
58
評価数
15
平均
3.9 / 5
神率
26.7%
著者
 
媒体
BL漫画(コミック)
出版社
コアマガジン
レーベル
drapコミックス
発売日
価格
¥675(税抜)  
ISBN
9784866531229

あらすじ

デキる男と名高い木村には誰にも言えない秘密があった。それは干物のように枯れ果てた男ーー通称・干物男だということ!! ヨレヨレシャツに股引をこよなく愛し、汚部屋でビール片手に愛猫とたわむれる日々。ところが生意気な部下・西口とホテルで一夜を過ごしたことで平穏な干物ライフに終止符が打たれる…のか!?





「うしろはまだ使ってませんから」ってそういう問題じゃない!

描き下ろしもあり♥

表題作ひもの、時々、社内恋愛

西口大介、生意気な部下、23
木村誠、仕事の出来る部長(実は干物男)、42

同時収録作品名画のように恋を

森嶋、講師
宇野、学生

その他の収録作品

  • ひもの、時々、野球馬鹿(描き下ろし)
  • カバー下:あとがき、カバー下で遊ぼう!点つなぎ

評価・レビューする

レビュー投稿数3

イメージオヤジと年下王子様。

一冊ほぼリーマン部下×上司、短編が1つ収録されてます。
表題作は深く考えなければラブコメとして普通に楽しめるけど、引っかかる点がぽろぽろと…
短編は絵がおもしろかったです。

●「ひもの、時々、社内恋愛」
仕事ができて女子社員からキャーキャー言われる完璧な部長の木村。
でも実態は汚部屋の住人で、恋愛も面倒くさい、愛猫に語りかけるだけの乾ききった”ひもの男”…
そんな木村に迫ってくるのが20歳近く年下の生意気な部下の西口。
西口に強引に振り回されるうちに木村もほだされていき、西口の存在感が大きくなってきて…

この話で引っかかる点、
まず木村は目が落ちくぼんで疲れ切った感じに描かれてるけど、実際の42歳って働き盛りでもっとパリッとしてるので、イメージで作り上げた空想オヤジにしか見えない。
それと西口がなぜ木村に惹かれたのかが曖昧。年上の紳士系が趣味と言いながら、元カレは同世代のかわいい系だし、憧れの上司から頼まれてるのに「俺がやるんですか?」って生意気なのも変!

”ひもの”の木村が本心では「誰かに甘えたい」と思っていて、その心の隙間に年下王子様が忍び込むのはわかる。
木村の中で西口の存在感が増して、もう一人になりたくなくて、元カレのことが気になるのに聞けなかったり、嫌われないように努力するのはかわいい。
でも、それって寂しい人間は優しくしてくれる人なら誰でも良くて、また一人になりたくないから引き止めてしまう、詐欺師に引っかかる理由と同じじゃないか!
西口が詐欺師なわけじゃなけど、”この人でないと”って恋する理由が欲しいところ。

20歳差は、ジェネレーションギャップも、人生のプレッシャーも、もっと深刻な問題があると思う。でもそこに触れてないからイメージだけの軽い話になってる。
10歳くらいの年の差だったら、軽いなりに楽しめたと思うけど…

●「名画のように恋を」
絵描き講師と、モデルにして欲しくてたまらない学生。
描いてもらうため、写楽の大首絵、モナリザ、真珠の耳飾りの少女と、名画に描かれた人物になりきる学生のコスプレが半端ないのがおもしろい!
ストーリー自体は、いつのまにか講師もほだされちゃって…ってテンプレ展開だけど、恋人になってからも名画コスプレをやめない!
最後のコスプレは、その名画をよくぞそこまで再現した!と吹き出しそうでしたw

リアル性をそこまで求める方ではないけど、あまりに現実と離れるとそこが引っかかってストーリーを素直に楽しめなくなります。

2

恋は何歳になっても…

日中会社でデキる上司と頼られる男・木村(42歳)は
愛猫が待っている、片付いていない部屋が落ち着く空間。
ある日会社の飲み会の後
生意気な部下の西口(23歳)とホテルに…!?

干物男というか、
男の一人暮らしなんて大体こんなもんじゃないでしょうか…。
毎晩コンビニ弁当とビールだってわからないでもないですし。
(体には良くないですけど)
ただ、会社では完璧だと言われるくらいだから
洗濯とアイロンはしっかりやってるのかなとか
つい色々考えてしまいましたが気にするのはそっちじゃないですね!

生意気な部下・西口(23歳)、
最初はかなり余裕ぶっこいてんなーって思ったんですが
本気だとわかるデートのお誘いのシーンにきゅん!!
あれはやっぱり引き留めないとだよね部長…。
木村の同期(?)の佐古に恋愛相談したり
案外必死なのねとニヤついてしまいました。
部長のだらしないところも好きなんてなかなか懐デカいなー。

おやじ受けの素敵なところは
いい年して恋愛なんて面倒くさい、とか
答えをすっぱり出せないままに流されがちだったりとか。
西口の元カレの存在がめちゃくちゃ気になってるのに
「大人だから全然大丈夫」ってデカいフォントがウケましたwww
大人だから気にしないフリしてもむしろ逆効果だし、
野球観戦チケットの半券を取っておいたのに捨てられて拗ねるとか
(取り繕ってはいましたがww)
全然大人じゃないところも愛おしい!

なんと言っても絵柄が好みなので
いちいち西口も部長もかっこいい!!!
コミカルなシーンも含めて読み飽きなかったです!

読み切りの『名画のように恋を』は
大好きな森嶋先生に描いてもらいたいがため、
名画のコスプレをしてアプローチする宇野くんです。
全部ではありませんが「僕はぁ…」っていう喋り方があまり…;
でも健気だし押せ押せだし若さっていいなぁと思いましたww
ラブコメなのでさくっと読んでいいのかもしれません☆

2

大人は臆病なのです

表題作+短編1作です。
春田先生ですが、こちらのレーベルとすごく相性がいい気がします。他レーベルの作品も面白いのですが、こちらだとよりストーリー性がしっかりしてたり、大人向けの深みがある気がするんですよね。しっとり読ませる部分があると言うか。
今回は「干物男」が主人公ですが、笑えてキュンとして、恋愛の切なさに苦しくなってと、とても楽しく読めました。大人女子の姐さんにおすすめですよ!


内容です。
会社では「完璧」と名高い、デキる部長・木村。実はヨレヨレシャツに股引を愛用、ビール片手に愛猫・うーちゃんとたわむれる、干物男だと言う事を秘密にしています。ところがある日、生意気な部下・西口と酔って関係を持ってしまった事から、穏やかな干物ライフに波乱が訪れ-・・・というものです。

こちら、とにかく干物男こと、木村が魅力的です。キュートと言うんですかね。
職場ではパリッとスーツを着こなし、バリバリ仕事をこなし、部下の信頼もあつい。しかし、一歩自宅に入れば、汚部屋でだらしなくくつろぐのが心底好きな枯れ果てた男。もう、一人の方が気楽で恋愛とか面倒くさくなっちゃってんです。気持ちは良く分かります。

そんな男が、肉食系の部下(ゲイ)にロックオンされちゃったから大変!
この部下・西口なのですが、今どきの若者て感じで、上司に対する態度がなっちゃいない生意気なタイプ。もとから好みで狙っていた木村が、酔ってるのをいい事に食っちゃったと言った所。
・・・なのですが、読み進めるうちに、実は一途で木村にベタ惚れだと言う事が分かってくるんですね~。

西口と寝ちゃった事に動揺し、愛猫・うーちゃん(本名・うし子)に正座で話し掛けて相談する木村。うーちゃんがかなり重要なポジションでして、彼女を溺愛している木村が、いちいち話し掛けてるのが可愛すぎるのですよ!「うーちゃん、部下にぬがされちゃった」とか、「部下に告白されちゃった・・」とか!ごくごく普通の猫で、返事したりする賢い子では無いんですけどね。
それにしても、42才の世間的にはデキる男なのに、この可愛さはなんなんだ!!甘えた声でペットに話し掛け、「告白されちゃった」と、真っ赤な顔でつぶやく・・・。

また、最初は生意気で不遜だと思っていた西口の、意外な純情さ。木村をデートに誘うシーンなんか、必死すぎて格好悪いのに、その格好悪い姿がキュンとくる・・・!!
20も年上で、仕事もデキる、そして頑なに恋愛から遠ざかろうとしてる相手なんて、ちょいハードルが高すぎるよなぁ・・・。

あと、サブキャラの木村の仲良し佐古がいい味だしてました。おそらく同期だと思われますが、こちらはちょいワルといった感じの面倒見のよいオヤジ。個人的には、こっちとくっついてもいいくらいであります。

甘酸っぱかったりキュンキュンする所はもちろん、臆病になっちゃう大人の恋愛の切なさなんかもしっかり描写されていて、とても読み応えのある作品だと思います。
他、短編ですが、こちらは先生と生徒のドタバタラブコメ。こちらも一途な受けが可愛かったです。

4

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