狂おしく愛を求める、トライアングル・オメガバース “運命”なんて、錯覚だ――。

エリートΩは夜に溺れて side α

elite omega wa yoru ni oborete

エリートΩは夜に溺れて side α
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神6
  • 萌×22
  • 萌0
  • 中立1
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
1
得点
39
評価数
10
平均
4.1 / 5
神率
60%
著者
 
媒体
BL漫画(コミック)
出版社
KADOKAWA(メディアファクトリー)
レーベル
フルールコミックス
発売日
価格
¥679(税抜)  ¥734(税込)
ISBN
9784040695952

あらすじ

雪代は、大手企業に勤める超エリート。
美しく聡明な彼を、誰もが“α”と疑わなかったが、実は“Ω”だった。
その秘密を唯一知る部下の五月女は、高校時代から彼を支え続け、
雪代もまた五月女に特別な想いを抱いていた。
しかし、一時帰国した副社長の柊の登場に、運命の歯車は動き出し――…。

表題作エリートΩは夜に溺れて side α

五月女藤(β・リーマン部下)/柊桜花(α・副社長)
雪代 環(αと偽ってるΩ・リーマン・統括部長)

その他の収録作品

  • 第1.5話(描き下ろし)

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レビュー投稿数1

オメガバース×三角関係、の斬新なストーリー

作家買い。

ネタバレ含んでいます。ご注意を。





篁さんの新刊はオメガバースもの。それもちょっと変わった三角関係を描いた作品です。



視点は途中で切り替わりますが、βの五月女くんが主人公と言っていいと思います。

五月女くんは大手企業に勤めるリーマン。
彼は「凡人」と言われるβです。

そんな五月女くんは仕事ができて優秀な先輩・雪代がいます。雪代さんはその優秀さから周囲の人にはαだと思われていますが、実は彼はαではなくΩ。それを知っているのは高校時代から付き合いのある五月女くんだけ。

恋人という関係になったことはないものの、五月女くんはさりげなくΩの雪代さんを助け、常にサポートし続けてきたという歴史が彼らにはある。

ところがある日、彼らの会社の副社長の柊さんが現れたことで彼らの関係は急速に変化し…。


というお話。

Ωである雪代さんを巡って、βの五月女くんとαの柊さんが駆け引きをする、という三角関係なのですが、柊さんは雪代さんの「運命の番」。

雪代さんにとって大切なのは五月女くん、けれど身体は運命の番である柊さんに惹かれてしまう。

オメガバースという設定をフルに生かしたストーリーで、めっちゃ萌えました。

Ωであることで苦労してきた雪代さん。
家族はαという家系に生れながらも、自身はβの五月女くん。
二人とも「αではない」という事だけで、家族との間に軋轢がある。そのために劣等感を抱えて生きてきている。そのあたりも上手に生かされていて、彼らの「今後」を左右する大きなファクターになっているのも良かった。

だからこそ、最後に雪代さんが選んだ選択が哀しかった。

自分の気持ちにふたをして五月女くんを守ろうとする雪代さんですが、「運命の番」という宿命に逆うこができないのも事実。気持ちが追い付かないまま、快楽に流され柊さんと行為にふけってしまう雪代さんがくっそエロいです。

この作品は「side α」という事で、完結には至っていません。
「side β」、「side Ω」に続くのかな。

オメガバースものはα×Ω、という設定が多くβは脇役であることが多い気がしますが、今作品はそのβに光を当てた(と言いつつも、αに押され気味ではある)斬新な設定で非常に面白かった。

「運命の番」に翻弄される雪代さん。
βであるコンプレックスを抱えながらも柊さんから雪代さんを奪い返そうと奮闘する五月女くん。
そしていい感じにゲスい柊さん。

この三人の恋のゆくえはいかに。

雪代さんはΩゆえに何人かのαに襲われる、という描写があります。モブレが苦手な方にはちょっときつい展開がありますので注意が必要かも。

ストーリーは面白かったのですが、絵柄にあまり差がなく、読み始めたときに雪代さんと五月女くんの区別がつきにくかったのが残念。

綺麗な絵柄と萌えるストーリーだったので、より一層、その点が気になりました。

けれど、篁さん作品はほぼほぼ読んでいると思いますが、一番ツボに入った神作品でした。

6

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