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表題作人形遊びのお時間

ガブリエル・オルレアン・芸能一家次男坊・28歳
ミレーヌ・身元不明の少年・年齢不詳

その他の収録作品

  • あとがき

あらすじ

大きな紫色の瞳に豪華なドレスを纏った、等身大の美少女人形――。天才人形師の友人から突然ラブドールを送りつけられた作家のガブリエル。俺に人形を愛でる趣味はない!! 渋々預かったけれど、人形のミレーヌは一日中椅子の上で動かず、食事も風呂も必要ない。安心して仕事に没頭していた矢先、雨に濡れたミレーヌが熱で倒れてしまった!! なんと彼女は生身の少年で、しかも記憶を失っていて!?

作品情報

作品名
人形遊びのお時間
著者
水無月さらら 
イラスト
夏河シオリ 
媒体
小説
出版社
徳間書店
レーベル
キャラ文庫
発売日
ISBN
9784199009013
3.5

(4)

(2)

萌々

(0)

(0)

中立

(2)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
2
得点
12
評価数
4
平均
3.5 / 5
神率
50%

レビュー投稿数2

ミステリアスではなかった…。

ミステリアスなあらすじに惹かれて期待して読みました。
話の流れはよかったし、ミロの意外な過去も予想外でよかった。(あとがきでばらしてますが。)

人間を人形と間違えるってどんな感じ?と思っていたら、近未来の話で、人形も話したり、自分で動いたりできちゃうってことでした。ちょっと想像していたのとは違ったかな?舞台も海辺の明るい別荘って感じであまりミステリアスではなかった。

攻めのガブリエルのキャラがなんかチャラくて、話し方も軽くて好きになれなかった。
ミロに対する気持ちもあまり真剣な感じが伝わって来なくて萌えなかった。

ミステリアスな内容を勝手に想像していた私が悪いんですが、ちょっと期待していたのとは違ったかな。

2

ちょっと不思議テイスト

表紙にどうしても惹かれて購入。どんなお話なんだろう と思ってたら、未来のお話でした。
書き下ろし250P弱。
地雷は、女装 かな?あと、攻めさんに女子が絡んでるので、女子NGの方は嫌だなあ と思うかもしれません。一人の少年が現状を受けとめ、少しずつ前に進んでいくお話 と感じます。色っぽいお話はあるっちゃありますが、萌えとかきゅーんとかはあんまり感じらませんでした。私にしてみれば不思議なテイストのお話です。

登場人物は
ミレーヌ(♂):記憶喪失、身元不明、最初人形と誤解されたくらいの美貌。
ガブリエル:芸能一家の次男坊。モデル、写真家、画家、小説家。今は休憩中。
パスカル:ガブリエルの飼い犬(ボルゾイ)。ミレーヌに懐く。
クロエ(♀):ガブリエルの元恋人。復縁したいと途中参戦。
ぐらいかな。
舞台はフランスの海岸沿いの別荘、パリ等です。

********* 以下は 内容に少し触れる感想

ガブリエルが、記憶のないミレーヌを大切に扱うので、すり込みされたかのように、ミレーヌがガブリエルを好きになっていくのは分かるし、ガブリエルが絆されたのか?ミレーヌを抱くのも分からなくはないのですが、萌え~ の方向にシンクロできなかったです。設定は面白かったんですけど。。。。
そのため中立よりという評価にしました。ガブリエルがミレーヌを好きになるトリガーに、もうちょっと同調できるような何かが欲しかったなあ・・

2

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