傲慢皇子と叛逆の花嫁

gouman ouji to hangyaku no hanayome

傲慢皇子と叛逆の花嫁
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神14
  • 萌×215
  • 萌4
  • 中立1
  • しゅみじゃない3

15

レビュー数
2
得点
143
評価数
37
平均
4 / 5
神率
37.8%
著者
 
イラスト
 
媒体
BL小説
出版社
心交社
レーベル
ショコラ文庫
発売日
価格
¥690(税抜)  
ISBN
9784778123512

あらすじ

超帝国カルナ=クルスの皇子レオスの成人を祝う舞踏会の夜、女たらしの小国の王子ノアは、レオスの許嫁をうっかり寝取ってしまう。
死罪も覚悟したノアに、冷たい美貌と恐ろしく尊大な態度のレオスが命じたのは、純潔でなくなった許嫁に代わり妃になること。
なんとカルナ=クルスには男を孕ませる秘術があるというのだ。
母国のために嫌々受け入れたノアは、精霊の前でレオスに犯され、後戻りできない程の快楽に怯えるが――。

表題作傲慢皇子と叛逆の花嫁

レオス・アマルナ・カルナ=クルス、超帝国カルナ=クルスの皇子、20
ノア・コルト・ツァル・ソウラ、女たらしの小国の王子、23

その他の収録作品

  • あとがき

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レビュー投稿数2

イケメン花嫁と傲慢旦那の、かっこいい夫婦

女好きで女たらしがウッカリで花嫁になってしまうファンタジーです。

「花嫁」モノのファンタジーはいくつか読んできましたが、この作品は一風変わった感じがしたのは、受けのノアが、「女好き」「女たらし」の属性が遺伝子レベルで組み込まれているからでしょうか?
作品の雰囲気次第では、ノアは攻めキャラになってもおかしくない程の「たらし」です。
ですが、ウッカリと攻めのレオスの婚約者の姫に手を出してしまって運命は変わってしまいます。

ノアは攻めになってもおかしくない、と書きましたが、妃になってから初めてのエッチではとても色っぽい受けに開花します。
その後、後宮に入れられ、後宮に居る女性達に「女性らしい」攻撃されます。
そりゃそうですよね、「男」が妃になったのですから。嫉妬されます。
ですが、ノアの遺伝子レベルの「女好き」「女たらし」がここで上手い具合に発揮されます。
後宮の女性達全員を味方にしたシーンは見事でしたね。
受けには必要ないスキルだと思います、ですがそれがこの作品の面白さの一つかと思います。

その後のノアは、やはり「妃」らしいとは言えない数々の行動(行為と言う名の暴走とも言えるかと)を起こします。
そんなノアに振り回される事がないレオスの傲慢っぷりも見事ですが、何度かノアの手中にはまってしまう事も。
レオスの傲慢っぷりをも制御するノアの行動の数々は、ノアのこれまでの生き方の表れだと思います。
上からではなく、下からの目線を持つノアだからこそ、レオスも手中にし、時には実力行使で制御できるのかと思います。
そんな二人だからこそ互いが「最高のパートナー」と言えるのかと思いました。
レオスと対等の目線で、時には剣をも手にし、共に闘うノアの男前さは本当にかっこいいと思いました。
ですが、そのかっこよさが「受け」としての最高のスパイスなんですよね。

二人のエッチは……はい、エロかったです。
イラストも大胆な構図でエロかったです、ごちそうさまです。
このノアとレオスの駆け引きと、エロさのバランスはとても美味しかったです。

ここでご注意なのは、以下ネタばれになりますが、
ノアが妊娠できる身体になってしまう、という事です。
出産のシーンはありませんが、妊娠するかもと少し不安になるノアの心情や、身体的な変化が描かれています。
男性の身体で妊娠が苦手、という方はご注意ください。
私は、妊娠できる身体になってしまったノアが、色気振りまいて、エッチシーンでも感じまくっている所もあって、結構好きでした。

エピローグでレオス視点が描かれます。
このエピローグで、なぜ男のノアが妃に選ばれてしまったのかが判明するのですが、あえてエピローグで原点に戻るというのは、二人の今後の結びつきの強さを予想させ、そして良い具合に余韻を持たせてくれる良い構成だと思いました。
本当に素敵な、そして二人ともかっこいい男前の良い夫婦だと思いました。

後半は少し急ぎ足かな、と思いましたが、読みごたえもあり、爽快感も感じさせる、読んでいてとても爽快感のある「花嫁」モノだと思いました。

3

色々規格外

剣に魔法に精霊と言った、ハイファンタジーの世界です。
・・・なのですが、色々規格外な受けが大変楽しい一冊。作者さん曰く『嫁を探す旅に出たら「お前が嫁だよ!!」と言われちゃう話』との事。「嫁」と言う単語から連想するにはほど遠い受けに、笑ったりホレボレしたりととても楽しく読めました。


内容です。
大国の皇子・レオスの成人を祝う舞踏会で、女たらしの小国の王子・ノアは、うっかり彼の許嫁を寝盗ってしまいます。代償として、純潔を失った許嫁に代わり、ノアが花嫁になる事に。
実は、レオスの国には男を孕ませる秘術があって-・・・と言うものです。


こちら、出産はありませんが、妊娠ものではあります。王家に伝わる秘術を行うと、下腹部に円形の紋様が浮かび上がり、精霊が見えたり妊娠可能になるというもの。また、秘術と言うのが神官達の前でのエッチです。
ノアにはちゃんと紋様が浮かび上がり、術式は発動したハズなのに、何故か彼には精霊の姿が見えず-。そんなおり、属国の反乱が起こってレオスは討伐のため留守に。その隙を狙うように蛮族の侵攻が・・・と、お話にストーリー性があってファンタジーとしても面白いのです。

しかし、こちらの作品の一番の魅力はキャラクター。
レオスは大国の王子と言う事で、とにかく傲慢なオレ様。そして意外とヤキモチ焼き。ノアを歯牙にも掛けない態度なのに、実は結構執着系なんですね。

あと、ノアですが、こちらは本当に規格外の受け。女たらしの女好きで、後宮に入れば美女ばかりとウハウハする。お約束どおり、その後宮の美女達からは陰険な仕打ちを受けたりするのですが、彼にとっては女性は絶対的存在。あくまで敬う態度を崩さず、歯の浮くような台詞を並べ立てて本気で褒め称えます。そんな彼の人となりに、美女達が敵意を解いて、受け入れられていくのに爽快感を持つんですよね。
まぁ、一見チャラくて軽薄っぽく見えるのですが、実は人を惹きつける人間的魅力があるタイプとでも申しましょうか。

そんな感じの、傲慢な執着系王子と男前で強気な王子との、ケンカップルと言った感じの花嫁もの。なんだかんだ言い合いつつ、互いに心を許して惹かれ合っていく過程にも萌えました。

あとですね、毎回石田先生のイラストを見るたびに思いますが、今回も凄いです。表紙もなかなか凄いですが、口絵カラーもこれまた凄い事になってます。なんかホント、凄いという言葉しか出て来ないのですが・・・。まぁ、表紙をめくったらビックリして下さい!

若干エピソードを詰め込みすぎて、中盤が中だるみ気味な気もしますが、個人的には好みのお話でとっても楽しく読めました!








11

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