表題作優しい男

飛滝惣三郎,天才俳優,30歳
篁音彦,三年目の新人俳優,24歳

あらすじ

徳間書店 Chara文庫「顔のない男シリーズ」番外編第一弾。
商業誌未収録作品。

作品情報

作品名
優しい男
著者
剛しいら 
媒体
小説
サークル
ごじらん堂本舗 <サークル>
ジャンル
オリジナル
シリーズ
顔のない男
発売日
5

(2)

(2)

萌々

(0)

(0)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
10
評価数
2
平均
5 / 5
神率
100%

レビュー投稿数1

オフの二日間

「顔のない男」シリーズの番外編です。

二作目「見知らぬ男」で音彦が主演する「葉山孝太郎」シリーズも三本目の撮影になりますが、わざとNGを出してくる共演者に音彦はいらだち、飛滝に愚痴ってしまいます。明日からの二日間がオフだという音彦に、飛滝がちょっと昔の執事に扮して、お坊ちゃまである音彦の世話をするという話でした。

音彦に現実を忘れさせて疲れを癒しているのかと思ったら、実は更に…というのが素敵でした。

音彦の視点なので、飛滝が本当は何を考えているのかは分かりません。ですが、音彦が飛滝に愛されている、大切にされていると伝わってきて素敵でした。あとは、ベッドでは演技を放棄した二人が微笑ましかったですし、飛滝を日常に戻す魔法の言葉も良かったです。大好きです。

2

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